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Systemwalker Operation Manager  リファレンスマニュアル

6.15 stemsetdbpath クラスタ用DBディレクトリ変更コマンド【Windows版】

記述形式

stemsetdbpath {-p | dbpath [-n] [-r] [-sys サブシステム番号]}

機能説明

スケジュール分散機能のデータベースディレクトリを変更します。クラスタ環境において、スケジュール分散機能のデータベースディレクトリを共有ディスク上に再配置する場合に使用します。

運用系で実行する場合は、“-n”オプションを指定せず、スケジュール分散機能のデータベースディレクトリの登録情報の変更と複写をします。待機系で実行する場合は、“-n”オプションを指定し、登録情報のみを変更します。

オプション

-p

現在設定されているデータベースディレクトリを表示します。

dbpath

移動先データベースディレクトリをフルパスで指定します。指定されたディレクトリにstemDBn(n:サブシステム番号)を付加し、スケジュール分散機能のデータベースディレクトリを移動します。

-n

データベースディレクトリの登録情報のみを変更する場合に指定します。省略した場合、移動先ディレクトリにデータベースを移動します。

-r

データベースディレクトリの変更前に、データベースを退避します。変更前のディレクトリと同一ディレクトリにstemDBn.local(n:サブシステム番号)を作成し、データベースを退避します。省略した場合、データベースは退避されません。

-sys サブシステム番号

データベースディレクトリを変更するサブシステム番号を0から9の範囲で指定します。省略時は、サブシステム0が対象となります。

復帰値

0:

正常終了

0以外:

異常終了

コマンド格納場所

Windows

Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ¥mpwalker.jm¥bin

実行に必要な権限/実行環境

システム管理者(Administratorsグループに属するユーザ)の権限が必要です。

注意事項

ジョブスケジューラサービスを停止した環境で実行してください。

使用例

実行結果/出力形式

正常終了 :

異常終了 : エラー内容が標準出力に表示されます。