Systemwalker Centric Manager API・スクリプトガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2部 API> 第4章 APIリファレンス

4.15 Mp_GetEventMap()関数【Windows版】

■機能説明

Mp_ReadEvent()発行後にイベントの受信が完了し、Mp_GetEventMap()関数を呼び出すことにより、イベントのデータを取り出します。

■呼び出し形式

  
#include <mp_opmgr_api.h>
int    Mp_GetEventMap( buf,hisnum,status,category,timerec,logtime,
                 nodename,NodeID,DatabaseID,folder,application,
                 dealer,eventtext,level,evttype,jobnum,memo,
                 chgstime,chgetime,IPaddr,reserve,rddatatyp );

char       *buf;         /* データを指定する                 */
long       *hisnum;      /* 監視イベント番号格納領域のアドレ */
                         /* スを指定する                     */
DWORD      *status;      /* イベントの状態格納領域のアドレス */
                         /* を指定する                       */
char       *category;    /* 監視イベントの種別格納領域のアド */
                         /* レスを指定する                   */
time_t     *timerec;     /* イベントの発生日時格納領域のアド */
                         /* レスを指定する                   */
time_t     *logtime;     /* イベントのロギング日時格納領域の */
                         /* アドレスを指定する               */
char       *nodename;    /* ノード名格納領域のアドレスを指定 */
                         /* する                             */
DWORD      *NodeID;      /* リザーブ領域                     */
DWORD      *DatabaseID;  /* リザーブ領域                     */
char       *folder;      /* フォルダ名格納領域のアドレスを指 */
                         /* 定する                           */
char       *application; /* 表示名格納領域のアドレスを指定す */
                         /* る                               */
char       *dealer;      /* 対応者格納領域のアドレスを指定す */
                         /* る                               */
char       *eventtext;   /* イベントテキスト格納領域のアドレ */
                         /* スを指定する                     */
DWORD      *level;       /* イベントの重要度レベル格納領域の */
                         /* アドレスを指定する               */
DWORD      *evttype;     /* イベントの属性格納領域のアドレス */
                         /* を指定する                       */
char       *jobnum;      /* ジョブ番号格納領域のアドレスを指 */
                         /* 定する                           */
char       *memo;        /* メモ格納領域のアドレスを指定する */
time_t     *chgstime;    /* イベントの対処開始日時格納領域の */
                         /* アドレスを指定する               */
time_t     *chgetime;    /* イベントの対処終了日時格納領域の */
                         /* アドレスを指定する               */
unsigned int  *IPaddr;   /* IPアドレス格納領域のアドレスを指 */
                         /* 定する                           */
unsigned char *reserve;  /* 予約格納領域のアドレスを指定する */
DWORD      *rddatatyp;   /* イベントデータの種類格納領域のア */
                         /* ドレスを指定する                 */

■パラメタ

buf:
Mp_ReadEvent()で指定したバッファを指定します。
hisnum:
監視イベントの発生順序を示す、監視イベント番号が格納されます。
status:
監視イベントに対する対処の状況が格納されます。
このパラメタには、以下の値のどれかが格納されます。
MPOP_RE_NOFIXEVT:
監視イベントの状態は“未対処”。
MPOP_RE_DEFEVT:
監視イベントの状態は“保留”。
MPOP_RE_UINVEVT:
監視イベントの状態は“調査中”。
MPOP_RE_FIXEVT:
監視イベントの状態は“対処済”。
MPOP_RE_REPEVT:
監視イベントの状態は“返答済”。
category:
発生した監視イベントの種別が格納されます。
MPOP_CATEGORYLENバイト分呼び出し元で準備します。
timerec:
被監視システムで、イベントが発生した日時が格納されます。
ただし、日時が正しく獲得できなかった場合は、以下のように値が設定されています。
日付、時刻が獲得できない/項目がない場合:
0x00FFFFFF
日付だけ獲得できない場合:
0x00hhmmss
hh:
時(0x00〜0x17)
mm:
分(0x00〜0x3B)
ss:
秒(0x00〜ox3B)
logtime:
イベントをロギングした日時が格納されます。
システム監視エージェントサービスが、メッセージをメッセージログファイルに格納した時間です。
nodename:
監視イベントが発生したシステムの、ノード名が格納されます。
MPOP_NODENAMELENバイト分呼び出し元で準備します。
folder:
監視イベントが発生したシステムのフォルダ名が格納されます。
MPOP_FOLDERLENバイト分呼び出し元で準備します。
Application:
監視イベントが発生したシステムの表示名が格納されます。
MPOP_APPLICATIONLENバイト分呼び出し元で準備します。
dealer:
監視イベントに対応した人の名前が格納されます。
MPOP_DEALERLENバイト分呼び出し元で準備します。
eventtext:
発生したイベントテキストが格納されます。
MPOP_EVENTLENバイト分呼び出し元で準備します。
level:
監視イベントの重要度レベルが格納されます。
このパラメタには、以下の値のどれかが格納されます。
MPOP_RE_SPEMG:
最重要
MPOP_RE_EMG:
重要
MPOP_RE_WARN:
警告
MPOP_RE_NOTICE:
通知
evttype:
監視イベントの属性が格納されます。
このパラメタには、以下の値のどれかが格納されます。
MPOP_RE_NORMTYP:
監視イベントの属性は“一般”。
MPOP_RE_REPLYTYP:
監視イベントの属性は“返答要求”。
MPOP_RE_SPCLTYP:
監視イベントの属性は“高輝度”。
jobnum:
監視イベントに対するジョブ番号が格納されます。
MPOP_JOBNUMLENバイト分呼び出し元で準備します。
memo:
監視イベントに対するユーザメモが格納されます。
MPOP_MEMOLENバイト分呼び出し元で準備します。
chgstime:
監視システムでイベントの対処を開始した日時が格納されます。
chgetime:
監視システムでイベントの対処を終了した日時が格納されます。
IPaddr:
監視システムが発生したシステムのIPアドレスが格納されます。
reserve:
1バイトの予約域です。
rddatatyp:
読み出したイベントデータの種類が格納されます。
このパラメタには、以下の値のどちらかが格納されます。
MPOP_GEM_MONITOR:
Systemwalker Centric Managerに通知された監視イベントのデータが読み出された。
MPOP_GEM_CHSTATUS:
状態が変更された監視イベントのデータが読み出された。

■実行に必要な権限/実行環境

【Windows版】

■参照

以下のシステム監視のAPIを参照してください。

■復帰値

0:
正常終了。
−1:
異常終了。詳細なエラーコードは、GetLastError()で取得してください。

■API格納場所

監視イベントのAPI”を参照してください。

■動作環境による差異

運用管理サーバだけで使用可能です。


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