Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編(互換用) - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2部 監視システムを構築する> 第9章 ネットワーク構成を管理する> 9.1 ノードを検出する

9.1.4 ノード検出時の注意事項

ノード検出を行う場合は、以下の点に注意してください。

■ポーリングの設

■ノード検出時

留意事項

■サブネットマスクが“255.0.0.0”のネットワークに対するノード検出時の留意事項

■ARPテーブルを参照してノード検出を行う場合の留意事項

[ノード検出]ダイアログボックスの[詳細]タブで、[検出モード]に[高速]を選択した場合、または、[カスタム]で[ARPテーブルを参照する]を選択した場合は、SNMPエージェントが起動してノードに対してSNMP要求を送信することでARPテーブルの情報を参照し、新規ノードを検出します。

このとき、高速にノードを検出するため、ARPテーブルを参照する際のSNMPのバージョンは、[ノード検出]ダイアログボックスで指定した[SNMPエージェント]の[バージョン]に基づいたバージョンになります。指定したSNMPエージェントのバージョンと、ARPテーブル参照に使用するSNMPエージェントのバージョンの対応は、以下のとおりです。

指定したSNMPエージェントのバージョン

ARPテーブル参照に使用するSNMPエージェントのバージョン

SNMPv1

SNMPv1

SNMPv2C

SNMPv2C

SNMPv1→SNMPv2C

SNMPv1

SNMPv2C→SNMPv1

SNMPv2C

SNMPv3

SNMPv3

SNMPv3→SNMPv2C→SNMPv1

SNMPv3

■Windows(R)版 SystemWalker/CentricMGR V4.0の部門管理サーバにノード検出のポリシーを設定した場合

部門管理サーバから新ノード検出された場合は、[Systemwalkerコンソール]からポリシー適用を行ってください。ポリシー適用を行わないと、ポーリングのたびに部門管理サーバから新ノード情報が運用管理サーバに通知されます。課金の問題が発生する可能性がありますので注意してください。

■インベントリ管理機能によりノード情報を追加/変更しないための手順

インベントリ管理機能によりノード情報を自動で追加/変更しないための手順を説明します。

【Windows版】

  1. 以下のコマンドを実行して、[デスクトップ管理 サーバ動作環境設定]ダイアログボックスを表示します。

    Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpcompsv\cmpsetdb.exe

  2. [インベントリ管理環境]ボタンをクリックします。

    →[インベントリ管理環境]ダイアログボックスが表示されます。

  3. [インベントリ情報の登録先]ボタンをクリックします。

    →[インベントリ情報の登録先]ダイアログボックスが表示されます。

  4. [フレームワークのデータベース]のチェックをはずします。
  5. [OK]ボタンをクリックします。

インベントリ情報の登録先に関する詳細は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編”を参照してください。

UNIX版については、ノード情報を自動で追加/変更しないための設定はできません。


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