R/3 ジョブ連携 動作設定ファイルのパスとして設定するのは、r3job.confファイルのパスです。環境変数名「R3JOB_CONF」にパスを設定します。パスの設定は、r3job.confファイルを作成したSystemwalker Operation Manager サーバ上で行います。パスの設定方法は、UNIX版とWindows版では異なります。
UNIX版の場合
パスは、以下のいずれかのユーザの環境変数を定義するファイル(.profile、.login)に設定してください。
システム管理者
セション開設用情報名と同じ名称のグループに所属するユーザ
以下の例では、r3job.confファイルが/export配下にある場合を想定しています。
例) sh またはksh を使用している場合、.profile に以下のパスを追加します。
R3JOB_CONF=/export/r3job.conf |
例) csh を使用している場合、.login に以下のパスを追加します。
setenv R3JOB_CONF /export/r3job.conf |
Windows版の場合
パスは、Administrators グループに属するユーザを使用して、r3job.confファイルのパスをシステム環境変数に設定します。
パスをシステム環境変数に設定する手順の概要は以下のとおりです。詳細を知りたい方は、Windowsのオンラインヘルプを参照してください。
[システムのプロパティ]ダイアログボックス-[環境変数]ダイアログボックスの表示
Windowsの[コントロールパネル]から[システム]を選択します。表示された[システムのプロパティ]ダイアログボックスの[詳細設定]シートをクリックすると、[システムのプロパティ]ダイアログボックス-[詳細設定]シートが表示されます。[環境変数]ボタンをクリックすると[環境変数]ダイアログボックスが表示されます。
パスをシステム環境変数に設定
[環境変数]ダイアログボックスで、[システム環境変数]内の[新規]ボタンを選択し、[新しいシステム変数]ダイアログボックスを表示します。[新しいシステム変数]ダイアログボックスで、[変数名]に“R3JOB_CONF”、[変数値]にr3job.confファイルのフルパス(ファイル名を含む)を入力して[OK]ボタンを選択すると、設定したシステム環境変数が[システム環境変数]一覧に追加されます。追加されたシステム環境変数が正しいことを確認して、[OK]ボタンを選択します。設定内容を反映するためには、Windowsを再起動する必要があります。
以上で、R/3 ジョブ連携 動作設定ファイルのパス設定は完了です。