以前のバージョン・レベルからの障害修正に関する情報を記載します。
なお、発生V/Lは障害が発生する最も古いバージョン・レベル、修正V/Lは障害を修正したバージョン・レベル、P番号は障害を一意に示す番号です。
項番 | 発生V/L | 修正V/L | P番号 | 現象 |
---|---|---|---|---|
1 | V3.0L10 | V3.0L20 | - | 以下の条件のとき、キーフィールドの指定の誤りが検出されないことがある問題を修正しました。 1) bsortexコマンドを使用している。かつ、 2) テキストファイル固定フィールド指定である。かつ、 3) キーフィールドが“指定した最大レコード長-改行記号の長さ”を超えた位置を含んでいる。 |
2 | V3.0L10 | V3.0L20 | - | 以下の条件のとき、PowerSORTが「キーフィールドの指定に誤りがあります.」というメッセージを出力してエラー終了する問題を修正しました。 1) bsortexコマンドを使用している。かつ、 2) テキストファイル浮動フィールド指定である。かつ、 3) キーフィールドの指定で“フィールド番号+長さ”が最大レコード長を超えている。 |
3 | V3.0L10 | V3.0L20 | - | 以下の条件のとき、PowerSORTが「選択フィールドの指定に誤りがあります.」というメッセージを出力してエラー終了する問題を修正しました。 1) bsortコマンドを使用している。かつ、 2) レコード選択機能を指定している。かつ、 3) レコード選択機能の比較フィールドに自己規定値を文字列で指定している。かつ、 4) 自己規定値の文字列の長さが256バイトである。 |
4 | V3.0L10 | V3.0L20 | - | 以下の条件のとき、選択フィールドの指定の誤りが検出されない問題を修正しました。 1) bsortコマンド、またはBSORT関数を使用している。かつ、 2) バイナリファイル指定である。かつ、 3) 選択フィールドの終了位置が“レコード長+1”である。 |
5 | V3.0L10 | V3.0L20 | - | 以下の条件のとき、オプション指定の誤りが検出されず、オプション指定を無視して動作してしまう問題を修正しました。 1) bsortコマンドを使用している。かつ、 2) -aオプションの後ろに空白を置かずにアーギュメントファイルを指定している。かつ、 3) 他のオプションを1つ指定している。 |
6 | V3.0L10 | V3.0L20 | - | 以下の条件のとき、集約フィールドの指定の誤りが検出されないことがある問題を修正しました。 1) テキストファイル固定フィールド指定である。かつ、 2) 集約フィールドが“指定した最大レコード長-改行記号の長さ”を超えた位置を含んでいる。 |
7 | V3.0L10 | V3.0L20 | - | 以下の条件のとき、集約フィールドの指定の誤りが検出されず、指定したデータ形式とは異なるレコード集約処理が行われる問題を修正しました。 1) bsortコマンドを使用している。かつ、 2) テキストファイル指定である。かつ、 3) 集約フィールドに指定できないデータ形式(fbi, ufb, fbl, ufl, fbm, ufm, pdl, pdu, zdl, zdu)を指定している。 |
8 | V3.0L10 | V3.0L20 | - | 以下の条件のとき、PowerSORTが「選択フィールドが存在しないレコードが入力されました.」というメッセージを出力してエラー終了することがある問題を修正しました。 1) bsortexコマンドを使用している。かつ、 2) テキストファイル指定である。かつ、 3) レコード選択機能、およびレコード再編成機能を、-inputオプション、および-outputオプションの両方に指定している。 |
9 | V3.0L10 | V3.0L20 | - | 以下の条件のとき、PowerSORTが「PowerSORTの処理で内部論理の矛盾を検出しました.」というメッセージを出力してエラー終了する問題を修正しました。 1) bsortexコマンドを使用している。かつ、 2) テキストファイル指定である。かつ、 3) マージ機能、またはコピー機能を指定している。かつ、 4) -inputオプション、-outputオプションの両方でレコード選択機能を指定している。かつ、 5) -inputオプションで指定したレコード選択機能で、1レコードも選択されなかった。 |
10 | V3.0L10 | V3.0L20 | - | 以下の条件のとき、PowerSORTの出力結果が異常になることがある問題を修正しました。 1) bsortexコマンドを使用している。かつ、 2) キーフィールドのデータ形式にascを指定し、入力ファイルのコード系(icodeオペランド)にebを指定している。または、キーフィールドのデータ形式にebcを指定し、入力ファイルのコード系にauを指定している。かつ、 3) ASCIIコードとEBCDICコード間の変換方式(iconvオペランド)に1、または2を指定している。 |
11 | V3.0L10 | V3.0L20 | - | 以下の条件のとき、PowerSORTのレコード集約機能における空白設定、または0設定が異常になることがある問題を修正しました。 1) レコード集約機能を指定している。かつ、 2) テキストファイル指定である。 |
12 | V3.0L10 | V3.0L20 | - | 以下の条件のとき、PowerSORTが「オペランドの指定に誤りがあります.」というメッセージを出力してエラー終了する問題を修正しました。 1) bsortexコマンドを使用している。かつ、 2) -optionオプションでmemsizeオペランドに2097152以上を指定している。 |
13 | V3.0L10 | V3.0L20 | PG09093 | 以下の条件のとき、PowerSORTが「キーフィールドの指定に誤りがあります.」というメッセージを出力してエラー終了することがある、またはアプリケーションエラーとなることがある問題を修正しました。 1) bsortexコマンドを使用している。かつ、 2) 漢字ソートマージ機能を指定している。かつ、 3) 漢字ソートマージ機能を行うキーと漢字ソートマージ機能を行わないキーを混在して指定している。 |
14 | V3.0L10 | V3.0L20 | - | 以下の条件のとき、PowerSORTがアプリケーションエラーとなることがある問題を修正しました。 1) bsortコマンド、またはBSORT関数を使用している。かつ、 2) COPY機能を指定している。かつ、 3) キーフィールドを指定している。 |
15 | V3.0L10 | V3.0L20 | - | 以下の条件のとき、再編成フィールドの指定の誤りが検出されない問題を修正しました。 1) bsortexコマンドを使用している。かつ、 2) レコード再編成機能で自己規定値を指定している。かつ、 3) 自己規定値のデータ形式がASCIIコード(asc)、またはシフトJISコード(sji)で-optionオプションのicodeオペランドがEBCDICコード系(eb)である。または、自己規定値のデータ形式がEBCDICコード(ebc)で-optionオプションのicodeオペランドがASCIIコード系(au)、または省略している。 |
16 | V3.0L10 | V3.0L20 | - | 以下の条件のとき、PowerSORTの出力結果が異常になることがある問題を修正しました。 1) テキストファイル浮動フィールド指定である。かつ、 2) キーフィールド、または選択フィールドの操作に'd'、または'i'を指定している。 |
17 | V3.0L10 | V3.0L20 | P803892 | 以下の条件のとき、PowerSORTの出力結果が異常になる、または「PowerSORTの処理で内部論理の矛盾を検出しました.」というメッセージを出力してエラー終了する問題を修正しました。 1) bsortexコマンドを使用している。かつ、 2) レコード集約機能を指定している。かつ、 3) レコード集約機能にfirst、またはlastオペランドを指定している。 |
18 | V3.0L10 | V4.0L10 | PG32089 | 以下の条件のとき、PowerSORTが「ファイル(※一時ファイル名)からのレコード入力中にエラー(※エラー番号)が発生しました.」というメッセージを出力してエラー終了することがある問題を修正しました。 1) ソート機能を指定している。かつ、 2) 一時ファイルを使用している(メモリサイズの指定が入力ファイルサイズより小さい)。かつ、 3) 入力ファイルサイズが2GB弱以上である。 |
19 | V3.0L10 | V4.0L10 | - | 以下の条件のとき、PowerSORTがアプリケーションエラーとなることがある問題を修正しました。 1) bsortexコマンドを使用している。かつ、 2) PowerSORT固有の環境変数指定に誤りがある。 |
20 | V3.0L10 | V4.0L10 | - | 以下の条件のとき、集約フィールド内のデータの誤りが検出されない問題を修正しました。 1) レコード集約機能を指定している。かつ、 2) テキストファイルである。かつ、 3) 集約フィールド内のデータにおいて、数字の後に符号が存在する。 |
21 | V3.0L10 | V4.0L10 | - | 以下の条件のとき、指定したメモリサイズの不足が検出されず、「PowerSORTの処理で内部論理の矛盾を検出しました.」というメッセージを出力してエラー終了することがある問題を修正しました。 1) マージ機能を指定している。かつ、 2) メモリサイズを指定している。かつ、 3) 指定したメモリサイズが、入力ファイル数、レコード長から計算される必要メモリサイズより少ない。 |
22 | V3.0L10 | V4.0L10 | P803978 | 以下の条件のとき、PowerSORTの出力結果が異常になる問題を修正しました。 1) バイナリファイル指定である。かつ、 2) キーフィールドに2桁年号データ形式(yyc、yyd、yyp、yyz)を指定している。かつ、 3)指定したデータ形式として許されないコードがキーフィールド内に含まれている。 |
23 | V3.0L10 | V4.0L10 | - | 以下の条件のとき、PowerSORTの復帰コードが-1になることがある現象を修正しました。 1) bsortexコマンド、またはbsortコマンドを使用している。かつ、 2) PowerSORTの処理中にエラーを検出した。 |
24 | V3.0L10 | V4.0L10 | P805506 | 以下の条件のとき、PowerSORTが「キーフィールドと集約フィールド,または集約フィールドと集約フィールドが重なっています.」というメッセージを出力してエラー終了することがある問題を修正しました。 1) bsortコマンド、またはBSORT関数を使用している。かつ、 2) バイナリファイル、可変長レコード形式である。かつ、 3) キーフィールドの最終位置から4バイト以内に集約フィールドの先頭が存在する。 |
25 | V3.0L10 | V4.0L10 | PG22291 | 以下の条件のとき、PowerSORTが「PowerSORTの処理で内部論理の矛盾を検出しました(qha5term-72).」というエラーメッセージを出力し、出力レコード件数が減少する問題を修正しました。 1) ソート機能を指定している。かつ、 2) 一時ファイルに出力するデータブロックの最後から2番目が一時ファイルの空きディスク容量を超えた。 |
26 | V3.0L10 | V4.0L10 | PG22317 | 以下の条件のとき、PowerSORTの復帰コードが0となる問題を修正しました。 1) bsortコマンド、またはbsortexコマンドを使用している。かつ、 2) 入出力件数の不一致、ファイルのクローズ処理でエラー、またはライブラリのクローズ処理でエラーのいずれかが発生した。 |
27 | V3.0L10 | V4.0L10 | PG22337 | 以下の条件のとき、PowerSORTが「PowerSORTの処理で内部論理の矛盾を検出しました(qha5term-72).」というエラーメッセージを出力することがある、または処理を返さなくなることがある問題を修正しました。 1) bsortexコマンドを使用している。かつ、 2) 出力ファイルのレコード選択機能を指定している、または出力ファイルのレコード再編成機能を指定している。 |
28 | V3.0L10 | V4.0L10 | - | 以下の条件のとき、PowerSORTのレコード集約機能の結果が異常になることがある問題を修正しました。 1) ソート機能、またはマージ機能を指定している。かつ、 2) テキストファイル指定である。かつ、 3) レコード集約機能を指定している。 |
29 | V3.0L10 | V4.0L10 | - | 以下の条件のとき、PowerSORTの出力結果が異常になる問題を修正しました。 1) bsortexコマンドを使用している。かつ、 2) テキストファイル浮動フィールド指定である。かつ、 3) レコード集約機能を指定している。かつ、 4) レコード集約機能にlastオペランドを指定している。かつ、 5) 集約フィールドに指定した長さと集約処理後のフィールドの長さが異なる。 |
30 | V3.0L10 | V4.0L10 | - | 以下の条件のとき、PowerSORTの出力結果が異常になる問題を修正しました。 1) テキストファイル指定である。かつ、 2) レコード集約機能を指定している。かつ、 3) 集約フィールドのデータ形式にUnicode UCS-2形式を指定している。かつ、 4) 集約フィールドに誤りのある文字が存在する。 |
31 | V3.0L10 | V4.0L10 | - | 以下の条件のとき、PowerSORTの出力結果が異常になる問題を修正しました。 1) bsortコマンドを使用している。かつ、 2) キーフィールドのデータ形式にUnicode UCS-2形式(uc2)を指定している。かつ、 3) 環境変数BSORT_UCS2TYPEを指定していない。かつ、 4) キーフィールドのバイトオーダーがLittle Endianである。 |
32 | V3.0L10 | V4.0L10 | PG61267 | 以下の条件のとき、PowerSORTがアプリケーションエラーとなることがある問題を修正しました。 1) bsortexコマンドを使用している。かつ、 2) テキストファイル指定である。かつ、 3) 入力ファイルのコード系がUnicode系(UCS-2形式)である。かつ、 4) 入力ファイルのレコード分離文字列がCRLFである。 |
33 | V3.0L20 | V4.0L10 | - | 以下の条件のとき、PowerSORTが出力する「ファイル(※ファイル名)のオープンでエラー(※エラー番号)が発生しました.」というエラーメッセージのエラー番号に誤りがある問題を修正しました。 1) 入力ファイル、または出力ファイルのファイルシステムにRDMファイルシステムを指定している。かつ、 2) RDMファイルのオープン処理で何らかのエラーが発生した。 |
34 | V3.0L10 | V5.0L10 | - | 以下の条件のとき、PowerSORTがアプリケーションエラーとなることがある問題を修正しました。 1) BSORT関数を使用したC言語のアプリケーションを作成し実行している。かつ、 2) BSRTPRIM構造体のmemory_addrメンバーで、PowerSORTが使用する作業域のアドレスを指定している。かつ、 3) BSRTPRIM構造体のmemory_sizeメンバーで指定した作業域の大きさが4の倍数でない、または指定できる最大値(2147482624)を超えている。 |
35 | V3.0L10 | V5.0L10 | - | 以下の条件のとき、PowerSORTの出力結果が異常になることがある問題を修正しました。 1) テキストファイル指定である。かつ、 2) キーフィールド、または選択フィールドのデータ形式にUnicode UCS-2形式を指定している。かつ、 3) キーフィールド、または選択フィールドの操作に、'b'、またはBSOPT_Bを指定している。かつ、 4) キーフィールド、または選択フィールドが空白、またはタブである。かつ、 5) キーフィールド、または選択フィールドの後ろに空白、またはタブのデータが存在する。 |
36 | V3.0L10 | V5.0L10 | - | 以下の条件のとき、PowerSORTが「PowerSORTの処理で内部論理の矛盾を検出しました(qha5term-72).」というメッセージを出力してエラー終了することがある、またはPowerSORTの出力結果が異常になることがある問題を修正しました。 1) テキストファイル指定である。かつ、 2) キーフィールド、または選択フィールドのデータ形式にUnicode UCS-2形式を指定している。かつ、 3) キーフィールド、または選択フィールドの操作に、'n'、またはBSOPT_Nを指定している。かつ、 4) キーフィールド、または選択フィールドに数字を含まないレコードが存在する。かつ、 5) レコードの先頭に'9'(Big Endianでは0x0039、Little Endianでは0x3900)より大きなデータが存在する。 |
37 | V3.0L10 | V5.0L10 | - | 以下の条件のとき、PowerSORTの出力結果が異常になることがある問題を修正しました。 1) レコード選択機能を指定している。かつ、 2) 選択フィールドのデータ形式に外部10進数を指定している。かつ、 3) 入力ファイルのコード系にASCIIコード系(Micro Focus COBL形式、COBOL/2形式)を指定している。 |
38 | V3.0L10 | V5.0L10 | PG42619 | 以下の条件のとき、PowerSORTが「文法的な誤りがあります.」というメッセージを出力してエラー終了することがある、またはアプリケーションエラーとなることがある問題を修正しました。 1) bsortexコマンドを使用している。かつ、 2) レコード選択機能を指定している。かつ、 3) 一つのinclude/omit/caseオペランドで指定した選択条件が以下のいずれかに合致する。 a) 選択条件の指定数が38を超えている。 b) 選択条件が括弧を使用した指定のとき、 "選択指定数+括弧(閉じ/開け)数+論理条件数" が選択指定数の5倍を超えている。 c) 選択条件が括弧を使用した指定のとき、括弧を展開したときの選択指定数が、実指定数の10倍を超えている(注)。 注) "(AorB)and(CorD)" と指定した場合(実指定数:4)、括弧を展開すると "AandCorAandDorBandCorBandD" となり、選択指定数は8となる。 |
39 | V3.0L10 | V5.0L10 | PG46785 | 以下の条件のとき、PowerSORTのレコード選択機能の結果が異常になる問題を修正しました。 1) バイナリファイル指定である。かつ、 2) 入力ファイルのコード系がUnicode系(UCS-2形式、またはUTF-8形式)である。かつ、 3) レコード選択機能を指定している。かつ、 4) 選択フィールドのデータ形式に外部10進数(zdl)、前置オーバパンチ符号付数字(alo)、後置オーバパンチ符号付数字(ato)のいずれかを指定している。 |
40 | V3.0L10 | V5.0L10 | PG46786 | 以下の条件のとき、PowerSORTが「bsrtopen関数で指定したBSRTPRIM(keyoption)に誤りがあります.」というメッセージを出力してエラー終了する問題を修正しました。 1) bsortexコマンドを使用している。かつ、 2) テキストファイル指定である。かつ、 3) キーフィールドにALLを指定している。かつ、 4) キーフィールドの操作に'n'を指定している。かつ、 5) 入力ファイルのコード系(icode)にASCIIコード系(au)、EBCDICコード系(eb)以外を指定している。 |
41 | V3.0L10 | V5.0L10 | - | 以下の条件のとき、PowerSORTが出力する「テキストファイルで入力コード系にEBCDICコード系を指定してます.」というエラーメッセージを修正しました。 1) BSORT関数を使用したC言語のアプリケーションを作成し実行している。かつ、 2) テキストファイル指定である。かつ、 3) 入力ファイルのコード系にEBCDICコード系を指定している。 |
42 | V4.0L10 | V5.0L10 | - | 以下の条件のとき、PowerSORTが「再編成フィールドが存在しないレコードが入力されました.」というメッセージを出力してエラー終了することがある問題を修正しました。 1) ソート機能、またはマージ機能を指定している。かつ、 2) テキストファイル浮動フィールド指定である。かつ、 3) レコード再編成機能を指定している。かつ、 4) 再編成フィールドの記述形式が "pos.END" 以外である。 |
43 | V4.0L10 | V5.0L10 | - | 以下の条件のとき、PowerSORTが「ストリングが並んでいません.」というメッセージを出力してエラー終了することがある(注1)、または出力結果が異常になることがある(注2)問題を修正しました。 1) ソート機能、またはマージ機能を指定している。かつ、 2) バイナリファイル、可変長レコード形式を指定している。かつ、 3) レコード再編成機能を指定している。かつ、 4) 再編成フィールドの記述形式が "pos.END" である。 注1) マージ機能を指定している場合に発生することがあります。 注2) ソート機能を指定している場合に発生することがあります。 |
44 | V4.0L10 | V5.0L10 | - | 以下の条件のとき、PowerSORTが「オペランド(colseq=※指定値)の指定に誤りがあります.」というメッセージを出力してエラー終了することがある問題を修正しました。 1) bsortexコマンドを使用している。かつ、 2) -optionオプションのcolseqオペランドを指定している。 |
45 | V4.0L10 | V5.0L10 | PG45790 | 以下の条件のとき、PowerSORTの出力結果が異常になる(ファイルの先頭にBOMが出力されない)ことがある問題を修正しました。 1) テキストファイル指定である。かつ、 2) 入力ファイルのコード系がUnicode系(UCS-2形式、またはUTF-8形式)である。かつ、 3) 入力ファイルの先頭にBOMが存在する。かつ、 4) 環境変数のBSORT_UNICODEBOMにONを指定している、または環境変数のBSORT_UNICODEBOMが省略されている。かつ、 5) 出力件数が0件である。 |
46 | V3.0L10 | V6.0.0 | PG61364 | 以下の条件のとき、PowerSORTの出力結果が異常になることがある問題を修正しました。 |
47 | V3.0L10 | V6.0.0 | PG61365 | 以下の条件のとき、PowerSORTが「bsrtopen関数で指定したBSRTPRIM(keyoption2)に誤りがあります.」という不適切なエラーメッセージを出力する問題を修正しました。 1) bsortコマンドを使用している。かつ、 2) キーフィールドを指定していない。かつ、 3) テキストファイル指定である。かつ、 4) キーフィールドの操作に'w'と'N'を同時に指定している。 |
48 | V3.0L10 | V6.0.0 | PG61366 | 以下の条件のとき、PowerSORTが不適切なメッセージを出力することがある問題を修正しました。 1) bsortexコマンドを使用している。かつ、 2) キーフィールドにALLを指定している。かつ、 3) キーフィールドの操作に以下の組み合わせで指定している。 - 'n'と'N' - 'n'と'w' - 'N'と'w' |
49 | V3.0L10 | V6.0.0 | PG61367 | 以下の条件のとき、PowerSORTがアプリケーションエラーとなる問題を修正しました。 1) bsortexコマンドを使用している。かつ、 2) 定義オプション(-define)を指定している。かつ、 3) 定義オプションのオペランドで簡略名しか指定していない(注)。 注) 例えば、"-define @KEY" など。 |
50 | V3.0L10 | V6.0.0 | PG61368 | 以下の条件のとき、オプション指定の誤りが検出されず、指定されたオプションを無視して動作してしまうことがある問題を修正しました。 1) bsortコマンドを使用している。かつ、 2) -Pオプションの後ろに空白を置かずに処理定義ファイルを指定している。かつ、 3) 他のオプションを1つ指定している。 |
51 | V3.0L10 | V6.0.0 | PG61369 | 以下の条件のとき、PowerSORTが出力するメッセージ内のエラー番号に誤りがあることがある問題を修正しました。 1) 入力ファイル、または出力ファイルのファイルシステムに富士通COBOLファイルシステムを指定している。かつ、 2) 富士通COBOLファイルシステムで何らかのエラーが発生した。 |
52 | V3.0L10 | V6.0.0 | PG61370 | 以下の条件のとき、PowerSORTが出力する「An necessary PowerSORT working area cannot be secured.」というエラーメッセージを修正しました。 1) 英語環境でPowerSORTを使用している。かつ、 2) PowerSORTが必要とするメモリが割り当てられない。 |
53 | V3.0L10 | V6.0.0 | PG61371 | 以下の条件のとき、PowerSORTが「再編成フィールドの指定に誤りがあります」というメッセージを出力してエラー終了する問題を修正しました。 1) bsortコマンドを使用している。かつ、 2) バイナリファイル指定である。かつ、 3) レコード再編成機能を指定している。かつ、 4) 再編成フィールドにおいて16進数による自己規定値の指定がある。かつ、 5) 再編成フィールドにおける自己規定値のデータ形式と入力ファイルのコード系の指定の組み合わせが以下のいずれかに該当する。 a) データ形式がASCIIである。かつ、入力ファイルのコード系がUnicode系(UCS-2形式、またはUTF-8形式)である。 b) データ形式がUnicode UCS-2形式、またはUnicode UTF-8形式である。かつ、入力ファイルのコード系がASCIIコード系である。 |
54 | V3.0L10 | V6.0.0 | PG61372 | 以下の条件のとき、PowerSORTが出力する「Max output file size is specified with the file system which dose not support it.」というエラーメッセージを修正しました。 1) 英語環境でPowerSORTを使用している。かつ、 3) 出力可能な最大ファイルサイズを指定している。 |
55 | V3.0L10 | V6.0.0 | PG61373 | 以下の条件のとき、PowerSORTが「再編成フィールドの指定に誤りがあります.」というメッセージを出力してエラー終了することがある問題を修正しました。 1) テキストファイル指定である。かつ、 2) レコード再編成機能を指定している。かつ、 3) 再編成フィールドに自己規定値を指定している。かつ、 4) 入力ファイルのコード系がUnicode系(UCS-2形式)である。 |
56 | V3.0L10 | V6.0.0 | PG61374 | 以下の条件のとき、再編成フィールドの指定の誤りが検出できず、PowerSORTの出力結果が異常になる問題を修正しました。 1) テキストファイル指定である。かつ、 2) 入力ファイルのコード系がUnicode系(UCS-2形式)である。かつ、 3) レコード再編成機能を指定している。かつ、 4) 再編成フィールドの長さが2の倍数でない。または、テキストファイル固定フィールド指定のときに再編成フィールドの位置が2の倍数でない。 |
57 | V3.0L10 | V6.0.0 | PG61375 | 以下の条件のとき、PowerSORTの出力結果が異常になることがある問題を修正しました。 1) テキストファイル浮動フィールド指定である。かつ、 2) 入力ファイルのコード系がUnicode系(UCS-2形式)である。かつ、 3) キーフィールド、選択フィールド、再編成フィールド、または集約フィールドを指定している。 |
58 | V3.0L10 | V6.0.0 | PG61693 | 以下の条件のとき、PowerSORTが指定のエラーを検出できない問題を修正しました。 1) BSORT関数を使用したC言語のアプリケーションを作成し実行している。かつ、 2) キーフィールドの指定を省略している。かつ、 3) BSRTPRIM構造体のkeyoptionにBS_CHARNUMを指定している。かつ、 4) BSRTPRIM構造体のkeyoptionにBS_NUMERIC、またはkeyoption2にBS_WCHRを指定している。 |
59 | V3.0L10 | V6.0.0 | PG61694 | 以下の条件のとき、PowerSORTの出力結果が異常になることがある問題を修正しました。 1) BSORT関数を使用したC言語のアプリケーションを作成し実行している。かつ、 2) キーフィールドの操作にBSOPT_Nを指定している。 |
60 | V3.0L10 | V6.0.0 | PG61695 | 以下の条件のとき、PowerSORTが「キーフィールドの指定に誤りがあります.」、または「選択フィールドの指定に誤りがあります.」というメッセージを出力してエラー終了する問題を修正しました。 1) BSORT関数を使用したC言語のアプリケーションを作成し実行している。かつ、 2) キーフィールドの操作にBSOPT_LNを指定している。または、選択フィールドの操作にBSOPT_Nを指定している。 |
61 | V3.0L10 | V6.0.0 | PG62207 | 以下の条件のとき、1つのファイルに出力可能な最大ファイルサイズ、または1つのファイルに出力可能な最大レコード数の指定によるファイルの分割出力が正常に動作しないことがある問題を修正しました。 1) bsortexコマンドを使用している。かつ、 2) -outputオプションでmaxfilesizeオペランド、またはmaxrecnumオペランドを指定している。かつ、 3) PowerSORTが用意した出力バッファ内に格納されているレコードを全て出力したタイミングでファイルの分割が行われた。 |
62 | V3.0L10 | V6.0.0 | PG62208 | 以下の条件のとき、PowerSORTが出力する「キーフィールド(※誤りのあるフィールド番号)の指定に誤りがあります.」というメッセージ内の“※誤りのあるフィールド番号”が不適切である問題を修正しました。 1) テキストファイル浮動フィールド指定である。かつ、 2) 入力ファイルのレコード再編成機能を指定している。かつ、 3) 入力ファイルのレコード再編成機能の指定によりキーフィールドが存在しないレコードとなる。 |
63 | V3.0L10 | V6.0.0 | PG62209 | 以下の条件のとき、PowerSORTの出力結果が異常になることがある問題を修正しました。 1) 入力ファイルが標準入力である。かつ、 2) 入力ファイルのコード系がUnicode UCS-2形式である。 |
64 | V3.0L10 | V6.0.0 | PG62210 | 以下の条件のとき、PowerSORTがメッセージを出力せずにエラー終了する(注1)問題を修正しました。 1) bsortexコマンドを使用している。かつ、 2) テキストファイル浮動フィールド指定である。かつ、 3) レコード選択機能を指定している。かつ、 4) 選択フィールドのデータ形式に文字形式2桁年号(yyc)を指定している。かつ、 5) 実際の選択フィールドのフィールド長が2バイト(注2)未満である。 注1) bsortexコマンドの終了コードが1となる。 注2) 入力ファイルのコード系がUnicode UCS-2形式の場合は4バイト未満。 |
65 | V3.0L10 | V6.0.0 | PG62211 | 以下の条件のとき、1つのファイルに出力可能な最大レコード数の指定によるファイルの分割出力が正常に動作しないことがある、または「PowerSORTの処理で内部論理の矛盾を検出しました.(qha5term-72)」というメッセージを出力してエラー終了することがある問題を修正しました。 1) bsortexコマンドを使用している。かつ、 2) テキストファイル指定である。かつ、 3) -outputオプションでmaxrecnumオペランドを指定している。かつ、 4) 入力ファイル内にレコード分離文字だけのレコードが含まれる。 |
66 | V4.0L10 | V6.0.0 | PG61376 | 以下の条件のとき、PowerSORTの出力結果が異常になる(ファイルの先頭に余分なBOMが出力される)ことがある問題を修正しました。 1) マージ機能、またはコピー機能を指定している。かつ、 2) テキストファイル指定である。かつ、 3) 入力ファイルのコード系がUnicode系(UCS-2形式、またはUTF-8形式)である。かつ、 4) 出力ファイルが標準出力である。 |
67 | V4.0L10 | V6.0.0 | PG61377 | 以下の条件のとき、PowerSORTが「ファイル(※入力ファイル名)からのレコード入力中にエラー(※補足情報)が発生しました.」という不適切なエラーメッセージ(注)を出力することがある問題を修正しました。 1) 入力ファイルのファイルシステムがシステムの標準ファイルシステムである。かつ、 2) 入力ファイルが以下である。 - バイナリファイルの場合、ファイルサイズが指定したレコード長の倍数でない。 - テキストファイルの場合、指定したレコード長より長いレコードが存在する。 - テキストファイル、かつ入力ファイルのコード系がUnicode系(UCS-2形式)の場合、レコード長が奇数であるレコードが存在する。 注) 補足情報が不適切 |
68 | V4.0L10 | V6.0.0 | PG61696 | 以下の条件のとき、PowerSORTの出力結果が異常になることがある問題を修正しました。 1) テキストファイル浮動フィールド指定である。かつ、 2) レコード集約機能を指定している。かつ、 3) 集約フィールドの出力形式に'd'を指定している。 |
69 | V4.0L10 | V6.0.0 | PG61697 | 以下の条件のとき、入力ファイルのBOMの存在に関わらず、入力ファイルの先頭をBOMのバイト数分読み飛ばしてしまう問題を修正しました。 1) マージ機能、またはコピー機能を指定している。かつ、 2) テキストファイル指定である。かつ、 3) 入力ファイルのコード系がUnicode系(UCS-2形式、またはUTF-8形式)である。かつ、 4) 入力ファイルが標準入力である。 |
70 | V4.0L10 | V6.0.0 | PG62212 | 以下の条件のとき、PowerSORTの出力結果が異常になることがある問題を修正しました。 1) bsortexコマンドを使用している。かつ、 2) マージ機能を指定している。かつ、 3) レコード集約機能を指定している。かつ、 4) 集約フィールドの出力形式を指定している。かつ、 5) -summaryオプションでfirstオペランドを指定している。 |
71 | V4.0L10 | V6.0.0 | PG62213 | 以下の条件のとき、PowerSORTが「集約フィールド(※異常が検出されたフィールド番号)の内部に不適切なコードが発見されたため,集約処理を中断します.」というメッセージを出力して集約処理を中断する問題を修正しました。 1) テキストファイル浮動フィールド指定である。かつ、 2) レコード集約機能を指定している。かつ、 3) 集約フィールドの出力形式を指定している。かつ、 4) 集約処理の対象とならないレコードの集約フィールド内に空白、またはタブが存在する。 |