Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2部 資源を配付する設定> 第11章 構成情報を管理する

11.3 インベントリ管理のトレース採取環境

インベントリ管理に異常が発生した場合、次の方法でトレース情報を採取することができます。

■操作方法

  1. 以下のコマンドを実行します。

    Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpcompsv\cmpsetdb.exe

    →[デスクトップ管理 サーバ動作環境設定]ダイアログボックスが表示されます。

    Windowsの画面設定

    この操作を行うとき、Windowsの[画面のプロパティ]でのフォントサイズは、以下のとおり設定してください。

    [カスタムフォント]([カスタム DPI])を使用すると、[デスクトップ管理 サーバ動作環境設定]ダイアログボックス内の文字が折り返して表示されたり、項目が重なって表示されたりすることがあります。

  2. [デスクトップ管理 サーバ動作環境設定]ダイアログボックスで[トレース採取環境]ボタンをクリックします。

    → [トレース採取環境]ダイアログボックスが表示されます。トレース採取環境を定義します。

  3. すべての項目を設定し終えたら、[OK]ボタンをクリックします。

[採取するトレース情報]

[トレース採取環境]ダイアログボックスの[採取するトレース情報]には、採取するトレースの情報を指定します。

なお、初期値は、[プログラムトレース]、[通信トレース]ともにチェックされていません。

[トレース格納ディレクトリ]

[トレース採取環境]ダイアログボックスの[トレース格納ディレクトリ]には、トレース情報を格納するディレクトリを指定します。

[トレース情報のクリア]

[トレース採取環境]ダイアログボックスで[トレース情報のクリア]ボタンをクリックすると、採取済みのトレース情報を削除します。


採取するトレース情報を変更する場合の注意事項

[プログラムトレース]または[通信トレース]のチェックボックスをオフにして、[OK]ボタンをクリックすると、採取済みのプログラムトレースまたは通信トレースのトレース情報が自動的に削除されます。トレース情報が必要な場合は、トレース格納ディレクトリに存在するInLogFilexx.log(プログラムトレースファイル:xxは数字)、またはTraceFile.log(通信トレースファイル)を退避後、チェックボックスをオフにしてください。

トレース情報を採取する場合の注意事項

本トレースを採取する運用の場合、トレースファイルサイズはディスク容量が許す限り無限に増加するため、定期的にトレースファイルを退避または削除してください。また、本トレースを使用しなくなった場合は、本トレースを採取しないようにしてください。

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