Interstage Studio プログラマーズガイド
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第2部 Java編> 第6章 Javaアプリケーションを開発する> 6.1 概要

6.1.2 アプリケーションの種類

Javaアプリケーションプロジェクトでは、以下のアプリケーションを開発することができます。

+クライアントアプリケーション

クライアントアプリケーションとは、javaコマンドやjavawコマンドを使用して、単独で実行できるプログラムです。クライアントアプリケーションは、クラスにmainメソッドを宣言します。mainメソッドは以下の形式で宣言する必要があります。

public static void main(String args[])

また、フレーム(ウィンドウ)やダイアログボックスなどのユーザインタフェースを持つことができます。

+アプレット

アプレットとは、HTMLに埋め込むことにより、Webブラウザ上で実行できるプログラムです。HTMLは静的な表現だけですが、アプレットは動的な表現をすることができます。

+ライブラリ

ライブラリとは、複数のアプリケーションで使用される機能を部品としてまとめたプログラムです。ライブラリは単独で実行できないため、クライアントアプリケーションやアプレットから使用されます。また、WebアプリケーションやEJBなどのJ2EEのアプリケーションからも使用されます。
J2SEでは、クラスを部品化する規約としてJavaBeansがあります。ユーザインタフェースの部品を作成したい場合は、JavaBeansを使用します。


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