Systemwalker Live Help V13.3.0 ユーザーズガイド - Windows(R)共通 -
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付録G Live Helpセキュリティ設定コマンド> G.1 Live Helpセキュリティ設定コマンドで制限できる情報・動作

G.1.2 クライアント

クライアントで制限できる動作について説明します。

コマンドの具体的な使用方法は、本章の“Live Helpセキュリティ設定コマンドの使い方”を参照してください。

 

■ [Clientセットアップ]の動作

クライアントの設定は、[Clientセットアップ]を起動してクライアントマシン上で行います。クライアント側のマシンをローカルで操作しているユーザが、間違ってクライアントの設定を変更してしまう可能性があります。

Live Helpセキュリティ設定コマンドを使用すると、Live Help Clientの設定変更を禁止することができます。

具体的には以下のような動作になります。

セキュリティ設定
(CSETUP機能)

[Clientセットアップ]の設定項目

すべてのユーザに対して有効になっている場合

[Clientセットアップ]を起動したユーザの権限に関わらず、設定項目はグレーアウトされ変更できません。

管理者以外のユーザに対してのみ有効になっている場合

管理者権限のあるユーザで[Clientセットアップ]を起動した場合のみ、設定を変更できます。

無効になっている場合

常に変更できます。

■セッションジャーナル設定プログラムの動作

Live Helpのセッションイベントを記録する機能として「セッションジャーナル」があります。セッションジャーナルには、セッションとファイル操作に関するすべてのイベントが記録されます。

Live Helpセキュリティ設定コマンドを使用すると、Live Help Client用のセッションジャーナルの設定変更を禁止することができます。

具体的には以下のような動作になります。

セキュリティ設定
(CSJ機能)

セッションジャーナル設定プログラム
(Live Help Client用の設定)

すべてのユーザに対して有効になっている場合

セッションジャーナル設定プログラムを起動したユーザの権限に関わらず、[設定対象]の[Live Help Client]オプションがグレーアウトされ、設定を変更できません。

管理者以外のユーザに対してのみ有効になっている場合

管理者権限のあるユーザでセッションジャーナル設定プログラムを起動した場合のみ、設定を変更できます。

無効になっている場合

常に変更できます。

セッションジャーナル機能についての詳細は、“セッションジャーナルの内容と設定”を参照してください。


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