Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集
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第3部 メッセージラベルのないメッセージ> 第40章 Interstage ディレクトリサービスから通知されるエラーコード> 40.2 SSLエラーコード

40.2.57 0x00700001, 0x00700002

 詳細コードによって意味と対処が異なります。
 詳細コードは以下に示されます。

詳細コード

 0x00020028
 0x00020029
 0x0002002a
 0x0002002b
 0x0002002c
 0x0002002d
 0x0002002e
 その他

 

◆0x00020028

[意味]
 SSLの接続に失敗しました。または、SSLの接続が切断されました。

[ユーザの対処]

 上記の対応をしても改善されない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

 

◆0x00020029

[意味]
 接続先のサイト証明書の検証に失敗しました。検証に必要な認証局証明書が登録されていません。

[ユーザの対処]
 SSLによる暗号化通信を行うために構築した、証明書や秘密鍵を管理する環境により、以下の対処をしてください。

 上記の対応をしても改善されない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

 

◆0x0002002a

[意味]
 認証局証明書、またはサイト証明書の検証に失敗しました。

[ユーザの対処]
 証明書ニックネームで示された証明書を検証するための証明書の登録順序に誤りがあります。証明書をルート認証局の認証局証明書から順に、Interstage証明書環境、または証明書/鍵管理環境に登録し直してください。
 証明書を登録し直す方法は、“証明書の登録順序に誤りがある場合”の“証明書/鍵管理環境の場合”を参照してください。

 

◆0x0002002b

[意味]
 未サポートのサイト証明書を受信しました。

[ユーザの対処]
 サポートしているサイト証明書を接続先で認証局から取得し、接続先でルート認証局の認証局証明書から順に、Interstage証明書環境、または証明書/鍵管理環境に登録してください。
 また、接続先のサイト証明書を検証するための認証局証明書を、ルート認証局の認証局証明書から順に、自ホストのInterstage証明書環境、または証明書/鍵管理環境に登録してください。

 証明書を登録し直す方法は、“証明書の登録順序に誤りがある場合”を参照してください。

 サポートしている証明書については、以下を参照してください。
 “セキュリティシステム運用ガイド”の“Interstage証明書環境の構築と利用”-“証明書と秘密鍵について”

 上記の対応をしても改善されない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

 

◆0x0002002c

[意味]
 認証局証明書、またはサイト証明書が取り消されています。

[ユーザの対処]

 認証局から新しい認証局証明書、またはサイト証明書を取得し、Interstage証明書環境、または証明書/鍵管理環境に登録してください。
 Internet ExplorerでCRLを開くと、取り消された証明書のシリアル番号を参照できます。以下の記述に従って、取り消された証明書を確認し、取り消された証明書に代わる新しい証明書を取得、登録します。

◆0x0002002d

[意味]
 有効期限の切れたサイト証明書を受信したため、接続先からのアクセスを拒否しました。

[ユーザの対処]
 接続先で、認証局から新しいサイト証明書を取得し、接続先のInterstage証明書環境、または証明書/鍵管理環境に登録してください。新しいサイト証明書の取得、および登録方法は、“サイト証明書の有効期限が切れた場合”を参照してください。

 

◆0x0002002e

[意味]
 接続先のサイト証明書の検証に失敗しました。検証に必要な認証局証明書が登録されていません。

[ユーザの対処]
 SSLによる暗号化通信を行うために構築した、証明書や秘密鍵を管理する環境により、以下の対処をしてください。

 上記の対応をしても改善されない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

 

◆その他

[意味]
 SSL関数で予期しないエラーを検出しました。

[ユーザの対処]
 iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


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