Systemwalker Centric Manager 高信頼化適用ガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2章 運用管理サーバの高信頼化

2.3 運用管理サーバ二重化(独立型)

同じ機能を持つ複数の運用管理サーバを設置し、それぞれで運用管理作業を行うシステム構成です。クラスタや連携型が、同一サイト内での運用管理サーバの可用性を高める目的で利用するのに対して、災害などにそなえて分散した地域で、同時に監視することができます。

それぞれの運用管理サーバで使用できる機能に制限はありませんが、ポリシー運用などは、双方から行うと、不整合(後から配付した方が適用される)を起こすこともあり、運用上の注意が必要です。また、構成情報や定義情報は、独立して保有しているため、連携型と違って、片方がダウンした場合でも切り替え作業は発生しません。イベントの通知と対処情報の同期が可能です。

運用管理サーバを二重化した場合の構成図を以下に示します。


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