Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド UNIX編 - UNIX共通 -
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目次
索引
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まえがき
■本書の目的
本書は、Systemwalker Centric Manager V13.3.0を、クラスタシステムを利用して高信頼化する場合の機能概要、導入方法および運用方法について説明しています。
なお、本書は、Solaris版/Linux版を対象としています。
■本書の読者
本書は、以下のクラスタソフトウェアを使用して、Systemwalker Centric Managerを高信頼化し、運用管理作業の信頼性を向上させたい方を対象としています。
- PRIMECLUSTER
- Sun(TM) Cluster 3.0(以降、Sun Clusterと略しています)
- HP Multi-Computer/ServiceGuard(以降、MC/ServiceGuard)
- AIX HACMP 5.3
また、本書を読む場合、OSやGUIの一般的な操作、およびTCP/IPやSMTP、SNMPなどの一般的な知識をご理解の上でお読みください。
■本書の構成
本書は、次の構成になっています。
クラスタシステムを利用したSystemwalker Centric Managerの高信頼運用の概要について説明します。
クラスタシステム環境で利用可能な、Systemwalker Centric Managerの機能について説明します。
運用管理サーバをクラスタシステムにする場合の環境について説明します。
運用管理サーバ・全体監視サーバをクラスタシステム上に導入するための作業について説明します。
運用管理サーバの各機能を使用する場合の設定について説明します。
運用管理サーバの起動デーモンをカスタマイズする方法について説明します。
クラスタシステムを利用した運用管理サーバの高信頼運用について説明します。
クラスタシステム運用時の運用管理サーバのバックアップ、リストアについて説明します。
旧版から移行する作業について説明します。
クラスタ運用を解除し、運用管理サーバをアンインストールする方法について説明します。
データベースの拡張や、IPアドレスまたはホスト名を変更した場合の設定方法について説明します。
第12章 導入
部門管理サーバをクラスタシステム上に導入するための作業について説明します。
部門管理サーバの各機能を使用する場合の設定について説明します。
部門管理サーバの起動デーモンをカスタマイズする方法について説明します。
第15章 運用
クラスタシステムを利用した部門管理サーバの高信頼運用について説明します。
第16章 保守
クラスタシステム運用時の部門管理サーバのバックアップ、リストアについて説明します。
旧版から移行する作業について説明します。
クラスタ運用を解除し、部門管理サーバをアンインストールする方法について説明します。
運用中のクラスタシステム(部門管理サーバ)の運用環境を変更する場合の設定について説明します。
第20章 導入
業務サーバをクラスタシステム上に導入するための作業について説明します。
業務サーバの各機能を使用する場合の設定について説明します。
第22章 運用
クラスタシステムを利用した業務サーバの高信頼運用について説明します。
第23章 保守
クラスタシステム運用時の業務サーバのバックアップ、リストアについて説明します。
旧版から移行する作業について説明します。
クラスタ運用を解除し、業務サーバをアンインストールする方法について説明します。
運用中のクラスタシステム(業務サーバ)の運用環境を変更する場合の設定について説明します。
クラスタソフトウェアが出力するメッセージについて記述します。
PRIMECLUSTERのクラスタアプリケーションを設定/削除する方法について説明します。
PRIMECLUSTERのクラスタアプリケーションを設定/削除する方法について説明します。
クラスタシステムで使用する用語について説明します。
■本書の位置づけ
Systemwalker Centric Managerのマニュアルの概要については、“マニュアル体系と読み方”を参照してください。
■本書の表記について
◆エディションによる固有記事について
本書では、標準仕様である“Systemwalker Centric Manager Standard Edition”の記事と区別するため、エディションによる固有記事に対して以下の記号をタイトル、または本文に付けています。
- EE:
- “Systemwalker Centric Manager Enterprise Edition”の固有記事
- GEE:
- “Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition”の固有記事
- EE/GEE:
- “Systemwalker Centric Manager Enterprise Edition”、および“Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition”の固有記事
固有記事の範囲は、タイトル、または本文に付いた場合で以下のように異なります。
タイトルに付いている場合
章/節/項などのタイトルに付いている場合、タイトルの説明部分全体が、固有記事であることを示します。この場合、タイトルに対して、オンラインマニュアルの場合は色付けされます。
本文に付いている場合
固有記事全体に対して、オンラインマニュアルの場合は色付けされます。
◆Windows版とUNIX版の固有記事について
本書は、Windows版、UNIX版共通に記事を掲載しています。Windows版のみの記事、UNIX版のみの記事は、以下のように記号をつけて共通の記事と区別しています。
- タイトル【Windows版】
- タイトル、小見出しの説明部分全体が、Windows版固有の記事です。
- タイトル【UNIX版】
- タイトル、小見出しの説明部分全体が、UNIX版固有の記事です。
本文中でWindows版とUNIX版の記載が分かれる場合は、“Windows版の場合は〜”、“UNIX版の場合は〜”のように場合分けして説明しています。
■記号について
◆[ ]記号
Systemwalker Centric Managerで提供している画面名、メニュー名、および画面項目名をこの記号で囲んでいます。
◆コマンドで使用する記号
コマンドで使用している記号について以下に説明します。
記述例
記号の意味
記号 |
意味 |
[ ] |
この記号で囲まれた項目を省略できることを示します。 |
{ } |
この記号で囲まれた項目の中から、どれか1つを選択することを示します。 |
__ |
省略可能記号“[ ]”内の項目をすべて省略したときの省略値が、下線で示された項目であることを示します。 |
| |
この記号を区切りとして並べられた項目の中から、どれか1つを選択することを示します。 |
… |
この記号の直前の項目を繰り返して指定できることを示します。 |
■マニュアルの記号について
マニュアルでは以下の記号を使用しています。

特に注意が必要な事項を説明しています。

知っておくと便利な情報を説明しています。
■略語表記について
- 以下の製品すべてを示す場合は、“Windows Server 2008 STD”と表記します。
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard without Hyper-V(TM)
- 以下の製品すべてを示す場合は、“Windows Server 2008 DTC”と表記します。
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter without Hyper-V(TM)
- 以下の製品すべてを示す場合は、“Windows Server 2008 EE”と表記します。
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise without Hyper-V(TM)
- 以下の製品すべてを示す場合は、“Windows Server 2003 STD”と表記します。
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition
- 以下の製品すべてを示す場合は、“Windows Server 2003 DTC”と表記します。
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Datacenter x64 Edition
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Datacenter Edition for Itanium-based Systems
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Datacenter Edition
- 以下の製品すべてを示す場合は、“Windows Server 2003 EE”と表記します。
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition for Itanium-based Systems
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition
- 以下の製品すべてを示す場合は、“Windows(R) 2000”と表記します。
- Microsoft(R) Windows(R) 2000 Professional operating system
- Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server operating system
- Microsoft(R) Windows(R) 2000 Advanced Server operating system
- Microsoft(R) Windows(R) 2000 Datacenter Server operating system
- 以下の製品すべてを示す場合は、“Windows NT(R)”と表記します。
- Microsoft(R) Windows NT(R) Server network operating system Version 4.0
- Microsoft(R) Windows NT(R) Workstation operating system Version 4.0
- Microsoft(R) Windows NT(R) Server network operating system Version 3.51
- Microsoft(R) Windows NT(R) Workstation operating system Version 3.51
- 以下の製品すべてを示す場合は、“Windows(R) XP”と表記します。
- Microsoft(R) Windows(R) XP Professional x64 Edition
- Microsoft(R) Windows(R) XP Professional
- Microsoft(R) Windows(R) XP Home Edition
- 以下の製品すべてを示す場合は、“Windows Vista”と表記します。
- Microsoft(R) Windows Vista(R) Home Basic
- Microsoft(R) Windows Vista(R) Home Premium
- Microsoft(R) Windows Vista(R) Business
- Microsoft(R) Windows Vista(R) Enterprise
- Microsoft(R) Windows Vista(R) Ultimate
- Microsoft(R) Windows(R) Millennium Editionを“Windows(R) Me”と表記します。
- Microsoft(R) Windows(R) 98 operating system、Microsoft(R) Windows(R) 98 Second Editionを“Windows(R) 98”と表記します。
- Microsoft(R) Windows(R) 95 operating system、Microsoft(R) Windows(R) 95 Second Editionを“Windows(R) 95”と表記します。
- 以下の製品上で動作する固有記事を“Windows Server 2003 STD(x64)”と表記します。
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition
- 以下の製品上で動作する固有記事を“Windows Server 2003 DTC(x64)”と表記します。
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Datacenter x64 Edition
- 以下の製品上で動作する固有記事を“Windows Server 2003 EE(x64)”と表記します。
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition
- 以下の製品上で動作する固有記事を"Windows(R) 2000 Server"と表記します。
- Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server operating system
- 以下の製品上で動作する固有記事を“Windows(R) XP x64”と表記します。
- Microsoft(R) Windows(R) XP Professional x64 Edition
- Systemwalker Centric Manager Standard Editionを“SE版”と表記します。
- Systemwalker Centric Manager Enterprise Editionを“EE版”と表記します。
- Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Editionを“GEE版”と表記します。
- Standard EditionをSE、Enterprise EditionをEE、Global Enterprise EditionをGEEと表記します。
- Windows上、Itaniumに対応したWindows上で動作するSystemwalker Centric Managerを“Windows版”と表記します。
- Itaniumに対応したWindows上で動作するSystemwalker Centric Managerの固有記事を“Windows for Itanium版”と表記します。
- Windows Server 2003 STD(x64)/Windows Server 2003 DTC(x64)/Windows Server 2003 EE(x64)に対応したWindows上で動作するSystemwalker Centric Managerの固有記事を“Windows x64版”と表記します。
- Solaris(TM) オペレーティングシステムを“Solaris”と表記します。
- Solarisで動作するSystemwalker Centric Managerを“Solaris版 Systemwalker Centric Manager”または“Solaris版”と表記します。
- HP-UX上で動作するSystemwalker Centric Managerを“HP-UX版Systemwalker Centric Manager”または“HP-UX版”と表記します。
- AIX上で動作するSystemwalker Centric Managerを“AIX版Systemwalker Centric Manager”または“AIX版”と表記します。
- Linux上、Itaniumに対応したLinux上で動作するSystemwalker Centric Managerを“Linux版Systemwalker Centric Manager”または“Linux版”と表記します。また、Itaniumに対応したLinux上で動作するSystemwalker Centric Managerの固有記事を“Linux for Itanium版”と表記します。
- Linux上、Linux for EM64Tに対応したLinux上で動作するSystemwalker Centric Managerを“Linux版Systemwalker Centric Manager”または“Linux版”と表記します。また、Linux for EM64Tに対応したLinux上で動作するSystemwalker Centric Managerの固有記事を“Linux for EM64T版”と表記します。
- Solaris、Linux、HP-UX、AIX上で動作するSystemwalker Centric Managerを、“UNIX版Systemwalker Centric Manager”または“UNIX版”と表記します。
- Microsoft(R) SQL Server(TM) を“SQL Server”と表記します。
- Microsoft(R) Visual C++を“Visual C++”と表記します。
- Microsoft(R) Cluster ServerおよびMicrosoft(R) Cluster Serviceを“MSCS”と表記します。
■輸出管理規制について
本ドキュメントを輸出または提供する場合は、外国為替および外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上、必要な手続きをおとり下さい。
■商標について
APC、PowerChuteは、AMERICAN POWER CONVERSION社の登録商標です。
ARCserveは、米国Computer Associates International,Inc.の登録商標です。
Ethernetは、富士ゼロックス株式会社の登録商標です。
HP-UXは、米国Hewlett-Packard社の登録商標です。
IBM、AIX、AIX 5Lは、IBM Corporationの商標です。
Intel、Itaniumは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationまたはその子会社の商標または登録商標です。
LaLaVoice は、株式会社東芝の商標です。
LANDeskは、米国およびその他の国におけるLANDesk Group, Ltdとその子会社の商標または登録商標です。
Linuxは、Linus Torvalds氏の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
MC/ServiceGuardは、Hewlett-Packard Companyの製品であり、著作権で保護されています。
Microsoft、Windows、Windows NT、Windows Vista、およびWindows Serverまたはその他のマイクロソフト製品の名称および製品名は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
NEC、SmartVoiceは、日本電気株式会社の商標または登録商標です。
Netscape、Netscape の N および操舵輪のロゴは、米国およびその他の国における Netscape Communications Corporation 社の登録商標です。
Oracleは、米国ORACLE Corporationの登録商標です。
Palm、Palm OS、HotSyncは、PalmSource Inc. の商標です。
Red Hat、RPMおよびRed Hatをベースとしたすべての商標とロゴは、Red Hat, Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
SolarisおよびすべてのSolarisに関連する商標およびロゴは、米国およびその他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標であり、同社のライセンスを受けて使用しています。
Sun、SunClusterは、米国およびその他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の商標または 登録商標です。
Symantec、Symantecロゴ、Norton AntiVirusは、SymantecCorporationの米国における登録商標です。
Tcl/Tkは、カリフォルニア大学、サン・マイクロシステムズ社、Scriptics社他が作成したフリーソフトです。
TRENDMICRO、Trend Micro Control Manager、Trend Virus Control System、TVCS、InterScan、ウイルスバスター、INTERSCAN VIRUSWALL、eManagerは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。
Turbolinux及びターボリナックスは、ターボリナックス株式会社の商標または登録商標です。
UNIXは、米国およびその他の国におけるオープン・グループの登録商標です。
UXP、Systemwalker、Interstage、Symfowareは、富士通株式会社の登録商標です。
VERITAS、VERITAS SOFTWARE、VERITASロゴ、VERITAS Cluster Serverおよびその他のVERITAS製品は、米国および各国のVERITAS Software Corporationの商標または登録商標です。
VirusScanおよびNetShieldは、米国Network Associates社および関連会社の商標または登録商標です。
VMware、VMwareロゴ、Virtual SMP及びVMotionはVMware,Incの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Xiino、Palmscape、イリンクスは、株式会社イリンクスの商標です。
ショートメール、iモード、mova、シティフォンは、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(以下NTTドコモ)の登録商標です。
その他の会社名および製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
Microsoft Corporationのガイドラインに従って画面写真を使用しています。
平成20年 6月
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