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Systemwalker Operation Manager  リファレンスマニュアル

17.4.3 アクション停止API

本項では、“アクション停止API”について説明します。

“アクション停止API”の一覧を以下に示します。

17.4.3.1 アクション停止API

アクションの停止API(Mp_StopAction)について説明します。

記述形式

long Mp_StopAction (unsigned char *AppName,
                          long handle)

機能説明

アクション管理サーバに依頼したアクションを停止します。

パラメタの説明

AppName

停止するアクションを要求した(アクション実行用のAPIに指定した)呼び出し元のアプリケーション名のアドレスを指定します。

handle

停止するアクションの管理番号(アクション実行用のAPIの復帰値)を指定します。

復帰値

復帰値

意 味

対 処

0

停止処理を行います。

-

MPACT_NOTACTION

指定されたアクションは存在しません(既に終了している)。

-

MPACT_NOTSTOP

実行中のため、停止できません。

既に実行中のため停止できません。

MPACT_NOTACCESS

停止する権限がありません

Administrator権限で実行してください。

MPACT_PARAMERR

パラメタエラーです。

パラメタに誤りがないか確認してください。

MPACT_NOMEMORY

メモリ不足です。

ページファイルのサイズを拡張するか、メモリを増設してください。

MPACT_NOTMOVE

アクション管理サーバが起動されていません。

サービスSystemwalker MpAosfBが起動されていることを確認してください。

MPACT_COMFAIL

アクション管理サーバとの通信に失敗しました。

サービスSystemwalker MpAosfB、およびSystemwalker MpAosfXが起動されていることを確認してください。

MPACT_SYSERR

アクション管理サーバでエラーが発生しました。

イベントログ/SYSLOGに出力されたメッセージを参照しエラーを取り除いた後、Systemwalkerを再起動してください。エラーを取り除き、Systemwalker を再起動しても再現する場合は、保守情報収集ツールを使用し[イベント監視]の資料を採取して、富士通技術員に連絡してください。

MPACT_NOTDLL

アクション要求用DLLがロードできません。

以下のフォルダにアクション管理に必要なファイルf3crhxac.dllがあるか確認してください。
Systemwalkerのインストールディレクトリ¥mpwalker¥bin
存在しない場合は、Systemwalkerを再インストールするか、保守情報収集ツールを使用し[イベント監視]の資料を採取して、富士通技術員に連絡してください。

MPACT_EXCEPT

不当な領域のアドレスが指定されました。

内部論理異常が発生しています。保守情報収集ツールを使用し資料を採取して、富士通技術員に連絡してください。

プログラム例

アクション停止APIのプログラム例を以下に示します。


#include "f3crhxac.h"

unsigned char *AppName = "実行API" ;     // アクション実行APIに指定したアプリ名
long handle            = 1 ;             // アクション実行APIの戻り値
long lrc ;

lrc = Mp_StopAction(AppName,handle) ;
if ( lrc != 0 ) {
    /* エラー処理 */
}

/* 正常終了 */