Interstage Studio プログラマーズガイド

13.1.2 ビルドを設定する

プロジェクト単位にビルダやビルドツールのオプションを指定することができます。

ビルダ、ビルドツールの詳細およびサーバでのビルドについては、"Interstage Studioユーザーズガイド"を参照してください。

+プロジェクト種別とビルダの一覧(Javaの場合)

プロジェクトを新規作成すると、プロジェクト種別に応じたビルダが設定されます。プロジェクトのビルド時に、設定されたビルダが設定順にプロジェクトに適用されて、実行されます。
プロジェクトのビルダは、使用可能にしたり、使用不可にしたりすることができます。ビルダの使用可能／使用不可の変更は、プロジェクトを選択してメニューバーから[ファイル] > [プロパティ]を選択し、[プロパティ]ダイアログボックスの[ビルダ]で設定します。

プロジェクト種別		ビルダ　*）
		1	2	3	4	5	6	7	8
Java	Javaアプリケーション		●	●			●		■
J2EE	Webアプリケーション		●		●	▲		●	■
	Enterprise JavaBeans	▲	●		●			●	■
	アプリケーションクライアント		●		●			●	■
	エンタープライズアプリケーション				●			●	■
Apcoordinator	Webアプリケーション		●		●	▲		●	■
	電子フォームアプリケーション		●		●	▲		●	■
	Enterprise JavaBeans	▲	●		●			●	■

●：使用可能で設定
▲：使用不可で設定
■：ビルダを追加可能

*）ビルダ

1. Home/Componentインタフェース生成ビルダ
2. Javaビルダ
3. BeanInfoビルダ
4. 検証
5. JSPデバッグ用サーブレット生成ビルダ
6. JARパッケージャビルダ
7. J2EEパッケージャビルダ
8. FindBugsビルダ

FindBugsビルダについては、初期状態では追加されていません。FindBugsビルダの追加方法については、"Interstage Studio ユーザーズガイド"の"ビルダ"内の"FindBugs"を参照してください。

+プロジェクト種別とデフォルトのビルドツールの一覧(COBOLの場合)

プロジェクト種別がCOBOLおよびCORBAサーバの場合、ビルダには"COBOLビルダ"が設定されており、ビルドツールでビルドの詳細な設定を行います。ビルドツールでは追加、削除および実行順序を変更することができます。ビルドツールの設定の変更は、プロジェクトを選択してメニューバーから[ファイル] > [プロパティ]を選択し、[プロパティ]ダイアログボックスの[ビルドツール]で設定します。また、ローカルPC上で作成したCOBOL資産をサーバ側へ転送してワークベンチからビルドすることができます。

プロジェクト種別		ビルドツール *）
		1	2	3	4	5
COBOL	CORBAサーバ	●	●	●
	COBOL		●	●

●：デフォルトで設定

*）ビルドツール

1. IDLコンパイラ
2. COBOLコンパイラ
3. リンカ
4. リソースコンパイラ
5. プリコンパイラ（サーバ側でビルドする場合だけ有効）