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Systemwalker Operation Manager  リファレンスマニュアル

15.3.4 exec文

記述形式

exec プログラム名 [引数…]

機能説明

実行するプログラムやバッチファイル名【Windows版】/シェルスクリプト名【UNIX版】と引数を指定します。

オペランド

プログラム名

実行するプログラム名を指定します。バッチファイル名【Windows版】/シェルスクリプト名【UNIX版】を指定することもできます。

引数…

実行するプログラムに引数を渡す場合、プログラム名と引数の間に1つ以上の空白を置きます。

引数は空白で区切ることにより、複数個指定することができます。

引数に空白を含む場合などは、引数を一対の引用符(‘’または“”)で囲んでください。

引数として&nを指定した場合、qsubコマンドで指定した引数がプログラムに渡ります。この時のnは、qsubコマンドで指定した引数の何個目かを指定します。

ネットワークジョブを実行する場合

ネットワークジョブを投入する場合は、プログラム名および引数を以下の形式で指定します。

mjsrjob.exe [-r リトライ回数]  (注)

注)

mjsrjob.exe は、ファイル名のみ記述してください(フルパスで記述する必要はありません)。

-r リトライ回数

ネットワークジョブの実行依頼中(コマンドconnect,sendおよびexecuteの実行中)に回線異常が発生した場合にリトライを行います。この時のリトライ回数を、1~20の範囲で指定します。

なお、executeコマンド処理中については、ジョブの実行依頼処理が終了した後の、ジョブの実行完了を待っている状態において回線異常が発生した場合は、リトライは行われません。

ジョブ投入時に、[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウ([ジョブ情報編集/投入]ウィンドウ)で拡張情報としてリトライ処理を指定した場合、または、qsubコマンドでリトライオプションを指定した場合は、それらの指定が優先されます。

記述例

【Windows版】

exec appl01.exe gyoumu1 &1 &2 &3

appl01.exe:実行プログラム名

【UNIX版】

exec script1 gyoumu1 &1 &2 &3

script1:シェルスクリプト名
  
gyoumu1:第1引数
&1:qsubコマンドで指定した第1引数
&2:qsubコマンドで指定した第2引数
&3:qsubコマンドで指定した第3引数