Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編(互換用) - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2部 監視システムを構築する> 第10章 イベント監視の設定をする> 10.5 アクションを定義する

10.5.5 ポップアップメッセージで通報する

イベント発生時にポップアップメッセージで通報するためには、以下の設定が必要です。

■ポップアップメッセージの実行先を設定す

ポップアップメッセージを別のWindows(R)コンピュータで実行する場合、[アクション環境設定(詳細)]ダイアログボックスの[アクション実行先]で、アクションを実行するホスト名を設定します。

指定した実行先がWindows Vista、Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systemsの場合、以下のユーザでログインしてください。ログインした場合に実行できます。

OSを起動するだけでアクションを実行するには、自動ログインの設定をしてください。

■アクションを定義する

[アクション定義(詳細)]-[ポップアップ]ダイアログボックスで、以下の設定を行います。

[アクション環境設定]の呼び出し方法については、“アクションを定義する”の“[アクション環境設定]の呼び出し方法”を、[アクション定義(詳細)]の呼び出し方法については“[イベント定義/アクション定義]の呼び出し方法”を参照してください。

■アクション実行ログを出力する

mpaosactrev(アクション実行履歴の表示コマンド)を実行すると、アクション実行履歴ファイルに、以下の形式で表示されます。

時刻 番号 POPUP アクション管理番号 処理 [HOST=実行先 ADDR=コンピュータ名]

項目は、以下の値を表しています。

項目名

時刻

出力したアクションの情報の処理を行った日時

番号

イベント監視の条件定義と比較したイベントのサービスを起動してからの通番です。

アクション管理番号

アクションを管理する番号を表示します。[アクション管理]画面の[管理番号]と一致します。

処理

以下のどれかになります。

REQUEST:
実行待ち状態になりました。

START:
アクションが開始しました。

NORMAL:
アクションが正常終了しました。

DELETE:
[アクション管理]画面より削除されました。

ERROR:
なんらかのエラーが発生しました。

HOST=実行先

処理が“START”の場合に、ポップアップを実行したアクション実行先ホスト名を表示します。

ADDR=コンピュータ名

処理が“START”の場合に、ポップアップメッセージを送信したコンピュータ名を表示します。コンピュータ名が複数ある場合は、“,”で区切って表示します(最大5個)。

■注意事項


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