Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第1部 資源を配付する運用 | > 第5章 回線交換利用時の運用で配付する |
運用管理サーバと部門管理/業務サーバの接続形態がINS-Cなどの回線交換時は、以下に示す項目に留意する必要があります。
資源配付の資源ダウンロード、適用状況検索を行うシステム数より回線数が少ない運用形態では、回線数以上の要求を同時に行うと、回線数を超えた要求はエラー(回線ビジー)となります。このため、回線数の範囲内で、要求を順次行う必要があります。
資源配付は、ダウンロードを行う場合、部門管理/業務サーバに対して世代状況の問い合わせを行ったあとで、差分資源をダウンロードします。
状況の問い合わせとダウンロードが完了するまでセションを継続することで、部門管理/業務サーバからの着呼によるダウンロードエラーを防止することができます。
ブルータを経由した場合などは、1部門管理/業務サーバへの要求完了から指定の一定時間後に回線切断を行います。回線切断までに別の部門管理/業務サーバに対する回線接続を行うとエラー(回線ビジー)となります。このため、別の部門管理/業務サーバへの回線接続の前に一定のインターバルを開ける必要があります。
回線すべてを利用したダウンロード、適用状況検索を行っている際に、別の部門管理/業務サーバから結果応答の着呼が入ると、次のダウンロード、適用状況検索または部門管理/業務サーバの結果応答がエラー(回線ビジー)となる可能性があります。
このため、部門管理/業務サーバからの結果応答を、行わない設定にする必要があります。また、結果応答はダウンロードと同じく、運用管理サーバ側からそれぞれの部門管理/業務サーバに対して、回線数の範囲内で順次検索する運用となります。
回線交換利用時の運用形態例を、“図:回線交換利用時の運用形態例”に示します。
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