Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第2部 設定 | > 第5章 [監視ポリシー]以外のポリシーの設定 |
LAN機器ベンダなどが自社機器に対応して拡張した、固有のMIBをSystemwalkerで扱うためには、その固有のMIBを追加してください。ベンダ固有のMIBの入手については、各ベンダに問い合わせてください。
→[MIB拡張操作]画面が表示されます。
MIB拡張ファイルのIMPORTS文のFROM項目で指定したファイルが、Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mibディレクトリに登録されていないとエラーになります。
→“ポリシーを配付する”を参照してください。
MIB 拡張操作を行うと、登録するMIB定義にRFC上の規約違反があると、“ASN1コンパイルに失敗しました”と表示され拡張に失敗する場合があります。
以下に示す原因と対処方法に従って対処してください。
識別子には、以下の規約があります。
詳細に関しては、CCITT(ITU-T) X.208を参照願います。
《正》network OBJECT IDENTIFIER ::= { fujitsu 2 }
型には、以下の規約があります。
詳細に関しては、CCITT(ITU-T) X.208を参照願います。
BEGIN−ENDで囲まれた構文がファイル中に複数存在する場合、分割して別ファイルにする必要があります。その場合、ファイル名をDEFINITIONS ::= BEGIN の前に記述された文字列で保存後、拡張する必要があります。
列挙型の変数が「0」で始まっている場合、値の定義を削除後、拡張する必要があります。
《正》TruthValue ::= INTEGER {
true,
false
}
SNMPv2のSTATUSに指定できる値は、“current”、“deprecated”、“obsolete”です。
コンパイラは、SNMPv1/SNMPv2の判断をSNMPv2-SMIがIMPORTSされている/されていないで判断します。コンパイル対象がSNMPv2で記述されている場合、SNMPv2-SMIをIMPORTS に追加して、拡張する必要があります。
MIB拡張ポリシーの配付先となる部門管理サーバ、運用管理クライアントがV13.0.0以前の場合、Counter64,BITSのデータタイプを含むファイルをMIB拡張することはできません。SNMPv2形式の場合は、バージョンに関わらずBITSのデータタイプを含むファイルをMIB拡張することはできません。
運用管理クライアントを複数台使用している環境で、登録/削除/更新を行った場合、イベント監視機能を選択インストールしていないほかの運用管理クライアントに対しては、各操作結果が反映されません。このため、イベント監視機能を選択インストールしていないほかの運用管理クライアントで同様な操作(登録/削除/更新)を行う必要があります。同様の操作を行わない場合、ほかの運用管理クライアントで登録/削除/更新したMIBに関してMIB取得、MIB監視の設定/変更ができません。
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