Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第2部 資源を配付する設定 | > 第11章 構成情報を管理する | > 11.1 インベントリ情報を管理する方法 |
管理対象のサーバおよびクライアントに設定されている任意のレジストリ情報を収集し、運用管理サーバ上で管理することができます。
例えば、処理結果をレジストリに記録するようなツールや、シリアルキーをレジストリに記録するアプリケーションの管理が容易にできます。
レジストリ情報収集設定ファイルについての詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。
レジストリ情報収集設定ファイルの配付例
運用管理サーバ−業務サーバ−クライアントの3階層のシステム構成で、業務サーバとクライアントに対して、レジストリ情報収集設定ファイルを配付する手順を説明します。
- 前提となる環境
- 業務サーバに配付する"レジストリ情報収集設定ファイル"→D:\temp\regdata.ini
- クライアントに配付する"レジストリ情報収集設定ファイル"→D:\temp\drms\pkg\regdata.ini
- 運用管理サーバで作成する"登録ファイル情報格納ファイル"→D:\temp\data.txt
- 業務サーバでのSystemwalkerインストールディレクトリ→C:\Systemwalker
- クライアントでのDRMS管理ファイル格納ディレクトリ→C:\drms
- 業務サーバのあて先システム名→server1
- 業務サーバに"レジストリ情報収集設定ファイル"を適用する手順
[事前設定]
業務サーバで以下のコマンドを実行し適用先IDを定義します。
drmsdfn -a lib -f C:\Systemwalker\mpwalker.dm\mpdrmssv\etc -l reglib[業務サーバへの配付手順]
- 運用管理サーバで"レジストリ情報収集設定ファイル"を登録します。
drmsadd -a rsc -g reggrp1 -e E01 -f D:\temp\regdata.ini -d pc#bin -l reglib -n- 運用管理サーバから業務サーバへ"レジストリ情報収集設定ファイル"を配付します。
drmssnd -a rsc -g reggrp1 -e E01 -s server1※配付が完了すると"レジストリ情報収集設定ファイル"の設定が完了します。
- 資源配付クライアントに"レジストリ情報収集設定ファイル"を適用する手順
[事前設定]
- 運用管理サーバで"登録ファイル情報格納ファイル"を作成します。
登録ファイル情報格納ファイル(D:\temp\data.txt)に以下の情報を設定します。D:\temp drms\pkg\regdata.ini- 業務サーバで以下のコマンドを実行して業務構成情報を定義します。
drmsdfn -a job -j regjob -g reggrp2 -t cl- クライアントで以下のコマンドを実行して適用先ディレクトリを定義します。
drmsdfn -a job -j regjob -d C[クライアントへの配付手順]
- 運用管理サーバで"レジストリ情報収集設定ファイル"を登録します。
drmsadd -a rsc -g reggrp2 -e E01 -M D:\temp\data.txt -d pc#bin -n- 運用管理サーバから業務サーバへ"レジストリ情報収集設定ファイル"を配付します。
drmssnd -a rsc -g reggrp2 -e E01 -s server1- クライアントへ"レジストリ情報収集設定ファイル"を配付します。
クライアントでダウンロードを実行します。
※配付が完了すると"レジストリ情報収集設定ファイル"の設定が完了します。
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