Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド
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付録C データベース連携サービスの環境定義

C.2 セットアップ情報ファイル

 セットアップ情報ファイルは、otssetupコマンドによるOTSシステム動作環境の設定時に指定するファイルです。Interstage統合コマンド(isinitコマンド)でセットアップを行う場合には、“Interstage動作環境定義”をカストマイズする必要があります。Interstage動作環境定義については“運用ガイド(基本編)”を参照してください。
 セットアップ情報ファイルは、otssetupコマンド投入時に作成する必要があります。1度作成したセットアップ情報ファイルは、次回セットアップを行う際にも使用できますので保管してください。

◆設定例

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MODE=SYS
LOGFILE=c:\ots\logfile........(Windowsの場合)
LOGFILE=/dev/rdsk/c0t0d0s0....(Solarisの場合)
LOGFILE=/dev/raw/raw1.........(Linuxの場合)
TRANMAX=10
PARTICIPATE=4
OTS_FACT_THR_CONC=5
OTS_RECV_THR_CONC=2
JTS_RMP_PROC_CONC=5
JTS_RMP_THR_CONC=16
HOST=otshost
PORT=8002
LOCALE=EUC
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 太字の項目以外は省略可能です。省略した場合には、デフォルト値が有効になります。

下へC.2.1 MODE: セットアップ種別
下へC.2.2 LOGFILE: システムログファイルのパス
下へC.2.3 TRANMAX: 最大トランザクション多重度
下へC.2.4 PARTICIPATE: 1トランザクションに参加するリソース数
下へC.2.5 OTS_FACT_THR_CONC: OTSシステムのスレッド多重度
下へC.2.6 OTS_RECV_THR_CONC: リカバリプロセスのスレッド多重度
下へC.2.7 JTS_RMP_PROC_CONC: JTS用のリソース管理プログラムのプロセス多重度
下へC.2.8 JTS_RMP_THR_CONC: JTS用のリソース管理プログラムのスレッド多重度
下へC.2.9 HOST: OTSシステムが動作するホスト名
下へC.2.10 PORT: OTSシステムが動作するホストのCORBAサービスのポート番号

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