Systemwalker Centric Manager Interstage, Symfoware, ObjectDirectorとの共存ガイド - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第3章 Interstageの機能を他製品と共存して使用する | > 3.1 運用管理サーバと他製品サーバの場合 |
“Administrator”ユーザのユーザ名を変更している場合は、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“Administratorユーザ(ビルトインアカウント)についての注意事項【Windows版】”を参照してください。
ここでは、「ローカル→ローカル」のパターンとなるため、[いいえ]ボタン(再構築しない)をクリックします。
Interstageが動作するために必要なシステムパラメタの再設定をします。
Systemwalker Centric Managerは環境作成時に、ObjectDirectorの動作環境ファイルを自動で修正します。このため、システムパラメタのチューニングが必要です。
修正する内容は、configファイルの以下のパラメタで、各値が自動で加算されます。
[Solaris版 SE版の場合]
max_IIOP_resp_con 76 を加算 max_IIOP_init_con 52 を加算 max_processes 42 を加算 period_receive_timeout 48 を加算 max_exec_instance 512 を加算
[Solaris版 EE版の場合]
max_IIOP_resp_con 252 を加算 max_IIOP_init_con 52 を加算 max_processes 100 を加算 period_receive_timeout 48 を加算 max_exec_instance 512 を加算 max_IIOP_resp_requests 132 を加算
[Solaris版 GEE版の場合]
max_IIOP_resp_con 252 を加算 max_IIOP_init_con 52 を加算 max_processes 100 を加算 period_receive_timeout 48 を加算 max_exec_instance 512 を加算 max_IIOP_resp_requests 132 を加算
[Linux版 SE版の場合]
max_IIOP_resp_con 76 を加算 max_IIOP_init_con 52 を加算 max_processes 42 を加算 period_receive_timeout 48 を加算 max_exec_instance 512 を加算
[Linux版 EE版の場合]
max_IIOP_resp_con 252 を加算 max_IIOP_init_con 52 を加算 max_processes 100 を加算 period_receive_timeout 48 を加算 max_exec_instance 512 を加算 max_IIOP_resp_requests 132 を加算
[Linux版 GEE版の場合]
max_IIOP_resp_con 252 を加算 max_IIOP_init_con 52 を加算 max_processes 100 を加算 period_receive_timeout 48 を加算 max_exec_instance 512 を加算 max_IIOP_resp_requests 132 を加算
この修正後の動作環境ファイルの各設定値からシステムパラメタのチューニング値を計算して、Systemwalker Centric Managerが必要とするシステムパラメタの設定を行ってください。Systemwalker Centric Managerが使用するシステムパラメタの内容については、“Systemwalker Centric Manager導入手引書”の、運用管理サーバ/部門管理サーバ・業務サーバの各章の“システムパラメタのチューニング【Solaris版/Linux版】”を参照してください。また、他製品が使用するシステムパラメタについては該当するマニュアルを参照してください。
セマフォ識別子ごとの最大セマフォ数の注意事項
例外として、“セマフォ識別子ごとの最大セマフォ数”のシステムパラメタは、上記のSystemwalker Centric Managerが加算した“max_IIOP_resp_con”の値を、Interstageで見積もった値に加算した値を設定してください。
各OSの“セマフォ識別子ごとの最大セマフォ数”に該当するシステムパラメタは以下となります。
例) 以下の条件でInterstageの見積もり値が“512”の場合
製品:Systemwalker Centric Manager Enterprise Edition
OS:Solaris 10
process.max-sem-nsems = 252 (odconfig_EE max_IIOP_resp_conの値) + 512 (Interstageの見積もり値) = 764 |
/opt/systemwalker/bin/MpFwSetup -mix
ここでは、「ローカル→ローカル」のパターンとなるため、[2:環境を再構築しないで処理を続行する]を選択します。
上記環境作成によって、ObjectDirectorのconfigファイルのパラメタ値が加算または上書き設定されます。したがって、他製品が設定しているパラメタ値と異なる場合は他製品に影響するため注意が必要です。
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