Systemwalker Centric Manager 使用手引書 セキュリティ編 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第3部 セキュリティを強化するにはSystemwalkerの設定をどのようにしたらよいか> 第7章 [Systemwalkerコンソール]の操作を制限する

[EE/GEE]
7.2 コンソール操作制御機能で認証する

コンソール操作制御機能で認証する場合の設定方法・運用方法について説明します。

コンソール操作制御機能の注意事項

所属するロールにより制限されている操作については、コンソール操作制御機能の設定を行っても利用することはできません。

■コンソール操作制御の認証方式

コンソール操作制御では、以下の方式で認証できます。

◆ログインIDでの操作の保護

システム管理者やオペレータごとに運用管理クライアント用の端末が割り当てられており、各担当者にSystemwalkerにログインするIDを割り当てる場合や、操作する資源ごとに専用の運用管理クライアントが存在し、運用管理クライアントごとにログインするIDを割り当てる場合など、[Systemwalkerコンソール]にログインするユーザごとに操作の制限を行う場合に使用します。

ログインIDでの操作の保護をする場合、以下の手順で設定してください。

  1. マネージャの環境設定
  2. 操作制御マネージャ起動条件記述ファイルの作成

    操作制御マネージャ起動条件記述ファイルの定義例

  3. ファイルの変換

◆操作ごとの保護

操作ごとの保護では、[Systemwalkerコンソール]で操作を行うときに操作を行う人のID(ユーザ名)の入力が必要です。コンソール操作制御では、入力されたユーザ名に対して選択した操作が実行可能かの判定を行います。

運用管理クライアントをオペレータやシステム管理者が共同で使用するなど、[Systemwalkerコンソール]は常時起動した状態で運用し、操作を行うユーザごとに操作を制限する場合に使用します。また、複数の運用管理サーバを監視するために、1台の運用管理クライアントで[Systemwalkerコンソール]の画面を複数表示できます。

操作ごとの保護をする場合、以下の手順で設定してください。

  1. マネージャの環境設定
  2. 操作制御マネージャ起動条件記述ファイルの作成
  3. ファイルの変換
  4. 操作制御マネージャ起動条件記述ファイルの定義例
  5. 操作を行う担当者のユーザ名をシステムに登録する
  6. 運用管理クライアントの環境設定
  7. 操作ごとの保護を使用する場合の操作

下へ7.2.1 マネージャの環境設定
下へ7.2.2 操作制御マネージャ起動条件記述ファイルの作成
下へ7.2.3 ファイルの変換
下へ7.2.4 操作制御マネージャ起動条件記述ファイルの定義例
下へ7.2.5 操作を行う担当者のユーザ名をシステムに登録する
下へ7.2.6 運用管理クライアントの環境設定
下へ7.2.7 操作ごとの保護を使用する場合の操作

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