Systemwalker Live Help V13.3.0 ユーザーズガイド - Windows(R)共通 - |
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付録G Live Helpセキュリティ設定コマンド | > G.1 Live Helpセキュリティ設定コマンドで制限できる情報・動作 |
エキスパート(またはモニタ)で制限できる情報/動作について説明します。
Live Helpセキュリティ設定コマンドの具体的な使用方法は、本章の“Live Helpセキュリティ設定コマンドの使い方”を参照してください。
エキスパート(またはモニタ)からクライアントへの接続が完了すると、接続履歴(MRUリスト)が作成されます。次に接続する時はこの接続履歴を使うことで、IPアドレスやセッション名の入力を省略して、簡単にクライアントへ接続することができます。入力内容を省略できるため、接続履歴は非常に便利ですが、操作したクライアントのIPアドレスやセッション名は、必ずしもすべてのユーザに必要な情報とは限りません。
Live Helpセキュリティ設定コマンドを使用すると、エキスパート/モニタで接続履歴を表示しないようにすることができます。
具体的には以下のような動作になります。
セキュリティ設定 |
接続履歴および前回の接続先情報 |
すべてのユーザに対して有効になっている場合 |
エキスパート/モニタを起動したユーザの権限に関わらず、表示されません。 |
管理者以外のユーザに対してのみ有効になっている場合 |
管理者権限のあるユーザでエキスパート/モニタを起動した場合のみ表示されます。 |
無効になっている場合 |
常に表示されます。 |
Live Helpのセッションイベントを記録する機能として「セッションジャーナル」があります。セッションジャーナルには、セッションとファイル操作に関するすべてのイベントが記録されます。
Live Helpセキュリティ設定コマンドを使用すると、Live Help Expert/Monitor用のセッションジャーナルの設定変更を禁止することができます。
具体的には以下のような動作になります。
セキュリティ設定 |
セッションジャーナル設定プログラム |
すべてのユーザに対して有効になっている場合 |
セッションジャーナル設定プログラムを起動したユーザの権限に関わらず、[設定対象]の[Live Help Expert]/[Live Help Monitor]オプションがグレーアウトされ、設定を変更できません。 |
管理者以外のユーザに対してのみ有効になっている場合 |
管理者権限のあるユーザでセッションジャーナル設定プログラムを起動した場合のみ、設定を変更できます。 |
無効になっている場合 |
常に変更できます。 |
セッションジャーナル機能についての詳細は、“セッションジャーナルの内容と設定”を参照してください。
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