Systemwalker Centric Manager API・スクリプトガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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第3部 スクリプト> 第8章 スクリプトの導入と削除

8.4 スクリプトの登録と削除

[Systemwalkerコンソール] の[監視ポリシー[ポリシーグループの登録](カスタムモード)]で、起動する[スクリプト(動作設定)]のダイアログボックスから、Systemwalkerスクリプトに対する以下の設定が行えます。

[スクリプト(動作設定)]のダイアログボックスで登録されたスクリプトは、スクリプトのポリシーを配付したホスト上で使用できます。
単体起動型スクリプトの登録は任意です。登録しない場合は共通管理ディレクトリ配下へ格納する必要もありませんが、そのスクリプトは自動起動、ポリシー配付とも行えません。

◆[スクリプト(動作設定)]のダイアログボックスの起動

  1. [Systemwalkerコンソール]の[ポリシー]メニューから[監視]-[監視ポリシー]を選択します。

    →[監視ポリシー[管理]]画面が表示されます。

  2. [オプション]メニューの[カスタムモード表示]を選択します。
  3. 監視ポリシーの作成方法によって、以下のボタンのどれかをクリックします。
  4. [監視ポリシー[ポリシーグループの登録](カスタムモード)]ダイアログボックスで、[設定]タブをクリックします。
  5. [スクリプト]-[動作設定]のポリシー名のコンボボックスの右側にある新規作成のアイコンをクリックします。[監視ポリシー[ポリシーの作成]]ダイアログボックスが表示されます。
  6. [監視ポリシー[ポリシーの作成]]ダイアログボックスで、監視ポリシーの作成方法によって、[新規作成]、または、[既存のポリシーを複写して作成]を選択します。
  7. [OK]ボタンをクリックします。

■登録済みスクリプトの一覧参照

[スクリプト(動作設定)]のダイアログボックスの[登録スクリプト一覧]に、画面起動時点でサーバ上に登録されているスクリプトの情報が表示されています。
本ダイアログボックスでの登録スクリプトの追加・削除の操作に応じてリストの内容も更新されます。

[ファイル名]:
スクリプトの[ファイル名]が共通管理ディレクトリからの相対パスで表示されます。
[登録形態]:
スクリプトの[登録形態]が以下のキーワードで表示されます。
[ACTION]:
メッセージ監視アクション型
[EXEC]:
単体起動型
[LIB]:
ライブラリ型
[<invalid>]:
登録情報と実際のスクリプトファイルの不整合
スクリプトの登録をした後に該当するスクリプトファイルを運用管理サーバ上の共通管理ディレクトリから削除した場合など、登録情報と実際のスクリプトファイルとの間で不整合を検知すると表示されます。
[<invalid>]がある状態では、[スクリプト(動作設定)]ダイアログボックスの定義は、保存できません。不要な定義を削除するか、必要なスクリプトファイルを共通管理ディレクトリに復元してください。
[実行名]:
スクリプトが単体起動型の場合だけ[実行名]が表示されます。
[自動起動] :
[スクリプト(動作設定)]ダイアログボックスの場合に表示されます。

自動起動対象とするかどうかの設定値。自動起動対象の場合“ON"、対象外の場合"OFF"が表示されます。

[実行名]

[実行名]とは単体起動型スクリプトの登録時につける任意の名前です。swctclshコマンドでのスクリプトの指定に[実行名]を利用することでファイルのパスを意識することなくスクリプトを起動することが可能になります。swctclsh(スクリプト実行コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。なお、登録済みのメッセージ監視アクション型およびライブラリ型のスクリプトは、スクリプト内に定義したプロシジャ名で呼び出すため、[実行名]はありません。

■スクリプトの登

登録できるスクリプトは、最大1000個です。設定方法を以下に示します。

  1. [スクリプト(動作設定)]のダイアログボックスの[追加]ボタンをクリックし、[スクリプト追加]のダイアログボックスを起動します。

  2. 以下の項目を設定し、[OK]ボタンをクリックします。

    [ファイルの場所]

    共通管理ディレクトリをルートとしたSystemwalkerスクリプトファイルが表示されます。ここに表示されるファイル・ディレクトリは、以下の条件を満たすものです。

    追加するSystemwalkerスクリプトファイルを選択します。ファイルは複数選択ができます。

    →[ファイル名]に選択された[ファイル名]が表示されます。

    [実行名]

    単体起動型スクリプト登録時の[実行名]を63バイト以内で指定します。[ファイルの場所]で選択されたファイルが単体起動型スクリプト1個の場合だけ、その[ファイル名]が表示され操作可能になります。選択状態がそれ以外の場合は操作できません。

    [実行名]には下記の特殊記号(すべて半角文字)は使用できません。また、マルチバイト文字(日本語、全角文字)は使用しないでください。

    = [ ] $ : , ; * ? " < > | / \

    “Rsv”で始まる実行名は、Systemwalkerで予約されているため使用できません。

    単体起動型スクリプトが複数選択されている場合などは、実行名入力域は操作不可となります。このような場合、追加される単体起動型スクリプトには[ファイル名]と同じ名前が[実行名]として自動的に設定されます。

  3. [スクリプト(動作設定)]のダイアログボックスの[OK]ボタンをクリックします。

■スクリプトの登録削

スクリプトの登録削除の方法を以下に示します。

  1. [スクリプト(動作設定)]のダイアログボックスの[登録スクリプト一覧]から削除するファイルを選択します。ファイルは複数選択ができます。
  2. [削除]ボタンをクリックすると、削除確認のダイアログボックスが表示されます。
    削除確認のダイアログボックスで[OK]ボタンをクリックします。

■運用管理サーバに対する即時適

  1. [監視ポリシー[管理]]ダイアログボックスの[設定対象]-[ポリシーグループ]から対象となるポリシーグループ名を選択します。
  2. [操作]メニューから[配付]を選択し、ポリシーを配付します。

    詳細は、“ポリシー配付”を参照してください。


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