Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第8章 バックアップ/リストア> 8.4 リストア

8.4.7 ノード情報を変更する

バックアップ・リストア時に、IPアドレスやホスト名の変更があった場合、以下の作業が必要です。

ノードプロパティの変更

[Systemwalkerコンソール]の編集機能でリストア先サーバを削除し、旧ノードのプロパティを新ノードにあわせて編集してください。

サブネットが変更になる場合の注意事項

サブネットが変更になる場合は、ノード情報変更の操作をする前に新しくサブネットフォルダを作成しておきます。(対象のサーバのノード情報を変更した時点で新フォルダに自動的に移動します。)

自ホスト名の確認・変更と構成情報の配付

以下の手順で構成情報を配付します。

【運用管理サーバの場合】

  1. 自ホスト名の定義を確認・変更します。

    [通信環境定義詳細]ダイアログボックスの[自ホスト名]タブで自ホスト名の獲得方法を確認・変更します。
    定義を変更するとサービス再起動確認のメッセージが表示されますので必ず[はい(Y)]をクリックしてください。

  2. 構成情報を一括配付するため、以下のコマンドを実行します。

    【Windows版】

    Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\MpNetmgr\bin\mpdrpspm.exe -a

    【Solaris版/Linux版】

    /opt/systemwalker/bin/mpdrpspa.sh all


  3. ネットワーク管理のポリシーを一括配付するため、以下のコマンドを実行します。

    【Windows版】

    Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\MpNetmgr\bin\mpnmpref.bat

    【Solaris版/Linux版】

    /opt/systemwalker/bin/mpnmpref

【部門管理サーバ/業務サーバの場合】

  1. リストア先サーバのSystemwalker Centric Managerを起動します。

    【Windows版】

    Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\bin\scentricmgr

    【Solaris版/Linux版】

    /opt/systemwalker/bin/scentricmgr


  2. 自ホスト名の定義を確認・変更します。

    [通信環境定義詳細]ダイアログボックスの[自ホスト名]タブで自ホスト名の獲得方法を確認・変更します。
    定義を変更するとサービス再起動確認のメッセージが表示されますので必ず[はい(Y)]をクリックしてください。

  3. Solaris版/Linux版で返答メッセージの機能を利用する場合は、以下のコマンドで返答メッセージ機能デーモンを起動します。

    /opt/systemwalker/bin/ORMsvr.sh start


  4. 構成情報を一括配付するため、運用管理サーバで以下のコマンドを実行します。

    【運用管理サーバがWindows版の場合】

    Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\MpNetmgr\bin\mpdrpspm.exe -a

    【運用管理サーバがSolaris版/Linux版の場合】

    /opt/systemwalker/bin/mpdrpspa.sh all


  5. ネットワーク管理のポリシーを一括配付するため、運用管理サーバで以下のコマンドを実行します。

    【運用管理サーバがWindows版の場合】

    Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\MpNetmgr\bin\mpnmpref.bat

    【運用管理サーバがSolaris版/Linux版の場合】

    /opt/systemwalker/bin/mpnmpref

【運用管理クライアントの場合】

  1. リストア先クライアントのSystemwalker Centric Managerを起動します。

    Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\bin\scentricmgr


  2. 自ホスト名の定義を確認・変更します。

    [通信環境定義詳細]ダイアログボックスの[自ホスト名]タブで自ホスト名の獲得方法を確認・変更します。
    定義を変更するとサービス再起動確認のメッセージが表示されますので必ず[はい(Y)]をクリックしてください。

  3. 構成情報を一括配付するため、運用管理サーバで以下のコマンドを実行します。

    【運用管理サーバがWindows版の場合】

    Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\MpNetmgr\bin\mpdrpspm.exe -a

    【運用管理サーバがSolaris版/Linux版の場合】

    /opt/systemwalker/bin/mpdrpspa.sh all


  4. ネットワーク管理のポリシーを一括配付するため、運用管理サーバで以下のコマンドを実行します。

    【運用管理サーバがWindows版の場合】

    Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\MpNetmgr\bin\mpnmpref.bat

    【運用管理サーバがSolaris版/Linux版の場合】

    /opt/systemwalker/bin/mpnmpref

     

scentricmgr(サービス/デーモンの起動コマンド)、mpdrpspm(構成情報配付コマンド)【Windows版】、mpnmpref(ネットワーク管理ポリシー反映コマンド)、ORMsvr.sh(返答メッセージサービス起動・停止コマンド)【UNIX版】、およびmpdrpspa.sh(構成情報配付コマンド)【UNIX版】の詳細については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。

mpnmprefコマンドの実行についての注意事項

運用管理サーバのリストアの場合、mpnmprefコマンドの実行中に以下のイベントが通知されますが、対処する必要はありません。


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