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Systemwalker Operation Manager  Job Designer説明書 操作編

2.3.3 制御文

ジョブネット定義CSVファイルは、ジョブネット制御文とジョブ制御文から作成されています。

各制御文について、説明します。

2.3.3.1 ジョブネット制御文情報

一括編集ワークシートまたは、Entryワークシートのジョブネット制御文情報を説明します。

処理条件欄やカレンダ情報欄を入力する場合、ラジオボタンがある項目は、マウスでクリックすることで入力可能になります。入力できない項目は、網掛けされ入力できません。下線の項目は必須入力項目ですので、省略できません。

Job Designerでサポートしている制御文は、以下の項目になります。

なお、設定項目の詳細は、“Systemwalker Operation Manager使用手引書”、“Systemwalker Operation Managerリファレンスマニュアル”を併せて参照してください。

ジョブネット名(jobnetname)  (必須入力)

ジョブネット名を50バイト以内で入力します。他のジョブネット名と重複しないでください。/、?、*、;、¥、"、<、>、|、:、,、半角空白、全角空白、仮名半角、改行およびユーザ定義文字は指定できません。

また、Systemwalker Operation Manager V12.0L10 または12.0以降の場合は、先頭または最後尾に「.(ピリオド)」は指定できません。

ジョブネット名称(jobnetcomment)  (必須入力)

ジョブネットの名称を100バイト以内で指定します。

"、半角空白、全角空白、仮名半角、改行およびユーザ定義文字は指定できません。

ジョブネット内ジョブ数(job)

ジョブ制御文情報に登録したジョブ数を自動計算して表示します。

ジョブは最大255個まで登録できます。

状態

ジョブネット/ジョブ操作による状態を選択することができます。無効、停止、未設定を選択できます。“未設定”が選択された場合、設定されていた状態は解除されます。

省略した場合は、状態は“未設定”となります。

<起動条件

時刻起動

単一起動(starttime)

ジョブネットの起動時刻を半角4桁24時間指定(0000~2359)で入力します。

[例1]午前9時5分  :0905

[例2]午後10時30分:2230

複数起動(multitime)

ジョブネットを一日に複数回起動する場合、時刻起動のセル内に起動時刻を半角4桁24時間指定(0000~2359)、コンマで区切って指定します。起動時刻は6個まで指定することができます。起動時刻を1個しか指定しなかった場合、単一起動として登録されます。複数起動は、グループに含まれるジョブネットでは指定できません。また、実行属性がINTSの場合、複数起動は指定できません。

[例]午前8時40分、午後1時、および午後5時30分に起動する場合:

        0840,1300,1730

終了予定時刻(alarmtime)

ジョブネットの終了予定時刻を半角4桁24時間指定(0000~2359)で入力します。時刻起動で複数起動を指定した場合は、指定できません。

[例1]午前9時5分  :0905

[例2]午後10時30分:2230

電源未投入時の処置(powermode)

ジョブネット起動予定時刻にSystemwalker Operation Managerが起動されていなかった時の処置をプルダウンメニューから選択します。ジョブネットの起動条件として「単一起動」以外が指定されている場合、および、ジョブネットがグループに含まれる場合は、「電源未投入時の処置」の指定値は無視されます。オペランドを省略した場合は、”RESET”となります。

RESET

Systemwalker Operation Managerが起動されてもジョブネットを起動しません。

SET

Systemwalker Operation Managerが起動された時にジョブネットを起動します。

IPL起動(iplstart)

ジョブスケジューラサービスの起動時にジョブネットを起動する場合に指定します。ラジオボタンをマウスでクリックすると、入力欄に“ON”と表示されます。

IPL起動は、グループに含まれるジョブネットでは指定できません。

起動時の処置(iplmode)

IPL時起動のジョブネットをジョブスケジューラサービス起動時ごとに起動するか、最初の1回のみ起動するかプルダウンメニューから指定します。オペランドを省略値した場合は、”EVERYTIME”になります。

EVERYTIME

ジョブスケジューラサービスが起動されるごとにジョブネットを起動します。

ONCE

1日に複数回ジョブスケジューラサービスが起動されてもジョブネットは最初の1回のみ起動します。

一定間隔(intervalstart)

ジョブネットを一定間隔で起動する場合、間隔起動のセル内に起動時刻、終了時刻、および起動間隔を指定します。起動間隔の指定範囲は1~240(分)です。なお、起動時刻および終了時刻は、日変わり時刻をはさんだ指定はできません。指定した場合、オペランドチェックでエラーになります。

[例1]午前10時から午後5時30分まで、60分間隔で起動

        1000,1730,60

    この場合、午後5時がジョブネットの最終起動時刻になります。

    午前10時から午後5時まで、60分間隔で起動の場合は、最終起動時刻は午後5時になります。

[例2]午前3時から午前10時まで、60分間隔で起動。日変わり時刻午前7時

        0300,1000,60 ←  エラーになります。

起動条件なし(noexecution)

ジョブネットの起動条件を設定しない場合に指定します。ラジオボタンをマウスでクリックすると、入力欄に“ON”と表示されます。

Systemwalker Operation Manager V10.0L20 または10.1以降で指定できます。

メッセージ起動(msgonly)

特定のメッセージ事象が発生した時だけジョブネットを起動する場合に指定します。

ラジオボタンをマウスでクリックすると、入力欄に“ON”と表示されます。

メッセージ起動時の処置(msgonlymode)

待ち合わせているメッセージ事象が1日複数回発生する場合に、メッセージ事象が発生するたびにジョブネットを起動するかどうかを指定します。なお、ジョブネットの起動条件が「メッセージ事象発生時のみ起動」以外を指定した場合、本オペランドは無視されます。

本オペランドで“ONCE”を指定した場合、起動条件で“ORD”および“BOT”を指定できません。オペランドを省略値した場合は、”EVERYTIME”になります。

EVERYTIME

待ち合わせているメッセージ事象が発生するたびにジョブネットが起動されます。

ONCE

待ち合わせているメッセージ事象が1日複数回発生しても、ジョブネットは最初の1回のみ起動されます。

Systemwalker Operation Manager V11.0L10 または11.0以降で指定できます。

開始予定時刻(msgstarttime)

メッセージ起動する場合のジョブネットの開始予定時刻を、4バイトのHHMM(時分)の形式で指定します。省略した場合、開始予定時刻は設定されません。なお、ジョブネットの起動条件が「メッセージ事象発生時のみ起動」以外を指定した場合、本オペランドは無視されます。「メッセージ起動時の処置」が“ONCE”の場合のみ指定可能です。

[例1]午前9時5分  :0905

[例2]午後10時30分:2230

Systemwalker Operation Manager V11.0L10 または11.0以降で指定できます。

実行予測時間(estimatetime)

ジョブネットの実行予測時間を、1~9999(分)の範囲で指定します。省略した場合、実行予測時間は指定されません。

Systemwalker Operation Manager V11.0L10 または11.0以降で指定できます。

運用指示(carryovermode)

ジョブネットを持ち越した場合の運用指示をプルダウンメニューから指定します。本オペランドは、スケジュール分散環境が構築され、運用日管理のスケジュールが行われている時に有効となります。オペランドを省略値した場合は、”CANCEL”となります。

CANCEL

ジョブネットを持ち越さず、自動的に打ち切りたい時の指示です。

OVER

持ち越しジョブネットを自動的に翌日へ持ち越す場合の指示です。翌日スケジュールされた同一ジョブネットは、持ち越したジョブネットが完了した時点でスケジュールされます。

PARALLEL

持ち越しジョブネットを自動的に翌日に持ち越す場合の指示です。翌日スケジュールされた同一ジョブネットは、持ち越したジョブネットの完了に関わらず、日変わり時刻の到来時にスケジュールされます。

ACTION

運用者の判断が必要なジョブネットの場合の指示です。当日内に実行することが必須のジョブネットの場合、無条件に持ち越さず、運用者が判断をした後でジョブネットの持ち越しを行います。当日内に実行できなかったジョブネットは翌日停止状態になります。

Windows版 Systemwalker Operation Manager V13.1.0 またはSolaris版Systemwalker Operation Manager 11.0以降で指定できます。

デフォルトホスト名(defaulthost)

ジョブ実行制御に依頼するジョブのデフォルトホストを64バイト以内で指定します。ジョブの制御文で依頼先ホスト名を省略した場合、デフォルトホスト名にジョブが投入されます。

"、,、半角空白、全角空白、仮名半角、改行およびユーザ定義文字は指定できません。

実行サーバがシステムダウンなどで使用できない時に第2候補のサーバへ実行依頼する場合は、“第1候補のホスト名;第2候補のホスト名”の形式で指定します。第2候補のホスト名として、自ホスト(接続先ホスト)を指定することはできません。記述形式を以下に示します。

[例]第1候補のホスト名;第2候補のホスト名

注意

第1候補および第2候補の実行サーバ指定時の注意事項

第1候補および第2候補の実行サーバを指定する場合の注意事項を以下に示します。

セミコロン“;”は、第1候補と第2候補のホスト名の区切り記号として認識されます。セミコロンを含んだホスト名は指定できません。

指定できるホスト名の長さは、第1候補、第2候補のホスト名、およびセミコロンを含めて64バイト以内です。

実行属性(execattr)

ジョブネットの実行の依頼先を、実行属性としてプルダウンメニューから指定します。オペランドを省略値した場合は、”JES”となります。

JES

ジョブネットの実行をジョブ実行制御に依頼する場合に指定します。

NORMAL

Systemwalker Operation Manager V5 互換用です。ジョブスケジューラでジョブの実行を制御する場合に指定します。

(Solaris/Linux系のみ有効)

INTS

ジョブネットの実行をInterstageに依頼する場合に指定します。

停止時刻(stoptime)

ジョブネットの「実行属性」が“INTS”の場合に、停止する時刻を、4バイトのHHMM(時分)の形式で指定します。省略した場合、停止時刻は指定されません。

[例1]午前9時5分  :0905

[例2]午後10時30分:2230

<メッセージ

メッセージ事象名(messagename)

ジョブネットの起動の契機となるメッセージ事象を指定します。メッセージ事象は12バイトまでの半角英数字で指定します。

,、;、:、半角空白、全角空白、仮名半角、改行およびユーザ定義文字は指定できません。

“;”区切りで最大70個まで指定できます。

待ち合わせ条件(messagemode)

メッセージ事象の待ち合わせ条件(AND/OR)をプルダウンメニューから指定します。オペランドを省略した場合は、”AND”になります。

AND

登録してあるメッセージ事象の全てが発生した場合に、ジョブネットを起動します。

OR

登録してあるメッセージ事象のうちどれかひとつでも発生した場合に、ジョブネットを起動します。

起動条件(messagemode)

メッセージ事象の起動条件をプルダウンメニューから指定します。オペランドを省略した場合、“UNC(起動条件なし)”になります。

「起動時刻との条件」として“ANDTIME”を指定した場合、または、ジョブネットがグループに含まれる場合は、「起動条件」として“ORD(ジョブネット実行中も有効)”“NOT(ジョブネット実行中も有効&起動日のみ有効) ”は指定できません。オペランドを省略した場合は、”UNC”になります。

ORD(ジョブネット実行中も有効)

ジョブネットが実行中に発生したメッセージ事象が有効となります。ジョブネットが終了次第、実行中にメッセージ事象が発生した回数分、再びジョブネットが起動されます。

ORDを指定しない場合、ジョブネットが実行中に発生したメッセージ事象は無効となります。

COG(起動日のみ有効)

ジョブネットの起動予定日に登録したメッセージ事象が発生した場合、ジョブネットを起動します。

BOT(ジョブネット実行中も有効&起動日のみ有効)

ジョブネットの起動予定日に登録したメッセージ事象が発生した場合、メッセージが発生した回数分ジョブネットを起動します。

UNC(起動条件なし)

起動条件を設定しない場合に指定します。

起動時刻との条件(messagemode)

ジョブネットの起動条件として、開始時刻とメッセージ事象の組み合わせをプルダウンから選択します。オペランドを省略した場合は、”ORTIME”になります。

ANDTIME

起動予定時刻が到来し、かつ、待ち合わせメッセージ事象が発生した時にジョブネットを起動します。ジョブネットの起動種別が“単一起動”の場合のみ有効となります。

ORTIME

起動予定時刻が到来した時、または、待ち合わせメッセージ事象が発生した時のどちらか一方の起動条件が満たされればジョブネットを起動します。

持ち越し処理(carryover)

日変わり時刻が到来した時の持ち越し処理の指定をします。起動時刻との条件に“ANDTIME"が指定されている場合、または、メッセージ起動が指定されている場合に指定できます。オペランドを省略した場合は、”RESET”になります。

RESET

日変わり時刻の到来時に、ジョブネットの持ち越し処理を行いません。

SET

日変わり時刻の到来時に、ジョブネットの持ち越し処理を行います。

Systemwalker Operation Manager V11.0L10 または11.0以降で指定できます。

<運用期間

有効期限開始日/有効期限終了日(enablestart/enableend)

ジョブネットを運用する期間を“YYYY;MM;DD”の形式で指定します。有効期限開始日を省略した場合、即日から有効期限終了日まで有効となります。有効期限終了日を省略した場合、有効期限開始日以降、有効となります。有効期限開始日、有効期限終了日共に省略した場合は、全ての日が有効となります。有効期限開始日は、有効期限終了日より後の日付を指定することはできません。

[例1]2004年12月 6日  :2004;12;6  または、2004;12;06

[例2]2005年 1月 3日  :2005;1;3   または、2005;01;03

無効期限開始日/無効期限終了日(disablestart/disableend)

ジョブネットを運用しない期間を“YYYY;MM;DD”の形式で指定します。無効期限開始日を省略した場合、即日から無効期限終了日まで無効となります。無効期限終了日を省略した場合、無効期限開始日以降、無効となります。無効期限開始日、無効期限終了日共に省略した場合は、全ての日が有効となります。無効期限開始日は、無効期限終了日より後の日付を指定することはできません。

[例1]2004年12月 6日  :2004;12;6  または、2004;12;06

[例2]2005年 1月 3日  :2005;1;3   または、2005;01;03

<カレンダ情報

カレンダ名(holidaycalendar)

ジョブネットの起動日を生成する時の元となる休日カレンダ名をプルダウンメニューから選択します。

休日カレンダの登録方法は、“付録A カストマイズ”を参照してください。

SYSTEM_CALENDER

Systemwalker Operation Managerに一つ存在しサーバの電源を投入する日や日変わり時刻を定義したカレンダです。最大5個指定できますが、重複指定はできません。

カレンダ組み合わせ条件(holidaymode)

複数指定した休日カレンダの組み合わせをプルダウンメニューから選択します。オペランドを省略した場合は、”AND”になります。

AND

指定した全ての休日カレンダで休日設定されている日のみを休日とします。

OR

指定した休日カレンダのうち少なくとも1つのカレンダで休日設定されている日を休日とします。

休日シフト(holidayshift)  (必須入力)

設定したジョブネットの起動日が、休日と重なった場合の対処方法をポップアップメニューから選択します。前シフト、翌日シフトを選択した場合、シフトした日が休日の場合は、更にシフトを行い、運用日までシフトします。

前シフト(BEF)

ジョブネットの起動日を前日に変更します。

翌日シフト(AFT)

ジョブネットの起動日を翌日に変更します。

起動しない(NOT)

当日、ジョブネットを起動しません。

起動する(IGN)

当日、ジョブネットを起動します。

シフト上限日数

基準日から移動する日数を“0”から“99”までの間で指定します。省略した場合は“0”となります。

<起動日

起動日雛型名(execpattern)

ジョブネットの起動日の雛型をポップアップメニューから選択します。

起動日雛型の登録方法は、“付録A カストマイズ”を参照してください。

基準ジョブネット名(basenet)

基準ジョブネットを利用する場合に、基準ジョブネットとして登録されているジョブネット名を50バイトまでで指定します。基準ジョブネットであることを宣言している場合は指定することはできません。なお、基準ジョブネットは同一プロジェクトのものしか引用できません。

"、?、¥、*、<、>、|、/、:、;、,、半角空白、全角空白、仮名半角、改行およびユーザ定義文字は指定できません。

また、Systemwalker Operation Manager V12.0L10 または12.0以降の場合は、先頭または最後尾に「.(ピリオド)」は指定できません。

基準ジョブネット宣言(standnet)

起動日生成の時に基準となるジョブネットであることを宣言する場合に指定します。省略した場合は、“RESET”となります。

RESET

起動日生成の時の基準ジョブネットになりません。

SET

起動日生成の時の基準ジョブネットになります。

オフセット日数(offsetday)

基準日から移動する日数を“-99”から“99”までの間で指定します。省略した場合は“0”となります。

オフセット(offsetmode)

基準日から移動する日数を数える方法を以下に示すパラメタから選択して指定します。省略した場合は、“EXECDAY”が指定されたことになります。

EXECDAY

カレンダの稼働日で移動する日数を数えます。

DAY

休日には関係なく、絶対日数で移動する日数を数えます。

毎月の曜日指定(monthlyweek)

毎月カレンダを利用する場合に、毎月のジョブネットを起動する曜日を週ごとに指定します。

指定する形式は、何週目かを表す数値を0~6(0は毎週、1~5は第1週~第5週、6は月の最終週)の範囲で指定し、その後、曜日を表す英単語の先頭3文字(SUN、MON、TUE、WED、THU、FRI、SAT)を半角文字で指定します。また、一括編集ワークシートの場合は、各項目を「;」区切りで入力します。

毎月の曜日指定は最大12個まで登録できます。

Entryワークシートの場合

[例1]第1週の金曜日                :1,FRI

[例2]第2週の月、火、水、金曜日    :2,MON,TUE,WED,FRI

[例3]最終週の水曜日               :6,WED

一括編集ワークシートの場合

[例1]第1週の金曜日                :1,FRI

[例2]第2、3週の月、火             :2,MON,TUE;3,MON,TUE

[例3]第1週の金曜日と最終週の水曜日:1,FRI;6,WED

毎月の日付指定(monthlydate)

毎月カレンダを利用する場合に、毎月のジョブネットを起動する日付を「,」区切りで指定します。

指定する形式は、半角数字2桁で“DD”と指定します。毎月月末に起動する場合は“LAST”と指定します。毎月の日付指定は最大31個まで登録できます。

[例1]毎月20日           :20

[例2]毎月月末           :LAST

[例3]毎月1日、20日、30日:01,20,30

毎年の曜日指定(annuallyweek)

毎年カレンダを利用する場合に、ジョブネットを起動する曜日を月ごとに指定します。

1つのオペランドで1つの月しか設定できません。複数の月を設定する場合は、本オペランドを複数回指定します。指定する形式は、何月かを表す数値を1~12の範囲で指定し、その後、曜日を表す英単語の先頭3文字(SUN、MON、TUE、WED、THU、FRI、SAT)を半角文字で指定します。毎年の曜日指定は最大12個まで登録できます。また、一括編集ワークシートの場合は、各項目を「;」区切りで入力します。

Entryワークシートの場合

[例1]1月の金曜日              :1,FRI

[例2]12月の月、火、水、金曜日:12,MON,TUE,WED,FRI

一括編集ワークシートの場合

[例1]1月の金曜日              :1,FRI

[例2]12月の月、火、水、金曜日:12,MON,TUE,WED,FRI

[例3]1月の金曜日と12月の水、金曜日:1,FRI;12,WED,FRI

毎年の日付指定(annuallydate)

毎年カレンダを利用する場合に、毎年のジョブネットを起動する日付を指定します。指定する形式は、半角数字4桁で“MMDD”と指定します。毎月の日付指定は最大31個まで登録できます。セルに「,」区切りで複数入力することもできます。

[例1]5月20日         :0520

[例2]12月20日        :1220

[例3]1月1日と12月31日:0101,1231

起動日ビットパターン(jobschprintr)

jobschprint -r -detailコマンドで出力した、起動日ビットパターンを含むジョブネット定義CSVファイルを入力した場合、起動日ビットパターンを有効にするか否かを指定します。値の変更はできません。

チェックボックスをチェックした場合、起動日ビットパターンの起動日が有効となり、チェックしない場合は、他の起動日が有効となります。ビットパターンと他の起動日の両方をチェックした場合は、ビットパターンが有効となります。

注意

起動条件がないジョブネットに対して、-delete指定のjobschprint -rコマンドで出力された定義体をSystemwalker Operation Managerに登録しようとすると、登録できない場合があります。起動条件がないジョブネットの場合、-detail指定のjobschprint -rコマンドは使用しないでください。

営業日の選択基準(bnsmode)

基準日情報“営業日”の指定の場合に、月初め、月締めのどちらを基準とするかを指定します。営業日を指定した場合は、省略できません。

START

月初めを基準とします。

END

月締めを基準とします。

営業日の月初め日(bnsbase)

半角1~28または、月末(LAST)を指定します。営業日の選択基準を指定した場合は、必ず指定しなければなりません。

営業日(bnsday)

基準日情報“営業日”指定の場合に、営業日を指定します。複数指定した場合には、“;”で区切って指定します。“0”は指定できません。

営業日の選択基準がSTARTの場合、1~31を指定します。

営業日の選択基準がENDの場合、-1~-31を指定します。

月度内の営業日のみを起動日とする

基準日情報“営業日”指定の場合に、“月度内の営業日のみを起動日とする”の有無(ON/OFF)を指定します。オペランドを省略した場合は、”ON”になります。

ON

月度内の営業日のみを起動日とするの指定を行います。

OFF

月度内の営業日のみを起動日とするの指定を行いません。

2.3.3.2 ジョブ制御文情報

一括編集ワークシートまたは、Entryワークシートのジョブ制御文情報を説明します。

下線の項目は必須入力項目ですので、省略できません。

Job Designerでサポートしている制御文は、以下の項目になります。

なお、設定項目の詳細は、“Systemwalker Operation Manager使用手引書”、“Systemwalker Operation Managerリファレンスマニュアル”を併せて参照してください。

<ジョブ情報

番号(jobnumber)

ジョブの番号です。番号は自動的に付加します。また、ジョブ連携を行う際には、先行ジョブの指定に本番号を使用します。

アイコン種別(jobicon)

ジョブ(コマンド)に対するアイコンを指定できます。

省略した場合は、「CMND」となります。

指定可能なジョブアイコンは以下のとおりです。なお、選択可能なジョブアイコンはSystemwalker Operation ManagerのバージョンやOS、実行属性により異なります。

    CMND  :  コマンド実行

    MESG  :  メッセージ事象発生

    SSTR  :  サービス開始

    SEND  :  サービス停止

    FWAT  :  ファイル状態確認

    BKUP  :  バックアップ連携

    EXAC  :  クライアントアプリケーション起動

    EXAS  :  サーバアプリケーション起動

    FPRC  :  クライアントファイル圧縮/伸張

    FPRS  :  サーバファイル圧縮/伸張

    FCLC  :  クライアントファイル操作

    FCLS  :  サーバファイル操作

    FCPC  :  クライアントファイル転送

    FCPS  :  サーバファイル転送

    PONC  :  クライアント電源投入

    POFC  :  クライアント電源切断

    RASC  :  リモートアクセス制御

    SPR3  :  R/3

    INTS  :  Interstage

    GLBO  :  GLOVIA-Cビジネスオブジェクト

    GLJO  :  GLOVIA-Cジョブ

    RASS  :  リモートアクセス制御(接続)

    RASE  :  リモートアクセス制御(切断)

    RNFC  :  クライアントファイル操作(ファイル名変更)

    RNFS  :  サーバファイル操作(ファイル名変更)

    DLFC  :  クライアントファイル操作(ファイル削除)

    DLFS  :  サーバファイル操作(ファイル削除)

    MKDC  :  クライアントファイル操作(ディレクトリ作成)

    MKDS  :  サーバファイル操作(ディレクトリ作成)

    RMDC  :  クライアントファイル操作(ディレクトリ削除)

    RMDS  :  サーバファイル操作(ディレクトリ削除)

    CHKL  :  ログファイル解析

    WATT  :  時刻待ち合わせ

    CHKS  :  サービス状態確認

    JNET  :  ジョブネット

    BJOB  :  バッチフレームワークジョブ

    OEBS  :  Oracle EBSコンカレント

状態

ジョブネット/ジョブ操作による状態を選択することができます。無効、停止、未設定を選択できます。“未設定”が選択された場合、設定されていた状態は解除されます。

省略した場合は、状態は“未設定”となります。

ジョブ(jobname)  (必須入力)

ジョブとして起動するバッチプログラム名、コマンド名、またはプログラム名を300バイト以内で指定します。

仮名半角およびユーザ定義文字を含むことはできません。

アイコン種別がJNETの場合は、子ジョブネットのジョブネット名を50バイト以内で指定します。

? ¥ * " < > | / : ; , 半角空白、全角空白、仮名半角、改行、およびユーザ定義文字を含むことはできません。

アイコン種別がINTSの場合はワークユニット名を36バイト以内で指定します。

,"、半角空白、全角空白、仮名半角、改行、およびユーザ定義文字を含むことはできません。

アイコン種別がGLBOおよびGLJOの場合は実行コマンド名/オブジェクト名を300バイト以内で指定します。

仮名半角およびユーザ定義文字を含むことはできません。

アイコン種別でBJOBを指定した場合は、バッチジョブ定義名を64バイト以内で指定します。

使用できる文字は、a~z、A~Z、0~9、-、_のみです。

また、1文字目は、a~z 、A~Z でなければなりません。

パラメタ(jobparam)

コマンドの引数として渡す文字列(パラメタ)を指定します。

出力対象となるSystemwalker Operation ManagerのバージョンがV10.0L20、10.1の場合は最大256バイトまで、V11.0L10、11.0以降の場合は最大1024バイトまで指定できます。

仮名半角およびユーザ定義文字を含むことはできません。

ジョブアイコンで、「GLBO」「GLJO」を指定した場合は、「実行ファイルのパラメタ」の意味になります。この場合、64バイト以内で指定し、仮名半角およびユーザ定義文字を含むことはできません。

※256~1024バイトの文字列を入力した場合は、”#######”で表示されます。

ジョブ実行制御でのジョブ名(jobname_jes)

ジョブ名を半角英数字64バイト以内で入力します。

/、?、*、;、,、¥、"、<、>、|、:、(、)、半角空白、全角空白、仮名半角、改行および、ユーザ定義文字を含むことはできません。

ネットワークジョブおよび分散実行ジョブの場合は&を指定することはできません。

ディレクトリ(directory)

ジョブの格納されているディレクトリを64バイト以内で指定します。

?、*、<、>、|、; 、, 、” 、半角空白、全角空白、仮名半角、改行および、ユーザ定義文字は指定できません。

ジョブアイコンで、「GLBO」「GLJO」を指定した場合は、「処理名」の意味になります。この場合、64バイト以内で指定し、”、,、仮名半角、改行および、ユーザ定義文字は指定できません。

実行ユーザ名(execuser)

ジョブを実行するユーザ名を64バイト以内で指定します。

;、,、“、半角空白、全角空白、仮名半角、改行およびユーザ定義文字は指定できません。

終了コードに関わらず正常(endcodeignore)

ジョブの終了コードを無視するかどうかをプルダウンメニューから選択します。

ON

終了コードに関係なくジョブは正常終了となり、後続のジョブを実行します。

OFF

終了コードにより後続のジョブの実行が制御されます。

正常終了コード上限値(normallimit)

ジョブが正常に終了したか、異常終了したかを判断する値を半角数字で指定します。指定できる範囲は0から255まで、省略した場合は、0になります。

ジョブの終了コードが、0以上、終了コード上限値以下の場合、ジョブは正常に終了したと見なされます。

ジョブの終了コードが、終了コード上限値で指定した値よりも大きい場合、ジョブは異常終了したと見なされます。

先行ジョブ番号(pre_job)

先行ジョブのジョブ番号を半角数字で指定します。先行ジョブ番号を複数指定する場合は、先行ジョブ番号のセル内にコンマで区切り、昇順に並べてください。なお、先行ジョブに指定したジョブは、事前に定義されている必要があり、最大254個指定できます。本指定を省略した場合は、先頭ジョブとなります。

ジョブ属性(jobattr)

リカバリジョブの指定です。リカバリジョブの先行ジョブを再実行するかどうかプルダウンから選択します。先行ジョブ番号を必ず指定する必要があります。

空白

通常ジョブです。

再実行しない(RECOVERYONLY)

リカバリジョブで、このリカバリジョブが正常終了しても先行ジョブは再実行しません。

再実行する(RECOVERYRERUN)

リカバリジョブで、このリカバリジョブが正常終了したら先行ジョブを再実行します。

先行ジョブの終了コードによる起動条件(pre_job_endcode)

先行ジョブの終了コードにより、後続ジョブの起動条件を切り分けたい場合に指定します。

比較条件の場合と範囲条件の場合とで記述形式が異なります。

なお、先行ジョブが正常終了する条件と矛盾した実行条件を指定した場合はエラーとなります。

指定する条件以上の値が先行ジョブの正常終了上限値に設定されているか、または先行ジョブに“終了コードに関わらず正常”が指定されていることを確認してください。

比較条件の場合

【構文】

判定用演算子;先行ジョブの終了コードと比較する値

【判定演算子】

EQ(EQual)

    “先行ジョブの終了コードと比較する値”と等しい

NE(Not Equal)

    “先行ジョブの終了コードと比較する値”と等しくない

GT(Greater Than)

    “先行ジョブの終了コードと比較する値”より大きい

GE(Greater than Equal to)

    “先行ジョブの終了コードと比較する値”以上

LT(Less Than)

    “先行ジョブの終了コードと比較する値”より小さい

LE(Less than Equal to)

    “先行ジョブの終了コードと比較する値”以下

範囲条件の場合

【構文】

判定用演算子1;比較値1;判定用演算子2;比較値2

【判定用演算子1】

GT(Greater Than)

    “先行ジョブの終了コードと比較する値”より大きい

GE(Greater than Equal to)

    “先行ジョブの終了コードと比較する値”以上

【判定用演算子2】

LT(Less Than)

    “先行ジョブの終了コードと比較する値”より小さい

LE(Less than Equal to)

    “先行ジョブの終了コードと比較する値”以下

アイコン位置

ジョブアイコンの位置を“横位置,縦位置”の形式で指定します。横位置および縦位置は、1~255の範囲で指定し、2つの数字をコンマ(,)で区切って記述します。

同一ジョブ内で同じアイコン位置を指定することはできません。

本指定は一部のジョブだけに指定することはできません。本指定を行う場合は、同一ジョブネット内のすべてのジョブに対して指定する必要があります。

省略した場合は、アイコン位置は任意に配置されます。

再起動ポイント(restartpoint)

ジョブネットの再起動時このジョブから起動する場合に“ON”を指定します。

再起動ポイントは、ジョブネットを構成するジョブの中で1つのジョブにだけ設定できます。なお、リカバリジョブには再起動ポイントを指定することはできません。

コメント(jobcomment)

ジョブのコメントを64バイト以内で指定します。仮名半角、改行およびユーザ定義文字を含むことはできません。

出力を保存しない(nooutput)

ジョブの標準出力/エラー出力を参照しない場合に“ON”を指定します。“ON”を指定すると、ジョブの標準出力/エラー出力は保存されません。

アイコン種別でBJOBを指定した場合は、「標準出力/標準エラー出力をジョブログファイルに保存しない」の意味になります。

実行予測時間(predictiontime)

ジョブの実行予測時間を指定します。

指定できる範囲は、1~35791394(分)です。

本オペランドを省略した場合、実行予測時間は設定されません。

依頼ホスト名(req_host)

ジョブの投入先ホスト名を64バイト以下で指定します。

省略した場合は、ジョブネットで指定されているデフォルトホストに対しジョブが投入されます。

実行サーバがシステムダウンなどで使用できない時に第2候補のサーバへ実行依頼する場合は、“第1候補のホスト名;第2候補のホスト名”の形式で指定(;(セミコロン)区切り)します。

第2候補のホスト名として、自ホスト(接続先ホスト)を指定することはできません。

,、;、"、半角空白、全角空白、仮名半角およびユーザ定義文字を含むことはできません。

実行コマンドの転送(jobfile_trans)

ジョブとして起動する実行ファイルを依頼ホストに転送する場合、“ON”を指定します。省略した場合は、依頼ホスト上に存在する実行ファイルを起動します。

キュー名(queuename)

ジョブの投入先キュー名を英数字15バイト以下で指定します。

省略した場合は、デフォルトキューにジョブが投入されます。

,、;、"、半角空白、全角空白、仮名半角およびユーザ定義文字を含むことはできません。

アイコン種別でBJOBを指定した場合は、ジョブキュー名を英数字15バイト以下で指定します。

使用できる文字は、a~z、A~Z、0~9、-、_のみです。

また、1文字目は、a~z 、A~Z でなければなりません。

リソース名(resource)

利用する資源(リソース)名を64バイト以下で指定します。

省略した場合は、資源の割り当ては行いません。

,、;、"、半角空白、全角空白、仮名半角およびユーザ定義文字を含むことはできません。

リソース割り当て(resource_attr)

指定した資源(リソース)の割り当て方法(SH:共用,EX:排他)を指定します。省略した場合は、SHが指定されたことになります。

なお、リソース名が指定されていない場合は、指定することはできません。

標準出力ファイル名(stdoutfile)

ジョブの標準出力の出力先ファイル名を256バイト以内のフルパスで指定します。OSとしてディレクトリ名、ファイル名で使用不可能な文字は指定できません。

指定方法

Windows系の場合

ドライブ名:¥<ディレクトリ>¥ファイル名

Solaris系/Linux系の場合

/<ディレクトリ>/ファイル名

※256バイトの文字列を入力した場合は、”#######”で表示されます。

標準エラー出力ファイル名(stderrfile)

ジョブの標準エラー出力の出力先ファイル名を256バイト以内のフルパスで指定します。OSとしてディレクトリ名、ファイル名で使用不可能な文字は指定できません。

指定方法

Windows系の場合

ドライブ名:¥<ディレクトリ>¥ファイル名

Solaris系/Linux系の場合

/<ディレクトリ>/ファイル名

※256バイトの文字列を入力した場合は、”#######”で表示されます。

標準エラー出力を標準出力ファイルに出力(errtostdfile)

ジョブの標準エラー出力を標準出力ファイルに出力する場合に“ON”を指定します。

打ち切り時間(limittime)

ジョブ実行経過時間の制限値(分)を

1から1666666の範囲で指定します。

実行予測時間より小さい値を指定することはできません。

実行優先度(priority)

ジョブの実行優先度を指定します。

省略した場合、優先度は0となります。

Windows系の場合

4(最高)から0(最低)を指定

Solaris系/Linux系の場合

39(最高)から0(最低)を指定

アイコン種別で、「BJOB」を指定した場合は、「ジョブキュー内実行優先順位」の意味になります。省略した場合、優先順位は31となります。

Solaris系/Linux系の場合

63(最高)から0(最低)を指定

環境変数名(envname)

ジョブの実行時の環境変数を指定する場合の環境変数名を64バイト以内で指定します。

英数字とアンダーバーのみ指定可能です。

環境変数名は;区切りで32個まで指定可能です。

また、必ず環境変数値と同数を指定してください。

複数指定の場合、同一名を指定することはできません。

アイコン種別でBJOBを指定した場合は、置き換えパラメタ名を64バイト以内で指定します。

使用できる文字は、a~z、A~Z、0~9、-、_のみです。

また、1文字目は、a~z 、A~Z でなければなりません。

置き換えパラメタ名は;区切りで32個まで指定可能です。

また、必ず置き換えパラメタ値と同数を指定してください。

複数指定の場合、同一名を指定することはできません。

※256~1024バイトの文字列を入力した場合は、”#######”で表示されます。

環境変数値(envvalue)

環境変数名に対する環境変数値を256バイト以内で指定します。

環境変数値は;区切りで32個まで指定可能です。

環境変数値に;、仮名半角および、ユーザ定義文字は使用できません。

また、必ず環境変数名と同数を指定してください。

アイコン種別で、「BJOB」を指定した場合は、「バッチジョブ定義の置き換えパラメタ値」の意味になります。

※256~1024バイトの文字列を入力した場合は、”#######”で表示されます。

ワークユニット名(workunitname)  (必須入力)

Interstageに依頼するジョブ(ワークユニット名)を指定します。36バイト以内で指定します。実行属性で、“INTS”を指定した場合に指定できます。

"、,、半角空白、全角空白、仮名半角および、ユーザ定義文字も使用できません。

システム名(systemname)

システム名を半角英字で始まる8バイト以内の英数字で指定します。実行属性で、“INTS”を指定した場合に指定できます。

実行コマンド名/オブジェクト名(execname)  (必須入力)

GLOVIA-Cジョブの実行コマンド名またはGLOVIA-Cビジネスオブジェクトのオブジェクト名を指定します。300バイト以内で指定します。アイコン種別で、“GLBO”、“GLJO”を指定した場合に指定できます。

オブジェクト名に、仮名半角および、ユーザ定義文字は使用できません。

実行ファイルのパラメタ(objectparm)  (必須入力)

GLOVIA-CジョブまたはGLOVIA-Cビジネスオブジェクトの実行ファイルのパラメタを指定します。64バイト以内で指定します。アイコン種別で、“GLBO”、“GLJO”を指定した場合に指定できます。

実行ファイルのパラメタに、仮名半角および、ユーザ定義文字は使用できません。

処理名(processname)  (必須入力)

GLOVIA-CジョブまたはGLOVIA-Cビジネスオブジェクトに定義されている処理名を指定します。64バイト以内で指定します。アイコン種別で、“GLBO”、“GLJO”を指定した場合に指定できます。

処理名に、,、"、仮名半角および、ユーザ定義文字は使用できません。

ジョブログファイル名(joblogfile)

アイコン種別が「BJOB」の場合のみ指定可能です。

ジョブログファイル名を256バイト以内で指定します。半角空白、全角空白、仮名半角およびユーザ定義文字を含むことはできません。

開始ステップ名(stepname)

アイコン種別が「BJOB」の場合のみ指定可能です。

開始ステップ名を64バイト以内で指定します。英小文字(a-z)、英大文字(A-Z)、数字(0-9)、半角ハイフン(-)および半角アンダーバー(_)のみ使用可能です。また、1文字目は英小文字(a-z)、英大文字(A-Z)でなければなりません。

最後に実行されたジョブステップの終了コードをジョブの終了コードとする(codelaststep)

最後に実行されたジョブステップの終了コードをジョブの終了コードとする場合に“ON”を指定します。

アイコン種別が「BJOB」の場合のみ指定可能です。

省略した場合は、“OFF”となります。

ON

最後に実行されたジョブステップの終了コードをジョブの終了コードとします。

OFF

最後に実行されたジョブステップの終了コードをジョブの終了コードとしません。

起動日のみ有効(execdaymode)

アイコン種別が「JNET」の場合のみ指定可能です。

ジョブ属性オペランドが“RECOVERYONLY”、“RECOVERYRERUN”指定の場合は指定できません。

再起動ポイントオペランドが“ON”指定の場合は指定できません。

後続のジョブに先行ジョブの終了コードによる起動条件オペランドの指定がある場合は指定できません。

自ジョブに先行ジョブの終了コードによる起動条件オペランドの指定がある場合は指定できません。

省略した場合は、“OFF”となります。

ON

起動日にジョブ(子ジョブネット)は起動します。

OFF

起動日に関係なくジョブ(子ジョブネット)は起動します。