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PowerSORT Server V6.0  ユーザーズガイド

8.5.12 BSFILE_EXT構造体

BSFILE_EXT構造体は、以下の場合にファイル情報を指定するための構造体です。

BSFILE_EXT構造体の領域を確保する際の領域の大きさは、BS_OUTTABSIZE(n)を使って求められます。BS_OUTTABSIZE(n)は、n個の出力ファイルの情報をもつBSFILE_EXT構造体の大きさを求めるマクロです。

注意

入力ファイル、または出力ファイルのファイルシステムにBtrieveファイルシステムを指定する場合、BSFILE_EXT構造体では入力ファイルのオーナーネーム、または出力ファイルのインデックス情報を指定します。出力ファイル名は、BSRTFILE構造体のoutfile_addrに指定してください。

typedef struct {
    unsigned long            entry_no;
    union {
        BSPTR_BSFILE_BASE    dosfs;
        BSPTR_BSFILE_BASE    text;
        BSPTR_BSFILE_BTRV    btrieve;
    } outfile_opt[1];
} BSFILE_EXT;

BSFILE_EXT構造体のメンバー

以下では、BSFILE_EXT構造体のメンバーについて説明します。

unsigned long    entry_no

出力ファイルパス名の数を指定します。
システムの標準ファイルシステムの場合、複数の出力ファイルを指定できます。それ以外のファイルシステムの場合、出力ファイルは1つしか指定できません。0を指定すると出力ファイルの指定を省略したものとみなします。

ファイル拡張情報を設定するメンバー

以下のメンバーは、共用体で定義されています。

BSPTR_BSFILE_BASE    outfile_opt[n].dosfs

システムの標準ファイルシステムのバイナリファイルの場合にBSFILE_BASE構造体のアドレスを指定します。
entry_noで指定した個数分指定します。

BSPTR_BSFILE_BASE    outfile_opt[n].text

システムの標準ファイルシステムのテキストファイルの場合にBSFILE_BASE構造体のアドレスを指定します。
entry_noで指定した個数分指定します。

BSPTR_BSFILE_BTRV    outfile_opt[n].btrieve

Btrieveファイルシステムの場合にBSFILE_BTRV構造体のアドレスを指定します。