Ajaxフレームワーク ユーザーズガイド
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第3章 通信フレームワーク

3.2 Apcoordinator連携機能

Apcoordinator連携機を利用すると、Webブラウザ上のJavaScriptからApcoordinatorのビジネスクラスを呼び出すことができます。

Apcoordinatorのビジネスクラスを呼び出すには、以下の2つの方式があります。

データBean共は、AjaxフレームワークアプリケーションとApcoordinatorアプリケーションとで、データBeanを共有するための機能です。データBeanを共有することにより、Apcoordinatorアプリケーションで利用するデータBeanの情報を、Ajaxフレームワークアプリケーションで更新することができます。

以下に、それぞれのApcoordinatorのビジネスクラスを呼び出す手を示します。

データBeanを共有しない場合

[図:ビジネスクラスを呼び出す手順(データBean共有なし)]

  1. データBeanとビジネスクラスの作成
    Apcoordinator用のデータBeanとビジネスクラスを作成します。ビジネスクラスには、ビジネスロジックを記述します。作成したデータBeanには、クライアントから送信されたデータが格納されます。
    詳細は、“データBeanとビジネスクラスの作成”を参照してください。
  2. データBean情報の指定
    データBean情報(ID、クラス名、ライフサイクル)をAjaxフレームワーク環境定義ファイルに指定します。
    詳細は、“データBean情報の指定”を参照してください。
  3. ビジネスメソッドの実行
    JavaScriptのAPIを利用して、モデルオブジェクト、データBean ID、およびコマンド名をサーバに送信します。
    詳細は、“ビジネスメソッドの実行”を参照してください。

データBeanを共有する場合

[図:ビジネスクラスを呼び出す手順(データBean共有あり)]

  1. データBeanとビジネスクラスの作成
    ApcoordinatorアプリケーションとデータBeanを共有し、ビジネスクラスを作成します。ビジネスクラスには、ビジネスロジックを記述します。共有したデータBeanには、クライアントから送信されたデータが格納されます。
    詳細は、“データBeanとビジネスクラスの作成”を参照してください。
  2. ビジネスメソッドの実行
    JavaScriptのAPIを利用して、モデルオブジェクト、データBean ID、およびコマンド名をサーバに送信します。
    詳細は、“ビジネスメソッドの実行”を参照してください。

下へ3.2.1 データBeanとビジネスクラスの作成
下へ3.2.2 データBean情報の指定
下へ3.2.3 ビジネスメソッドの実行
下へ3.2.4 データBean共有の注意事項

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