Systemwalker Centric Manager 解説書 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第1章 概要 |
Systemwalker Centric Managerは、通信負荷を軽減し、システムを効率的に管理するため階層構造を構築して管理します。
Systemwalker Centric Managerでは、インストール時に次の5種類のインストール種別からコンピュータにインストールする種別を選択します。インストール種別により、階層構造での位置や役割が異なります。それぞれのサーバおよびクライアントの役割を説明します。
各インストール種別をインストールできるOS
動作OSの詳細については“動作OS”を参照してください。
集中管理を行うためのサーバです。システムから収集した情報は、運用管理サーバ上で管理します。管理者は、運用管理サーバに接続したコンソール(運用管理クライアント)から監視、操作などを行います。
Windows版Systemwalker Centric Managerの場合、運用管理サーバに運用管理クライアント機能が包含されています。
システム全体で管理対象のノードが多い場合や地域的に離れている場合などは、負荷分散のために部門管理サーバを設置します。
部門内の管理を行うためのサーバで、以下の役割を持ちます。
部門管理サーバは管理するだけでなく、業務サーバと同様に被管理対象となります。
被管理対象となるサーバです。運用管理サーバまたは部門管理サーバから管理されます。管理されるだけでなく、資源の配付、イベント通知、情報集中のための中継としての役割も果たします。
運用管理サーバに接続して管理するためのコンソールです。管理者は、運用管理クライアントから監視、操作を行います。
運用管理クライアントは、Windows OSのPC端末に作成します。UNIX版Systemwalker Centric Managerの運用管理サーバを使用する場合、必ず1台以上のPC端末を運用管理クライアントとして用意してください。Windows版Systemwalker Centric Managerの場合は、運用管理サーバで兼務することができます。
運用管理クライアントの接続台数
1台の運用管理サーバに同時に接続可能な運用管理クライアントは、以下の台数までです。
- Systemwalker Centric Manager SEの場合 : 8台まで
- Systemwalker Centric Manager EE/GEEの場合 : 50台まで
被管理のクライアントPCです。
以下に、管理形態のモデルを示します。
購入したライセンスとインストールできる種別の関係は以下のとおりです。
ライセンス |
インストール種別 |
マネージャ |
運用管理サーバ |
エージェント |
部門管理サーバ |
業務サーバ |
|
クライアント |
運用管理クライアント |
クライアント |
|
イベント監視エージェント |
業務サーバ |
資源配付エージェント |
業務サーバ |
資源配付クライアント |
運用管理クライアント |
クライアント |
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