Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集
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第3部 メッセージラベルのないメッセージ> 第37章 Webサーバから通知されるステータスコード> 37.3 Client Error (400番台のステータスコード)

37.3.3 403

403 Forbidden

[意味]
 指定されたリソースにはアクセスできません。

Servletサービスを使用している場合

 Servletサービスを使用している場合は、以下の可能性もあります。

シングル・サインオンを使用している場合

【シングル・サインオン運用時の追加メッセージが出力される場合】

 各メッセージの対処にしたがってください。

◆Access is not allowed.

 アクセスは許可されていません。

[意味]
 アクセスに必要なロールを利用者が保持していないため、リソースにアクセスできません。

[利用者の対処]
 業務サーバ管理者に問い合わせてください。

[業務サーバ管理者の対処]
 SSO管理者に問い合わせてください。

[SSO管理者の対処]
 以下の確認を行ってください。

注)SSOリポジトリへのユーザ情報の登録については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“環境構築(SSO管理者編)”−“リポジトリサーバの構築”−“SSOリポジトリへのユーザ情報、ロール定義の登録”を参照してください。

◆Authentication failed.

 認証に失敗しました。

[意味]
 ユーザ情報の登録先にActive Directoryを使用している場合は、以降“SSOリポジトリ”を“Active Directory”に読み替えてください。

 統合Windows認証に失敗しました。以下の原因が考えられます。

[利用者の対処]
 業務サーバ管理者に問い合わせてください。

[業務サーバ管理者の対処]
 SSO管理者に問い合わせてください。

[SSO管理者の対処]
 以下の対処を行ってください。

注1)認証サーバのInterstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[統合Windows認証の設定]の[認証に使用する属性]より確認します。

注2)[ユーザ情報の登録先エントリ]については、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [リポジトリサーバ]、または[リポジトリサーバ(参照系)] > [環境設定]タブの[リポジトリサーバ詳細設定[表示]]、または[詳細設定[表示]]をクリックし、[リポジトリ]を参照してください。

注3)Active Directoryの確認方法については、Active Directoryのマニュアルを参照してください。

注4)Active Directoryを使用するシステムへの移行方法については、シングル・サインオン運用ガイドの“旧バージョンの環境定義と機能について”−“ディレクトリサービスにActive Directoryを使用するシステムへの移行について”を参照してください。

◆Authentication has been expired.

 認証の有効期限が切れています。

[意味]
 認証情報が有効期限切れとなっているため、認証操作をやり直す必要があります。

[セション管理運用時の意味]
 以下のような理由でセションが無効となっているため、認証操作をやり直す必要があります。

[利用者の対処]
 自動的に再認証が行われない場合は、認証操作をやり直してください。

◆Authentication information is invalid.

 認証情報が正しくありません。

[意味]
 認証情報が正しくありません。認証時に認証サーバへアクセスした時のIPアドレスと、業務サーバへアクセスした時のIPアドレスが異なっている可能性があります。

[利用者の対処]
 ブラウザを終了し再度起動して、認証操作をやり直してください。それでも解決しない場合は、業務サーバ管理者に問い合わせてください。

[業務サーバ管理者の対処]
 以下の確認を行ってください。

◆Authentication is needed. Try again after authentication.

 認証が必要です。認証を行ってからやり直してください。

[意味]
 リソースへアクセスするための認証情報がありません。

[利用者の対処]
 以下の対処を行ってください。

 フォーム認証ページのカスタマイズ方法については“シングル・サインオン運用ガイド”の“シングル・サインオンのカスタマイズ”−“Webブラウザに表示するメッセージのカスタマイズ”を参照してください。

◆Authentication is processing.

 認証中です。

[意味]
 認証操作途中の利用者が、保護リソースにアクセスをおこないました。

[利用者の対処]
 以下の対処を行ってください。

[業務サーバ管理者の対処]
 利用者が誤ったフォーム認証ページのURL(注)にアクセスしていないか確認してください。誤ったURLにアクセスしている場合は正しいURLにアクセスするよう指導してください。

注)フォーム認証ページのURLついては、シングル・サインオン運用ガイドの“概要”−“認証”−“パスワード認証と証明書認証”を参照してください。

◆Authentication was successful.

 認証に成功しました。

[意味]
 POSTリクエストに対する認証において、保護リソースに画面遷移できませんでした。以下の原因が考えられます。

[利用者の対処]
 以下の場合、認証は完了しています。FQDNを指定して再度保護リソースにアクセスし、継続して業務システムを利用してください。

 上記以外の場合は、業務サーバ管理者に問い合わせてください。

[業務サーバ管理者の対処]
 以下の対処を行ってください。

◆Browser does not accept cookies.

 ブラウザがcookieを受け付けません。

[意味]
 ブラウザにCookieを設定できませんでした。以下の原因が考えられます。

[利用者の対処]
 ブラウザがCookieを受け付けるよう設定を見直してください。ブラウザがCookieを受け付けるよう設定されている場合は、業務サーバ管理者に問い合わせてください。

[業務サーバ管理者の対処]
 指定するドメイン名が2階層(.co.jpなど)の場合、ブラウザがCookieを受け付けない可能性があります。3階層以上(.fujitsu.co.jpなど)のドメイン名を指定して、業務サーバを再構築してください。
 SSO管理者より業務システム構築ファイルとそのパスワードを入手し、業務サーバを再構築してください。(注)

[SSO管理者の対処]
 業務サーバ管理者から入手したドメイン名を指定して、業務システム構築ファイルをダウンロードし、パスワードとともに業務サーバ管理者に配布してください。

注)業務サーバの再構築については、Interstage 管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [一覧]タブにより業務サーバを削除してから、[業務サーバの追加]タブにより業務サーバを追加してください。

◆Certificate authentication is needed.

 証明書による認証が必要です。

[意味]
 ユーザ情報の登録先にActive Directoryを使用している場合は、以降“SSOリポジトリ”を“Active Directory”に読み替えてください。

 証明書による認証に失敗しました。以下の原因が考えられます。

[利用者の対処]
 提示した証明書が正しいものか確認してください。
 証明書がブラウザに登録されていない場合は、証明書を入手しブラウザに登録してください。
 正しい証明書を提示したにもかかわらず、本メッセージが表示される場合は、業務サーバ管理者に問い合わせてください。

[業務サーバ管理者の対処]
 SSO管理者に問い合わせてください。

[SSO管理者の対処]
 利用者が正しい証明書を提示しているにもかかわらず本メッセージが表示される場合は、以下の確認を行ってください。

注1)[ユーザ情報の登録先エントリ]については、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [リポジトリサーバ]、または[リポジトリサーバ(参照系)] > [環境設定]タブの[リポジトリサーバ詳細設定[表示]]、または[詳細設定[表示]]をクリックし、[リポジトリ]を参照してください。

注2)[認証に使用する属性]については、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[証明書認証の動作]を参照してください。

注3)SSOリポジトリへのユーザ情報の登録については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“環境構築(SSO管理者編)”−“リポジトリサーバの構築”−“SSOリポジトリへのユーザ情報、ロール定義の登録”を参照してください。

注4)V5.xより本バージョンに移行した場合、認証サーバの定義ファイルの「certificate-identification」が“YES”に設定されている可能性があります。本設定が“YES”の場合、利用者が提示した証明書とSSOリポジトリに登録されている証明書の比較が行われます。

注5)Active Directoryの確認方法については、Active Directoryのマニュアルを参照してください。

◆Certificate has been revoked.

 証明書は失効しています。

[意味]
 指定した証明書は失効しています。

[利用者の対処]
 新しい証明書を入手してください。または、別の証明書を選択してください。

◆Certificate has expired.

 証明書は有効期限切れです。

[意味]
 利用者が提示した証明書の有効期限が切れています。

[利用者の対処]
 新しい証明書を入手してください。または、別の証明書を選択してください。

◆Certificate is invalid.

 証明書は無効です。

[意味]
 利用者が提示した証明書が壊れています。または、証明書に利用者を特定する情報が含まれていません。

[利用者の対処]
 証明書を入手しブラウザに登録してください。

 正しい証明書を使用しても本メッセージが表示される場合は、業務サーバ管理者に問い合わせてください。

[業務サーバ管理者の対処]
 SSO管理者に問い合わせてください。

[SSO管理者の対処]
 利用者が提示した証明書に認証サーバで設定した[認証に使用する属性]が含まれているか確認してください。
 
[認証に使用する属性]が証明書に含まれていない場合は、[認証に使用する属性]が含まれている証明書をブラウザに登録するよう利用者に依頼してください。

 [認証に使用する属性]については、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[証明書認証の動作]を参照してください。

◆Click the link below to open the Authentication window. Check that the authentication server is correct, and then complete the authentication procedure.

 以下のリンクをクリックして認証画面を表示し、正しい認証サーバか確認のうえ認証してください。

[意味]
 POSTリクエストに対して認証を行います。

[利用者の対処]
 画面に表示されているリンクをクリックし、表示された認証画面にて認証を行ってください。

◆Enter your user name and password.

 ユーザ名、およびパスワードを入力してください。

[意味]
 フォーム認証を行うための認証用ページです。

[利用者の対処]
 ユーザ名/パスワードを入力してください。

◆Failed to Sign-off. Please close web browser.

 サインオフできませんでした。Webブラウザを閉じてください。

[意味]
 サインオフできませんでした。以下の原因が考えられます。

[利用者の対処]
 サインオフを行った際に本メッセージが表示されることについて業務サーバ管理者から説明を受けている場合は、Webブラウザを閉じてください。
 業務サーバ管理者から説明を受けていない場合は、業務サーバ管理者に問い合わせてください。

[業務サーバ管理者の対処]
 SSO管理者に問い合わせてください。

[SSO管理者の対処]
 以下の対処を行ってください。

注)セションの管理を行う運用への移行については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“旧バージョンの環境定義と機能について”−“セションの管理を行う運用への移行について”を参照してください。

◆Failed to Sign-on. This user has already signed on.

 このユーザですでにサインオンしています。サインオンできません。

[意味]
 すでにサインオンしているユーザで再度サインオンを行いました。多重サインオンが抑止されているため、サインオンできません。

[利用者の対処]
 以下の対処を行ってください。

[業務サーバ管理者の対処]
 SSO管理者に問い合わせてください。

[SSO管理者の対処]
 以下の対処を行ってください。

◆Integrated Windows Authentication failed.

 統合Windows認証に失敗しました。

[意味]
 統合Windows認証による利用者の認証に失敗しました。

[利用者の対処]

 以下の対処を行ってください。

[業務サーバ管理者の対処]
 SSO管理者に問い合わせてください。

[SSO管理者の対処]
 統合Windows認証を行う際に必要なActive Directoryと連携するための設定が正しく行われているか確認してください。(注)
 設定が正しく行われている場合は、連携しているActive Directoryが統合Windows認証できる環境であるか確認してください。

注)統合Windows認証を行う際に必要な各設定については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“Active Directoryと連携するための設定”−“ユーザ情報を登録するディレクトリサービスにActive Directoryを使用する”−“統合Windows認証を行うための設定”を参照してください。

◆Invalid operation.

 無効な操作です。

[意味]
 無効な操作です。

[利用者の対処]
 再度実行してください。
 再度実行しても同様の現象が発生する場合は、現在使用しているWebブラウザを一度閉じてから実行しなおしてください。実行する際は、以下の点に注意してください。

 それでも解決しない場合は、業務サーバ管理者に問い合わせてください。

[業務サーバ管理者の対処]
 SSO管理者に問い合わせてください。

[SSO管理者の対処]
 以下の対処を行ってください。

注1)セションタイムアウト時間のデフォルト値は1分に設定されています。セションタイムアウト時間を増やすことでセキュリティレベルの低下を招く恐れがありますので、変更する場合にはできるだけ小さな値となるよう設定してください。なお、セションタイムアウトしない設定は行わないでください。

注2)認証を行うシステムの設定画面のメッセージのカスタマイズについては“シングル・サインオン運用ガイド”の“認証サーバ間連携”−“カスタマイズ”−“Webブラウザに表示するメッセージのカスタマイズ”−“認証を行うシステムの設定画面用タグの仕様”を参照してください。

注3)認証を行うシステムの解除画面のメッセージのカスタマイズについては“シングル・サインオン運用ガイド”の“認証サーバ間連携”−“カスタマイズ”−“Webブラウザに表示するメッセージのカスタマイズ”−“認証を行うシステムの解除画面用タグの仕様”を参照してください。

注4)システム時刻を設定する場合には、タイムゾーンの設定に注意してください。

注5)セションタイムアウト時間のデフォルト値は10分に設定されています。セションタイムアウト時間を増やすことでセキュリティレベルの低下を招く恐れがありますので、変更する場合にはできるだけ小さな値となるよう設定してください。なお、セションタイムアウトしない設定は行わないでください。セションタイムアウト時間については“J2EE ユーザーズガイド”の“Webアプリケーションの開発”−“Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)”を参照してください。

注6)認証サーバ間連携サービスの削除については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“認証サーバ間連携”−“運用・保守”−“認証サーバ間連携サービスの起動・停止・削除”を参照してください。

注7)認証サーバ間連携サービスの配備については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“認証サーバ間連携”−“導入”−“導入手順”−“認証サーバ間連携サービスの配備”を参照してください。

◆Requested path is invalid form.

 要求されたパスは形式が不正です。

[意味]
 要求されたURLのパスの形式が不正です。以下の原因が考えられます。

[利用者の対処]
 以下の対処を行ってください。

◆Sign-off?

 サインオフしますか?

[意味]
 サインオフを行うかどうかを問い合わせるページです。

[利用者の対処]
 サインオフを行うか、または行わないかを選択してください。

◆Sign-off was canceled.

 サインオフを取り消しました。

[意味]
 サインオフを問い合わせるページで、サインオフを取り消しました。

◆Sign-on was canceled.

 サインオンを取り消しました。

[意味]
 強制サインオンを問い合わせるページで、強制サインオンを取り消しました。
 以前のセションは開放されません。

◆Sign-on was not performed.

 サインオンされていません。

[意味]
 サインオンしていないユーザが、すでにサインオンしているユーザのみ利用できるサービスを要求しました。または、サインオンを行った時と異なるFQDN、またはドメインでサービスを要求されました。

[利用者の対処]
 サインオンを行っていない場合は、必要に応じてサインオンしてください。
 サインオンを行ったにもかかわらず本メッセージが表示される場合は、業務サーバ管理者に問い合わせてください。

[業務サーバ管理者の対処]
 サインオフのURL、または前回サインオン日時の確認用のURLに誤りがないか確認してください。

 サインオフのURLについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“シングル・サインオンのカスタマイズ”−“サインオフするためのWebページのカスタマイズ”−“Webページのカスタマイズ方法”を参照してください。
 前回サインオン日時の確認用のURLについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”−“利用者に関する操作”−“前回サインオン日時の確認”を参照してください。

◆The system used to perform authentication has not been set.

 認証を行うシステムが設定されていません。

[意味]
 認証を行うシステムが設定されていません。

[利用者の対処]
 認証を行うシステムの設定を行ってから、再度実行してください。(注1)
 それでも解決しない場合は、業務サーバ管理者に問い合わせてください。

[業務サーバ管理者の対処]
 SSO管理者に問い合わせてください。

[SSO管理者の対処]
 以下の対処を行ってください。

注1)認証を行うシステムの設定については“シングル・サインオン運用ガイド”の“認証サーバ間連携”−“運用・保守”−“認証を行うシステムの設定”を参照してください。

注2)相手シングル・サインオンシステムの情報については、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[認証サーバ間連携サービス詳細設定[表示]]をクリックし、[相手シングル・サインオンシステムの情報]の[相手シングル・サインオンシステムの設定]を参照してください。

注3)認証サーバ間連携サービスの停止、および起動については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“認証サーバ間連携”−“運用・保守”−“認証サーバ間連携サービスの起動・停止・削除”を参照してください。

◆This user has already signed on. Sign-on again?

 このユーザですでにサインオンしています。サインオンし直しますか?

[意味]
 強制サインオンを行うかどうかを問い合わせるページです。

[利用者の対処]
 強制サインオンを行うか、または行わないかを選択してください。

◆Timed out, session is unavailable.

 タイムアウトが発生したためセションは無効です。

[意味]
 アイドル監視時間を超過しタイムアウトが発生したため、セションが無効な状態です。認証操作をやり直す必要があります。

[利用者の対処]
 認証操作をやり直してください。

◆User has been locked.

 ユーザはロックされています。

[意味]
 ユーザはロックアウトされた状態です。

[利用者の対処]
 業務サーバ管理者に問い合わせて、ロックアウトの解除を依頼してください。

[業務サーバ管理者の対処]
 SSO管理者に問い合わせてください。

[SSO管理者の対処]
 該当利用者のロックアウトを解除してください。

 ロックアウトの解除については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”−“利用者に関する操作”−“ロックアウトの解除”を参照してください。

◆User has not been found.

 ユーザが見つかりませんでした。

[意味]
 ユーザが見つかりませんでした。以下の原因が考えられます。

[利用者の対処]
 ブラウザを終了し再度起動して、認証操作をやり直してください。それでも解決しない場合は、業務サーバ管理者に問い合わせてください。

[業務サーバ管理者の対処]
 SSO管理者に問い合わせてください。

[SSO管理者の対処]

注1)SSOリポジトリ(スレーブ)の[管理者用DNのパスワード]については、スレーブ運用のSSOリポジトリを作成したマシンのInterstage管理コンソールの[システム] > [サービス] > [リポジトリ] > [リポジトリ:状態]画面でスレーブ運用のSSOリポジトリをクリックし、参照してください。

注2)SSOリポジトリ(マスタ)の[接続用パスワード]については、マスタ運用のSSOリポジトリを作成したマシンのInterstage管理コンソールの[システム] > [サービス] > [リポジトリ] > [リポジトリ:状態]画面でマスタ運用のSSOリポジトリをクリックしてください。次に、[詳細設定[表示]]をクリックし、[レプリケーション先ホスト一覧]でスレーブ運用のSSOリポジトリの[ホスト名]の左のチェックボックスをオンにして[編集]ボタンをクリックし、[レプリケーション先ホスト情報]を参照してください。

注3)SSOリポジトリ(マスタ)とSSOリポジトリ(スレーブ)の[SSL定義]については、それぞれのマシンのInterstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [SSL] > [SSL:一覧]画面で、SSOリポジトリ(マスタ)とSSOリポジトリ(スレーブ)の[SSL定義]に指定した定義名をクリックし、参照してください。

注4)SSOリポジトリ(マスタ)の[クライアント証明書の提示]については、マスタ運用のSSOリポジトリを作成したマシンのInterstage管理コンソールの[システム] > [サービス] > [リポジトリ] > [リポジトリ:状態]画面でマスタ運用のSSOリポジトリをクリックしてください。次に、[詳細設定[表示]]をクリックし、[レプリケーション先ホスト一覧]でスレーブ運用のSSOリポジトリの[ホスト名]の左のチェックボックスをオンにして[編集]ボタンをクリックし、[レプリケーション先ホスト情報]を参照してください。

◆User is duplicated.

 ユーザが重複して登録されています。

[意味]
 ユーザ情報の登録先にActive Directoryを使用している場合は、以降“SSOリポジトリ”を“Active Directory”に読み替えてください。

 利用者を識別する情報がSSOリポジトリに重複して登録されています。以下の原因が考えられます。

[利用者の対処]
 業務サーバ管理者に問い合わせてください。

[業務サーバ管理者の対処]
 SSO管理者に問い合わせてください。

[SSO管理者の対処]

注1)ユーザ情報の登録先にInterstage ディレクトリサービスを使用している場合、SSOリポジトリの操作はエントリ管理ツールなどを使用して行います。詳細については、“ディレクトリサービス運用ガイド”の“エントリの管理”を参照してください。

注2)Active Directoryの確認方法については、Active Directoryのマニュアルを参照してください。

注3)[認証に使用する属性]については、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[証明書認証の動作]を参照してください。

◆User is not available.

 ユーザは無効です。

[意味]
 利用者の認証を試みた日時が、有効期間開始前であるか、有効期間を過ぎています。

[利用者の対処]
 業務サーバ管理者に問い合わせて、利用者の有効期間を確認するよう依頼してください。

[業務サーバ管理者の対処]
 SSO管理者に問い合わせてください。

[SSO管理者の対処]
 SSOリポジトリ(ユーザ情報の登録先にActive Directoryを使用している場合は、Active Directory)のユーザ情報に設定した有効期間を確認してください。利用者を特定し、必要であれば有効期間を変更してください。

 利用者の有効期間の確認、変更については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”−“利用者に関する操作”−“利用者の有効期間の確認、変更”を参照してください。

◆User name or password is incorrect.

 ユーザ名、またはパスワードが正しくありません。

[意味]
 ユーザ情報の登録先にActive Directoryを使用している場合は、以降“SSOリポジトリ”を“Active Directory”、“ユーザID”を“ユーザー ログオン名”に読み替えてください。

 利用者の認証に失敗しました。以下の原因が考えられます。

[利用者の対処]
 正しいユーザ名/パスワードを指定してください。また、証明書を使用する場合は、正しい証明書を提示してください。
 正しいユーザ名/パスワード、証明書を指定しているにもかかわらず本メッセージが表示される場合は、業務サーバ管理者に問い合わせてください。

[業務サーバ管理者の対処]
 SSO管理者に問い合わせてください。

[SSO管理者の対処]
<<パスワード認証>>
 利用者が正しいユーザID/パスワードを指定しているにもかかわらず本メッセージが表示される場合は、以下の確認を行ってください。


<<証明書認証>>
 利用者が正しい証明書を提示しているにもかかわらず本メッセージが表示される場合は、以下の確認を行ってください。

注1)Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]] > [業務システムとの通信の設定] > [利用者への認証失敗原因の通知]を“通知する”と設定し運用している場合は、本原因で該当メッセージが通知されることはありません。

注2)[ユーザ情報の登録先エントリ]については、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [リポジトリサーバ]、または[リポジトリサーバ(参照系)] > [環境設定]タブの[リポジトリサーバ詳細設定[表示]]、または[詳細設定[表示]]をクリックし、[リポジトリ]を参照してください。

注3)SSOリポジトリへのユーザ情報の登録については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“環境構築(SSO管理者編)”−“リポジトリサーバの構築”−“SSOリポジトリへのユーザ情報、ロール定義の登録”を参照してください。

注4)V5.xより本バージョンに移行した場合、リポジトリサーバの定義ファイルの「alternative-uid-attribute」に“uid”以外の属性名が設定されている可能性があります。本設定が“uid”以外の場合、設定されている属性名が利用者の識別情報として使用されます。

注5)ユーザ情報の登録先にInterstage ディレクトリサービスを使用している場合、SSOリポジトリの操作はエントリ管理ツールなどを使用して行います。詳細については、“ディレクトリサービス運用ガイド”の“エントリの管理”を参照してください。

注6)利用者のロックアウト状態の確認については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”−“利用者に関する操作”−“利用者のロック状態の確認”を参照してください。

注7)利用者の有効期間の確認については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”−“利用者に関する操作”−“利用者の有効期間の確認、変更”を参照してください。

注8)ユーザ情報の「userPassword」属性の登録については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”−“利用者に関する操作”−“利用者のパスワードの変更”を参照してください。

注9)[認証に使用する属性]については、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[証明書認証の動作]を参照してください。

注10)V5.xより本バージョンに移行した場合、認証サーバの定義ファイルの「certificate-identification」が“YES”に設定されている可能性があります。本設定が“YES”の場合、利用者が提示した証明書とSSOリポジトリに登録されている証明書の比較が行われます。

注11)Active Directoryの確認方法については、Active Directoryのマニュアルを参照してください。

注12)シングル・サインオンの拡張スキーマの確認については、“トラブルシューティング集”の“Interstage シングル・サインオン運用時の異常”−“トラブル事例”−“ユーザ情報を登録するディレクトリサービスにActive Directoryを使用する場合のトラブル”を参照してください。

◆User was already authenticated.

 すでに認証済みです。

[意味]
 以下の原因が考えられます。

[利用者の対処]
 以下の対処を行ってください。

[業務サーバ管理者の対処]
 業務サーバのシステム時刻が認証サーバのシステム時刻と同期しているかSSO管理者に問い合わせてください。

[SSO管理者の対処]
 すべての認証サーバ、リポジトリサーバのシステム時刻が同期しているか確認してください。

◆User was locked out.

 ユーザはロックされました。

[意味]
 パスワードの再入力に規定回数失敗したため、ロックアウトされました。

[利用者の対処]
 業務サーバ管理者に問い合わせて、ロックアウトの解除を依頼してください。

[業務サーバ管理者の対処]
 SSO管理者に問い合わせてください。

[SSO管理者の対処]
 該当利用者のロックアウトを解除してください。
 ロックアウトの解除については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”−“利用者に関する操作”−“ロックアウトの解除”を参照してください。


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