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Systemwalker Operation Manager  リファレンスマニュアル

7.21 mjdjstat 分散実行の状態表示コマンド

記述形式

mjdjstat [-sys サブシステム番号] [hostgroup-name...]
                          (注)

注)

“[-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EEのオプションです。

機能説明

mjdjstatは、以下の分散実行情報を表示するコマンドです。

オプション

Enterprise EditionGlobal Enterprise Edition-sys サブシステム番号

複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。

オペランド

hostgroup-name

状態を表示するホストグループ名を指定します。複数指定する場合は、半角空白で区切ります。ワイルドカードは使用できません。

hostgroup-nameが指定された場合、指定されたホストグループに関する情報のみ表示します。hostgroup-nameが省略された場合、すべてのホストグループに関する情報を表示します。

ホストの状態

ホストには以下の状態があります。

ACT

ジョブを投入する分散実行先サーバの対象とみなされるホストの状態です。以下のいずれかの状態になっているホストが対象です。

  • ジョブ実行制御の運用が開始されてから、実行先として一度もジョブが投入されていない

  • 前回ジョブを投入した結果、投入できた

  • 前回ジョブの投入を試みた結果、DOWN状態だったが、DOWNを検知してから約10分以上経過した

DOWN

ジョブを投入する分散実行先サーバの対象とみなされないホストの状態です。ジョブの投入を試みた場合に、分散実行先サーバがダウンしていることを検知した時は、最大10分間この状態になります。

NA

本コマンドを実行したサーバのジョブ実行制御が停止中のため、状態が取得できません。

復帰値

復帰値

0

コマンド処理が正常に終了しました。

0以外

コマンド処理が正常に終了しませんでした。エラーメッセージが出力されます。

コマンド格納場所

Windows

Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ¥MpWalker.JM¥bin

Solaris

/opt/FJSVMJS/usr/bin

HP-UX

/opt/FHPMJS/usr/bin

AIX

/opt/FAIXMJS/usr/bin

Linux/Linux for Itanium

/opt/FJSVMJS/usr/bin

表示例

ホストグループ“djgroup1”と“djgroup2”の情報を表示する例を、以下に示します。

C:¥>mjdjstat djgroup1 djgroup2
hostgroup = djgroup1
  hostname = djhost11
    maxexec = 20  state = ACT    run = 2
  hostname = djhost12
    maxexec = 3   state = ACT    run = 0
  hostname = djhost13
    maxexec = 5   state = ACT    run = 0
hostgroup = djgroup2
  hostname = djhost21
    maxexec = 10  state = ACT    run = 1
  hostname = djhost22
    maxexec = 10  state = ACT    run = 1

注意事項