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Systemwalker Operation Manager  リファレンスマニュアル

Enterprise Edition3.2 calregpath カレンダ自動反映の共用ディスクディレクトリ登録コマンド【Windows版】

記述形式

calregpath -add {-sys サブシステム番号 | -all} [-pm] -p 共用ディスクのディレクトリ
calregpath -del {-sys サブシステム番号 | -all}
calregpath -ref

機能説明

本コマンドは、クラスタ運用を行う際、共用ディスク上のディレクトリのパス情報をカレンダサービスに登録、または、カレンダサービスに登録された情報を削除するときに使用します。登録する情報は、クラスタの運用形式により異なります。

クラスタを構成する各ノード上でそれぞれ実行する必要があります。

オプション

-add

共用ディスク上のディレクトリを登録します。

本オプションを指定した場合、-sysオプションと-allオプションのいずれか、および、-pオプションを指定する必要があります。

-allオプションと-sysオプションは同時に指定できません。

-sys サブシステム番号

クラスタシステムの形式が1:1運用待機(サブシステムあり、一部クラスタ運用)または以下の相互待機系運用のときに、ジョブスケジューラでクラスタ対象としているサブシステムの番号を指定します。サブシステム番号のパス情報が編集されます。

本オプションはサブシステムの数だけ実行する必要があります。

-delオプション指定時に指定するときは、指定のサブシステム番号のパス情報が、初期状態に戻ります。

-all

クラスタシステムの形式が以下の待機系運用のときに指定します。

-delオプション指定時に指定するときは、登録したすべてのサブシステム番号のパス情報が初期状態に戻ります。

-pm

-addオプション指定時に使用します。

本オプションを指定した場合、変更前のディレクトリに格納されているデータを-pオプションで指定した先のディレクトリへ移行します。

クラスタ環境設定時に、データを共有ディスクへ移行する場合などに使用してください。省略した場合は、ディレクトリの参照先情報のみ更新されます。

本オプションを指定する場合は、現在設定されている参照先ディレクトリと-pオプションで指定されたディレクトリ先が共に参照可能な状態である必要があります。

-p 共用ディスクのディレクトリ名

クラスタ導入時に作成した、共用ディスク上のディレクトリを指定します。ディレクトリのパス名は255バイトまでの長さで指定します。-addオプションを指定した場合には必ず指定します。

-del

現在登録されているパス情報を初期状態に戻します。

-sysオプション、-allオプションのいずれかと組み合わせて使用します。

-ref

現在、登録されている共用ディレクトリのパス情報を標準出力に一覧表示します。

初期状態では、サブシステムごとに以下の初期情報が表示されます。

(n):サブシステム番号

復帰値

復帰値

意味

0

正常終了

1

異常終了

コマンド格納場所

Windows

Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ¥MpWalker.JM¥bin

注意事項