スケジュールジョブの実行結果の履歴を参照する方法について説明します。履歴情報は、ログファイル(jobdb1.log/jobdb2.log/jobdb3.log)の内容を、[ジョブの履歴]ウィンドウを使って参照することができます。
ジョブの履歴ウィンドウの表示方法、および表示内容について説明します。
操作方法
[ジョブの履歴]ウィンドウの表示
以下のいずれかの操作によって、[ジョブの履歴]ウィンドウを表示します。
[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウで、対象ジョブネットを選択します。次に[ツール]メニューから[ジョブ履歴]を選択します。
[ジョブネットの管理]ウィンドウで、対象ジョブネットを選択します。次に[ツール]メニューから[ジョブ履歴]を選択します。
[ガントチャート]ウィンドウで、対象ジョブネットを選択します。次に[ツール]メニューから[ジョブ履歴]を選択します。
[ガントチャート]ウィンドウで履歴表示をしている場合、対象ジョブネットの名前をダブルクリックします。
図8.2 [ジョブの履歴]ウィンドウ
ジョブ履歴の表示形式
ジョブ(コマンド)の履歴表示の形式は以下のとおりです。
西暦/月/日 時:分:秒 JOB ホスト名 ジョブネットID,プロジェクト名, |
ジョブ名が省略された場合は、コマンドが表示されます。
ジョブネットの実行属性が“旧バージョン互換(旧・標準)”の場合、ジョブネットIDに代わりプロセスグループIDが表示されます。【UNIX版】
(例)
1996/04/21 19:00:05 JOB SERVER NET00001,営業PRJ,jobnet20,JOB_1,comment started. |
ジョブネットの開始/終了に関する履歴表示の形式
ジョブネットの開始/終了に関する履歴表示の形式は以下のとおりです。
西暦/月/日 時:分:秒 NET ホスト名 ジョブネットID,プロジェクト名, |
ジョブネットの実行属性が“旧バージョン互換(旧・標準)”の場合、ジョブネットIDに代わりプロセスグループIDが表示されます。【UNIX版】
ジョブネットの起動時に指定された可変パラメタがある場合、追加情報に以下の形式で表示されます。
VPARAM="可変パラメタ";
(例)
1996/04/21 19:00:04 NET SERVER NET00001,営業PRJ,jobnet20,POS管理 started.,VPARAM="BBB" |
子ジョブネットの開始/終了に関する履歴表示の形式
子ジョブネットの開始/終了に関する履歴表示の形式は以下のとおりです。
西暦/月/日 時:分:秒 NJB ホスト名 親ジョブネットID,プロジェクト名, |
(例)
1996/04/21 19:00:04 NJB SERVER NET00001,営業PRJ,Pjobnet,cjobnet,POS管理 started. |
注意
ホスト名について
[ジョブの履歴]ウィンドウのホスト名には、ジョブネットを実行したホスト名が表示されます。ホスト名が16バイトより長い場合は、ホスト名の先頭16バイトが表示されます。
注意
ジョブネットIDについて
ジョブネットIDが割り当てられていない場合、履歴表示のジョブネットIDの欄には、以下の文字が表示されます。
実行拒否の場合に表示されます。
スキップの場合に表示されます。
メッセージの表示内容と意味
メッセージの表示内容と意味を以下に示します。
起動しました。
再起動しました。
正常終了しました。終了コードを表示します。
疑似正常終了しました。終了コードを表示します。
異常終了しました。終了コードを表示します。
強制終了しました。終了コード(256)を表示します。
再起動後に正常終了しました。終了コードを表示します。
再起動後に疑似正常終了しました。終了コードを表示します。
再起動後に異常終了しました。終了コードを表示します。
再起動後に強制終了しました。終了コード(256)を表示します。
ジョブがパス状態になりました。
ジョブネットまたはジョブが無効状態の時に起動条件が満たされました。
ジョブネットの実行が拒否されました。
ジョブネットまたはジョブの実行が中断されました。終了コード(239)を表示します。
“起動日のみ有効”を設定している子ジョブネットが、起動日でない(非起動日である)ため、起動しませんでした。