ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 テープバックアップ連携編 13.3 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(R) 2003/Microsoft(R) Windows Server(R) 2008-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX- |
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第1章 AdvancedCopy Managerテープバックアップの概要 | > 1.6 AdvancedCopy Managerテープバックアップにおけるサポートデバイスについて |
PRIMECLUSTER GDS(以降、GDSと記します)/SafeDISKは、主にディスク装置間のミラーリング機能を持ったソフトウェアです。
AdvancedCopy Managerテープバックアップでサポートする運用は以下です。
スライス単位の運用
[Solarisの場合]
/dev/sfdsk/(クラス名)/dsk/(ボリューム名):(sdxinfoのDEVNAMの値)
[Linuxの場合]
/dev/sfdsk/(クラス名)/dsk/(ボリューム名):(デバイス名)
ボリュームを構成するデバイス名は、以下のいずれかを使用します。
sdxinfoのDEVNAMの値
以下に、スライス単位の運用で、sdxinfoのDEVNAMの値を使用した例を記載します。
例)/dev/sfdsk/class1/dsk/volume1:sda
クラス名:class1
ボリューム名:volume1
デバイス名:sda(sdxinfoのDEVNAMの値)
sdxinfoのDEVNAMの値が指すudev機構により生成するデバイス名(udevデバイス名)
以下に、スライス単位の運用で、udevデバイス名を使用した例を記載します。
例)/dev/sfdsk/class1/dsk/volume1:/dev/disk/by-id/scsi-3600e000000cb00000000000100020000
クラス名:class1
ボリューム名:volume1
デバイス名:/dev/disk/by-id/scsi-3600e000000cb00000000000100020000(sdxinfoのDEVNAMの値が示すudevデバイス名)
udevデバイス名が存在する環境では、udevデバイス名を優先して使用します。udevデバイス名はby-id名が使用可能です。udevデバイス名を使用する場合で、by-idが生成されていない場合は、by-idを生成してください。by-path名のみを生成した環境でテープバックアップオプションによるバックアップ運用を行う場合は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Linux版)』の「情報取得モード設定コマンド(stgxfwcmsetmode)」にて従来形式(互換デバイス名)に変更してください。
udevデバイス名が存在する環境であっても、sdxinfoのDEVNAMの値を使用して運用する場合には、デバイス情報取得/反映処理の前に、udevデバイス名を使用しないように、情報取得モードを変更してください。
詳細は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Linux版)』の「情報取得モード設定コマンド(stgxfwcmsetmode)」を参照してください。
[Windowsの場合]
ディスククラス名/ミラーボリューム:g?d?p?
論理ボリューム単位の運用は行えません。
サポートするOSは、Solaris、Linuxです。
Linuxの場合の注意事項
以下、PRIMECLUSTER GDS/SafeDISKのSDXオブジェクトをテープバックアップオプションで使用する場合の注意事項です。
udevデバイス名を使用する場合には、by-id名を使用するようにしてください。
by-id名が生成されていない場合には、by-id名が生成されるように設定を変更してください。by-pathでの運用は行えません。
ETERNUSマルチパスドライバが導入されていない環境で、udevデバイス名を使用する場合、以下に注意してください。
by-id使用時のディスク交換の場合、udevデバイス名が変更になる可能性があります。udevデバイス名が変更になった場合、「デバイス構成の変更」の手順による対応が必要となります。
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