テキストファイルのレコード分離文字を設定します。
構文
object.LineDelimiter = integer
object
オブジェクトへの参照を表すオブジェクト式を指定します。
integer
レコード分離文字を設定します。
設定する値については、次の設定値を参照してください。
設定値
LineDelimiterプロパティの設定値は次のとおりです。
設定値 | 意味 |
---|---|
0 | CRLF (省略値) |
1 | CR |
2 | LF |
解説
レコード分離文字は、CRLF(復帰改行)、CR(復帰)、またはLF(改行)から選択できます。
一般的なテキストファイルでは、レコードはCRLFで分離されています。
レコード分離文字のバイト数は、CRとLFが1バイト、CRLFが2バイトです。入力ファイルのコード系がUnicode系(UCS-2形式)の場合は、CRとLFが2バイト、CRLFが4バイトとなります。
テキストファイルのレコード長は、このレコード分離文字の長さを含めて指定します。
この指定を省略した場合、レコード分離文字はCRLFになります。