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Systemwalker Operation Manager  リファレンスマニュアル

5.11 jobschprint -p(-P)コマンド

記述形式

jobschprint {-p|-P} [-long] [-sys サブシステム番号]    (注)

注)

“[-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EE/GEEのオプションです。

機能説明

登録されているジョブについて、現在の状態を出力します。

オプション

-p|-P

コマンドの実行ユーザが参照できるジョブについて現在の状態を出力します。

-long

出力項目“Job Net”を最大値まで出力します。

Enterprise EditionGlobal Enterprise Edition-sys サブシステム番号

複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。

コマンド格納場所

Windows

Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ¥MpWalker.JM¥bin

Solaris
HP-UX
AIX
Linux
Linux for Itanium

/usr/bin

出力項目の説明

出力項目について説明します。

User Name

jobschprintコマンドの実行ユーザ名です。

Project Name

プロジェクト名です。

Job Net

ジョブネット名です。

先頭から8バイト分まで表示します。-longオプションを指定した場合は、50バイト分すべて表示します。

Job Name

登録されているジョブです。ジョブとして登録されているコマンド(コマンド名、バッチファイル名/シェルスクリプト名、プログラム名またはジョブ実行制御のJCL名)です。実行属性が“Interstage”の場合は、ワークユニット名です。

子ジョブネットをジョブとして出力する場合には、子ジョブネットのジョブネット名を出力します。

先頭から24バイト分まで表示します。なお、-longオプションを指定した場合は、300バイト分すべて表示します。

Global Enterprise Edition登録されているグローバルサーバジョブの業務IDまたはホストのジョブ名を表示します。

Status

ジョブの状態です。

子ジョブネットをジョブとして表示する場合には、子ジョブネットの状態を表示します。

以下に示した13種類の状態から選択表示されます。

Normal:

正常終了

Pseudo:

疑似正常

Abend:

異常終了

Forced:

強制終了

Execute:

実行中(子ジョブネットで状態が終了遅延の場合も、実行中として表示されます)

Delay:

実行遅延(子ジョブネット場合は実行遅延になりません)

Warning:

警告(子ジョブネットの場合のみ)

Wait:

実行待ち

Pause:

停止中

Disable:

無効状態

Pass & W:

実行待ちのジョブがパスされた状態

Pass & P:

停止中のジョブがパスされた状態

Pass & D:

無効状態のジョブがパスされた状態

[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウで疑似正常を無効にしている場合は、“疑似正常”状態は“正常終了”状態として表示されることに注意してください。

Start Time

ジョブの開始時刻です。

子ジョブネットをジョブとして出力する場合には、子ジョブネットの開始時刻を出力します。

End Time

ジョブの終了時刻です。

子ジョブネットをジョブとして出力する場合には、子ジョブネットの終了時刻を出力します。

Completion Code

ジョブの終了コードです。

子ジョブネットをジョブとして出力する場合には、子ジョブネットの終了コードを出力します。

注意事項【UNIX版】

使用例

jobschprint -p -sys 2

出力例

コマンドの出力結果“Job Status List”の例を以下に示します。