Systemwalker Centric Manager 使用手引書 セキュリティ編 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第3部 セキュリティを強化するにはSystemwalkerの設定をどのようにしたらよいか> 第10章 監査ログを分析する> 10.2 Systemwalker Centric Managerの監査ログを分析する> 10.2.1 root権限での操作を点検するには

10.2.1.5 追跡調査を行う

監査ログを分析した結果を元に、追跡調査を行います。以下に作業の手順を説明します。

  1. [スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[Systemwalkerコンソール]を選択します。

    →[Systemwalkerコンソール]が起動されます。

  2. [Systemwalkerコンソール]の[操作]メニューから[統合コンソール]を選択します。

    →[統合コンソール]が起動されます。

  3. [ランチャー]から[監査ログ分析−検索]を選択します。

    →[監査ログ分析−検索]画面(検索プラグイン)が表示されます。

    検索プラグインは、以下の条件をすべて満たしているユーザだけが使用できます。

    同じ運用管理サーバに接続している各統合コンソールから起動できる検索プラグインは、合計で最大32個です。

    ロール、およびコンソール操作制御機能の詳細については、“コンソール操作制御機能で認証する”を参照してください。

  4. [検索開始日時]を不当にsuコマンドが実行された時刻に設定します。
  5. [検索条件の設定]から[実行ホスト]を選択し、[追加]ボタンをクリックします。
  6. [条件の追加(実行ホスト)]画面で[参照]ボタンをクリックします。

  7. [ノード選択]画面で、不当操作が行われたノードを選択します。

  8. [OK]ボタンをクリックします。
  9. [検索条件の設定]から[ログ種別]を選択し、[追加]ボタンをクリックします。
  10. [条件の追加]画面で[ログ種別]に“SolarisSulog”を設定します。
  11. [検索開始]ボタンをクリックします。

    →[監査ログ分析−検索]画面の[検索結果一覧]タブが選択されます。

  12. 関連する痕跡(異常やシステム設定の変更メッセージなど)がないか確認します。

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