| Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド | 
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| 第3章 システムのチューニング | > 3.1 サーバ機能運用時に必要なシステム資源 | 
Interstage ディレクトリサービスを用いたシステムの運用時には、システム資源を拡張する必要があります。ここでは、システム資源(システムパラメタ)について説明します。
 Interstage ディレクトリサービスが使用するシステムパラメタのチューニングについて説明します。
 システムパラメタの変更方法や、各パラメタの意味については、“システムパラメタについて”を参照してください。
| 
 パラメタ  | 
 種類  | 
 必要数  | 
|---|---|---|
| 
 kernel.shmmax  | 
 設定値  | 
 5 × (リポジトリ数 × 1,843,200) 以上  | 
| 
 kernel.shmmni  | 
 加算値  | 
 4 × リポジトリ数  | 
リポジトリのデータベースとしてRDBを使用する場合には、さらに、RDBの運用に必要なシステム資源をチューニングしてください。以下の項目を参照して、システムパラメタを変更してください。
Symfoware Serverの運用に必要なシステムパラメタの設定は、Symfoware Serverをインストールしたマシンで変更してください。
ここで示す各システムパラメタの必要数の値は、Symfoware Serverのシステム用動作環境ファイル、またはRDB構成パラメタファイルのパラメタに以下の値が設定されていることを前提としています。これらのパラメタの設定値を変更する場合は、Symfoware Serverのマニュアルを参照して各システムパラメタの必要数を算出し直してください。
| 
 パラメタ  | 
 設定値  | 
|---|---|
| 
 ローカル接続で使用するメモリ量(COMMUNICATION_BUFFER)  | 
 32Kバイト  | 
| 
 ローカル接続数(MAX_CONNECT_SYS) (注1)  | 
 256  | 
| 
 デーモン多重度(RDBCNTNUM)  | 
 712  | 
| 
 共有メモリ量(RDBEXTMEM)  | 
 13,208Kバイト  | 
 レプリケーション運用をするときは、Linkexpressの運用に必要なシステム資源の設定をしてください。設定内容は、Linkexpressのインストールガイドを参照してください。
 Solarisの場合は、「Linkexpressへの同時転送依頼数」を「1」、「Linkexpress同時ファイル転送多重度」を「4」として計算してください。また、システムパラメタ「shmmin」(共用メモリセグメントの最小サイズ)は設定しないでください。
| 
 パラメタ (注)  | 
 資源制御  | 
 種類  | 
 必要数  | 
|---|---|---|---|
| 
 shmmax  | 
 project.max-shm-memory  | 
 設定値  | 
 13,524,992 以上  | 
| 
 shmmni  | 
 project.max-shm-ids  | 
 加算値  | 
 10  | 
注)
パラメタ欄には、“shmsys:shminfo_xxxxxx”の“xxxxxx”を記載しています。
| 
 パラメタ (注1)  | 
 資源制御  | 
 種類  | 
 必要数  | 
|---|---|---|---|
| 
 semmni  | 
 project.max-sem-ids  | 
 加算値  | 
 300  | 
| 
 semmns (注2)  | 
 −  | 
 加算値  | 
 1,112  | 
| 
 semmnu (注2)  | 
 −  | 
 加算値  | 
 64  | 
| 
 semmsl  | 
 process.max-sem-nsems  | 
 設定値  | 
 48 以上  | 
| 
 パラメタ (注1)  | 
 資源制御  | 
 種類  | 
 必要数  | 
|---|---|---|---|
| 
 msgmax (注2)  | 
 −  | 
 設定値  | 
 128 以上  | 
| 
 msgmnb  | 
 process.max-msg-qbytes  | 
 設定値  | 
 4,096 以上  | 
| 
 msgmni  | 
 project.max-msg-ids  | 
 加算値  | 
 2  | 
| 
 msgtql  | 
 process.max-msg-messages  | 
 加算値  | 
 64  | 
| 
 パラメタ  | 
 種類  | 
 必要数  | 
|---|---|---|
| 
 kernel.shmmax  | 
 設定値  | 
 13,524,992 以上  | 
| 
 kernel.shmmni  | 
 加算値  | 
 10  | 
| 
 パラメタ  | 
 種類  | 
 必要数  | 
|---|---|---|
| 
 para1  | 
 設定値  | 
 48 以上  | 
| 
 para2  | 
 加算値  | 
 1,112  | 
| 
 para3  | 
 
  | 
 すでに設定されている値  | 
| 
 para4  | 
 加算値  | 
 300  | 
| 
 パラメタ  | 
 種類  | 
 必要数  | 
|---|---|---|
| 
 kernel.msgmax  | 
 設定値  | 
 128 以上  | 
| 
 kernel.msgmnb  | 
 設定値  | 
 4,096 以上  | 
| 
 kernel.msgmni  | 
 加算値  | 
 2  | 
Oracleデータベースの運用に必要なシステムパラメタの設定は、Oracleデータベースをインストールしたマシンで変更してください。
レプリケーション運用をするときは、レプリケーションの運用に必要なシステム資源の設定をしてください。設定内容は、Oracleデータベースのマニュアルを参照してください。
| 
 パラメタ (注)  | 
 資源制御  | 
 種類  | 
 必要数  | 
|---|---|---|---|
| 
 shmmax  | 
 project.max-shm-memory  | 
 設定値  | 
 4,294,967,295 以上  | 
| 
 shmmni  | 
 project.max-shm-ids  | 
 設定値  | 
 100 以上  | 
注)
パラメタ欄には、“shmsys:shminfo_xxxxxx”の“xxxxxx”を記載しています。
| 
 パラメタ (注1)  | 
 資源制御  | 
 種類  | 
 必要数  | 
|---|---|---|---|
| 
 semmni  | 
 project.max-sem-ids  | 
 設定値  | 
 100 以上  | 
| 
 semmns (注2)  | 
 −  | 
 設定値  | 
 1,024 以上  | 
| 
 semmsl  | 
 project.max-sem-nsems  | 
 設定値  | 
 256 以上  | 
| 
 semvmx (注2)  | 
 −  | 
 設定値  | 
 32,767 以上  | 
| 
 パラメタ  | 
 種類  | 
 必要数  | 
|---|---|---|
| 
 kernel.shmall  | 
 設定値  | 
 2,097,152 以上  | 
| 
 kernel.shmmax  | 
 設定値  | 
 物理メモリのサイズ(バイト)の1/2 以上  | 
| 
 kernel.shmmni  | 
 設定値  | 
 4,096 以上  | 
| 
 パラメタ  | 
 種類  | 
 必要数  | 
|---|---|---|
| 
 para1  | 
 設定値  | 
 250 以上  | 
| 
 para2  | 
 設定値  | 
 32,000 以上  | 
| 
 para3  | 
 設定値  | 
 100 以上  | 
| 
 para4  | 
 設定値  | 
 128 以上  | 
| 
 パラメタ  | 
 種類  | 
 必要数  | 
|---|---|---|
| 
 fs.file-max  | 
 設定値  | 
 65,536 以上  | 
| 
 パラメタ  | 
 種類  | 
 必要数  | 
|---|---|---|
| 
 net.ipv4.ip_local_port_range  | 
 設定値  | 
 最小:1,024  | 
| 
 net.core.rmem_default  | 
 設定値  | 
 1,048,576 以上  | 
| 
 net.core.rmem_max  | 
 設定値  | 
 1,048,576 以上  | 
| 
 net.core.wmem_default  | 
 設定値  | 
 262,144 以上  | 
| 
 net.core.wmem_max  | 
 設定値  | 
 262,144 以上  | 
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