Systemwalker Centric Manager 使用手引書 セキュリティ編 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第3部 セキュリティを強化するにはSystemwalkerの設定をどのようにしたらよいか> 第11章 サーバへのアクセスを制御する【Linux版】> 11.3 セキュリティを維持したままシステムを保守する【Linux版】

[EE/GEE]
11.3.2 保守作業を実施する【Linux版】

■保守作業の開始/終了

作業者は、申請した作業手順を元にクライアント端末からサーバへアクセスします。

  1. 保守作業を開始します。

    swsvacoperate(システム保守開始/終了コマンド)を実行してください。

    swsvacoperate BEGIN -n server_20080515_001

    →セキュリティ管理者に承認された特権を使用できるようになります。

    swsvacoperate(システム保守開始/終了コマンド)については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。

  2. 保守作業を実施します。

    なお、保守作業中に終了日時を過ぎた場合でも、exitコマンドを実行するまでは特権を利用して作業を行うことができます。

  3. 保守作業を終了します。

    exitコマンドを実行してください。

    なお、exitコマンドを実行した後でも、承認番号の有効期限まで、または手順4で承認番号を回収するまでは、再度保守作業を実施できます。

  4. 承認番号を回収します。

    swsvacoperate(システム保守開始/終了コマンド)を実行してください。

    swsvacoperate END -n server_20080515_001

    →保守作業は完全に終了します。これ以降、指定した承認番号での保守作業は実施できなくなります。

■保守支援機能実行時の監査ログ

保守支援機能によりシステム保守作業を行っている場合に出力されるログは以下のとおりです。

なお、コマンドが実行された場合でも、実行したコマンドがデーモンなどになった場合(端末上から制御できないコマンドとなった場合)は、それ以降実行された子プロセスのプロセス実行のログは出力されません。

 


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