Systemwalker Centric Manager ソリューションガイド コリレーション編 - UNIX/Windows(R)共通 -
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付録B イベントを集約して監視する場合の定義例> B.2 イベントコリレーション監視の定義例

B.2.1 メッセージ特定条件の定義例

以下のイベントをイベントコリレーションで監視する場合に、イベントを特定する条件の定義例を説明します。

発生イベント

AP: APL1: ERROR: system error occored. Code=0x1001 Data=System01,a1000000e

定義例

[メッセージ特定条件]シートで以下のように定義します。

分類

項目

設定内容

説明

[メッセージ特定条件]

[ホスト名の特定]

(任意)

ある特定のホストから発生したメッセージだけを定義する場合は、下位コンピュータのホスト名を設定します。複数の下位コンピュータから発生するメッセージをまとめて定義する場合は、[特定しない]または、[全ての他システム]を選択します。
[全ての他システム]を選択した場合は、自ホストから発生したメッセージは監視されません。
関連イベントに対して、[基準イベントと同じホスト]を選択した場合、基準イベントと異なるホストから発生した関連イベントは監視されません。基準イベントに対して、[基準イベントと同じホスト]を選択した場合は、[特定しない]を選択した場合と同じです。

[監視イベント種別の特定]

(任意)

発生イベントの[監視イベント種別]を設定します。下位システムでどのように設定しているかわからない場合は空欄のままとします。

[エラー種別の特定]

ERROR

発生イベントの[エラー種別]を設定します。

[通報番号の特定]

(任意)

発生イベントの[通報番号]を設定します。下位システムでどのように設定しているかわからない場合は空欄のままとします。

[ラベル名の特定]

“AP: APL1”

発生イベントの[ラベル名]を設定します。

[メッセージテキストの特定]

system error occored. Code=

発生イベントのメッセージテキストを設定します。メッセージテキスト文字列すべてを設定する必要はありません。特殊な単語、特殊な文型があれば、それらを正規表現を用いて設定することもできます。(注1)

[メッセージタイプの特定]

(任意)

発生イベントの[メッセージタイプ]を設定します。わからない場合は空欄のままとします。

[重要度の特定]

(任意)

発生イベントの[重要度]を設定します。わからない場合は空欄のままとします。

[イベントの扱い]

[イベントの扱い]

[MONITOR:監視する]

イベント発生時にアクションを実行する場合は、 [MONITOR]を設定します。
[NONE]を選択した場合、アクションは実行されません。また、[Systemwalkerコンソール]にも表示されません。

注1)
正規表現の使用方法については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”の“正規表現の設定例”を参照してください。

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