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PowerSORT Server V6.0  ユーザーズガイド

6.3.21 InputFileTypeプロパティ

ソート処理、マージ処理、およびコピー処理の対象となる入力ファイルのファイル種別とレコード形式を設定します。

構文

object.InputFileType = integer

object

オブジェクトへの参照を表すオブジェクト式を指定します。

integer

入力ファイルのファイル種別とレコード形式を設定します。
設定する値については、次の設定値を参照してください。

設定値

InputFileTypeプロパティの設定値は次のとおりです。

設定値

意味

0

テキストファイル (省略値)

1

バイナリ固定長ファイル

2

富士通COBOL順固定長ファイル

3

富士通COBOL順可変長ファイル

4

富士通COBOL索引固定長ファイル

5

富士通COBOL索引可変長ファイル

6

富士通COBOL相対固定長ファイル

7

富士通COBOL相対可変長ファイル

8

Micro Focus COBOL順固定長ファイル

9

Micro Focus COBOL順可変長ファイル

10

Micro Focus COBOL索引固定長ファイル

11

Micro Focus COBOL索引可変長ファイル

12

Micro Focus COBOL相対固定長ファイル

13

Micro Focus COBOL相対可変長ファイル

14

Btrieve固定長ファイル

15

Btrieve可変長ファイル

16

RDM固定長ファイル

解説

注意

  • 入力ファイル種別として富士通COBOLファイル(設定値2~7)を設定する場合、富士通COBOLファイルシステムが必要です。

  • データが圧縮されたMicro Focus COBOL索引ファイルを入力ファイルに指定することはできません。

  • PowerSORTは、富士通COBOLファイルシステムが排他モードで開いているファイルにはアクセスすることができません。また、入力ファイル種別として富士通COBOL索引固定長ファイル(設定値4)、または富士通COBOL索引可変長ファイル(設定値5)を指定した場合は、富士通COBOLファイルシステムが共用モードで開いていたとしてもアクセスすることができません。共用モード、排他モードについては、お使いの富士通COBOLファイルシステムのマニュアルを参照してください。

  • 入力ファイル種別としてBtrieveファイル(設定値14、15)を設定する場合、Btrieveファイルシステムが必要です。

  • 入力ファイル種別としてRDM固定長ファイル(設定値16)を設定する場合、RDM運用環境が必要です。

  • 富士通COBOLファイルシステム(BSAM対応順ファイル)を使用する場合は、環境変数BSORT_COBFSYS_MODEにBSAMを指定した上で、富士通COBOL順固定長ファイル(設定値2)、または富士通COBOL順可変長ファイル(設定値3)を設定してください。