スケジュールジョブの前回履歴(標準出力および標準エラー出力)を参照する方法について説明します。標準出力および標準エラー出力の内容は、[監視-ジョブ]ウィンドウ-[前回履歴]シートを使って参照することができます。
[監視-ジョブ]ウィンドウ-[前回履歴]シートの表示方法、および表示内容について説明します。
操作手順
[監視-ジョブ]ウィンドウ-[前回履歴]シートの表示
[ジョブネットの監視]ウィンドウで対象ジョブをダブルクリックするか、または対象ジョブを選択した後、[ファイル]メニューから[プロパティ]を選択します(または、右クリックによるポップアップメニューから[プロパティ]を選択します)。
[前回履歴]シートの選択
[監視-ジョブ]ウィンドウで[前回履歴]シートを選択します。
図8.3 [監視-ジョブ]ウィンドウ-[前回履歴]シート
前回実行時の開始時刻です。
前回実行時の終了時刻です。
前回実行時の終了コードです。
実行属性がジョブ実行制御属性とInterstage属性において、ジョブネット内のジョブで実際の終了コードが256以上の場合は、実際の終了コードの値が以下のように表示されます。ただし、子ジョブネットの場合には表示されません。
255(実際の終了コード)
ジョブが終了状態の場合、終了コードの意味が表示されます。ただし、子ジョブネットの場合には表示されません。
可変パラメタ起動で指定したパラメタ情報が表示されます。
前回実行時の標準出力/標準エラー出力が表示されます。子ジョブネットの場合は、何も表示されません。
出力情報に表示されている内容をすべてコピーします。
フォントダイアログボックスが表示されます。
参考
スケジュールジョブの前回履歴は、[ジョブの出力情報]ウィンドウでも参照することができます。[ジョブの出力情報]ウィンドウは、[ジョブネットの監視]ウィンドウで対象ジョブを選択し、[ファイル]メニューから[出力情報]を選択すると表示されます(または、右クリックによるポップアップメニューから[出力情報]を選択します)。
参考
Systemwalker Centric Managerと連携し、ジョブネットの実行状態をSystemwalker Centric Managerで監視している場合に、イベント監視のメール送信アクションを利用して、異常終了の通知と同時にスケジュールジョブの前回履歴の情報を送ることもできます。
詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”および“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”の“jobschgetoutput ジョブ出力取得コマンド”を参照してください。