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Systemwalker Operation Manager  リファレンスマニュアル

Enterprise EditionGlobal Enterprise Edition3.3 calsetcluster カレンダ自動反映セットアップコマンド

記述形式

calsetcluster [-p] [-a] {-type クラスタシステムの形式}
calsetcluster -d
calsetcluster -v

機能説明

クラスタ導入時にカレンダ情報の自動反映機能を有効にするコマンドです。

本コマンドは、calregpathコマンドで共用ディレクトリの設定を行った後に実行します。【Windows版】

以下の情報が自動反映されます。

オプション

-p

本オプションを指定すると、SYSTEM_CALENDARのスケジュール情報、電源スケジュール情報、終了監視情報が反映の対象から外れます。省略した場合は自動反映の対象となります。

これらの情報を反映させるには、更新を行った反映元のサーバと反映先のサーバで共にこれらの情報の更新を許可する設定(-pオプションなし)になっている必要があります。

注意

電源制御の方法が以下の状態になっている環境では、必ず本オプションを反映対象の全サーバで指定してください。

  • 一括電源制御を使用した運用の場合

  • 情報反映先の全サーバ間で、電源制御設定の内容が統一されていない場合

-a

本オプションを指定すると、サービス・アプリケーション/アプリケーション起動の情報が反映の対象から外れます。省略した場合は自動反映の対象となります。

サービス・アプリケーション/アプリケーション起動の情報を反映させるには、更新を行った反映元のサーバと反映先のサーバで共にこの情報の更新を許可する設定(-aオプションなし)になっている必要があります。

-type クラスタシステムの形式

本オプションを指定すると、自動反映機能が有効になります。運用を行うクラスタ形式に合わせて下記のように指定します。

[-type s]

1:1 運用待機

[-type n]

N:1 運用待機

[-type e]

2ノード相互待機

[-type r]

フェールオーバリング

[-type d]

ランダム

[-type c]

カスケード

-d

本オプションを指定すると、自動反映機能を無効にします。

注意

クラスタシステムでSystemwalker Operation Managerをアンインストールする場合は、アンインストールを行う前に自動反映機能を無効にしてください。自動反映機能を無効にせずにアンインストールを行った場合は、以下のシンボリックリンクが残るので、手動で削除してください。【UNIX版】

Solaris版 : /etc/rc3.d/S28JMCAL

HP版: /sbin/rc3.d/S28JMCAL

Linux版/Linux for Itanium版: /etc/rc3.d/S28JMCAL

AIX版: シンボリックリンクは作成されません

-v

現在の設定内容を表示します。

復帰値

復帰値

意味

0

正常終了

1

異常終了

コマンド格納場所

Windows

Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ¥MpWalker.JM¥bin

Solaris

/opt/FJSVjmcal/bin

HP-UX

/opt/FHPjmcal/bin

Linux/Linux for Itanium

/opt/FJSVjmcal/bin

AIX

/opt/FAIXjmcal/bin

注意事項