Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2章 機能ごとの詳細構成を決定する> 2.1 イベント監視の設計をする

2.1.5 監視対象イベントの設計

監視が必要なメッセージおよび重要なメッセージを監視画面に通知し、不要なメッセージは抑止するため、あらかじめメッセージを調査し、監視するメッセージおよび監視しないメッセージの選定を行ってください。

◆1) 監視対象とするイベントを決定します。

Systemwalkerでは、次のイベントを監視することができます。

これらのイベントを監視対象とするために、以下の3種類のイベントとして監視の条件を設定します。

イベントの種類

説明

監視対象イベント

イベントログ

イベントログに出力されるメッセージを監視します。形式は、Windowsのイベントビューアで確認できます。

  • イベントログ

ログファイル監視

ログファイルの増分を監視します。増分がメッセージとして監視されます。形式は、“ラベル名+エラー種別+メッセージ(1行単位)”です。ログファイルを監視する場合は、監視対象とするログファイルを登録します。

  • ログファイルに出力されるメッセージ

監視メッセージ

システム監視で扱うメッセージを監視します。定義先システムより論理的階層が下位に位置する、システム監視エージェントより送られてくる中継メッセージです。形式は、システム監視機能のイベント監視の画面で確認できます。

  • イベントログ
  • シスログに出力されるメッセージ
  • アプリケーションに関するメッセージ
  • ネットワークに関するメッセージ
  • ログファイル出力されるメッセージ
  • 下位システムからのメッセージ

◆2) 各イベントに対する処理方法を設定します。

監視するメッセージを特定し、各イベントに対する処理方法(アクション)を検討します。

  1. 次の項目からメッセージを特定します。
  2. 特定したメッセージに対して実行する処理(アクショ)を定義します。
  3. 必要に応じて、アクションを実行する条件(時間帯など)を定義します。

◆3) 実行するアクションによっては、実行環境を定義します。

次のアクションを利用する場合は、アクションの実行環境(アクション環境設定)を定義します。

また、次のアクションを別のWindows(R)コンピュータで実行する場合も、実行環境を定義します。


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