Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第1章 対象製品と条件 | > 1.4 バージョンアップ時の注意事項 |
バージョンアップ作業を開始する前に、以下の確認および作業を実施してください。
バージョンアップ作業中のトラブルに備え、旧バージョンの運用環境をバックアップしておくことをおすすめします。バックアップは、旧バージョンのマニュアルに従って行ってください。
インベントリ管理で他社のデータベースを使用している場合は、使用しているデータベースのバックアップ手順に従って、バックアップを行ってください。
管理対象となるノード数の変更、使用する機能の変更により、必要な領域の大きさが異なります。データベースを作成する前にバージョンアップ後の運用環境にあわせて、データベース領域を再度見積もってください。
データベース領域の見積もり方法の詳細は、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。
データベース領域の見積もりについての注意事項
【Windows版】
【Solaris版】
また、上記に該当しない場合でも、Systemwalker Centric Manager V13.3.0では、フレームワークのデータベース領域の見積もりが変更されており、簡易設定を使用し、かつ同一のモデルの場合でも必要サイズは増加しているため、注意が必要です。また、直接設定の場合は見積もり式も変更されているため、必ず再見積もりを実施してください。
ただし、直接設定でバージョンアップする場合には、リポジトリ領域の見積もり値をバージョンアップ前より10MB以上大きくしてください。
UXP/DS 集中監視マネージャ/CL機能、Sファミリ 集中監視マネージャ/CL機能を使用した状態で、SystemWalker/CentricMGR 5.0をアップグレードする場合、事前にUXP/DS 集中監視マネージャ/CL機能およびSファミリ 集中監視マネージャ/CL機能をアンインストールしてください。
資源配付の管理領域を大量に使用している環境で、バージョンアップ時に、退避用スペースが確保できない場合についての対処方法を説明します。
バージョンアップ時に以下の操作を行い、退避スペースを節約します。
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpdrmssv\etc\drms.dat |
DRMS編集ファイルで、“drmspath”で設定しているディレクトリ名を変更(例:mng→mng2)し、変更した名前のディレクトリを作成します。
DRMS編集ファイルで、“drmspath”が示しているディレクトリ(例:mng)をメディアなどに移動します。
名前を変更したディレクトリ名を元に戻します。
(例:mng2→mng)
移動したディレクトリを元のディレクトリにコピーします。コピー先にディレクトリが存在する場合は、削除してからコピーしてください。
“drmspath”の指定を変更する場合の注意事項
監査ログファイルは、バックアップ/リストアの対象となりません。バージョンアップを行う前に、監査ログファイルをバックアップしてください。
Systemwalker Centric Manager V13.2.0以前で収集した監査ログファイルは改ざん確認機能の対象ではありません。そのため、不正なログとして扱われます。
OSのアップグレードと同時にSystemwalker Centric Managerをアップグレードする場合も、通常のバックアップ手順と同じです。
OSのアップグレードがサポートされている場合のOSのアップグレードの組み合わせについては、Microsoft社のホームページを参照してください。
OSによって導入できるインストール種別やエディションが違います。詳細は、“Systemwalker Centric Manager 解説書”を参照してください。
Windows NT(R) にSystemwalker製品が導入されている環境において、OSをWindows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE/Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systemsにアップグレードインストールを行った場合、Systemwalker製品にて使用しているローカルアカウントが削除され、Systemwalker製品の起動に失敗することがあります。
アップグレードインストール後、Systemwalker製品で使用しているアカウントが登録されているか確認を実施し、アカウントの登録が行われていない場合には、アカウントを登録後、Systemwalker製品を起動してください。
Systemwalker Centric Managerがインストールされている環境において、OSをWindows Vistaへアップグレードすることはできません。
OSをWindows VistaへアップグレードせずにSystemwalker Centric Managerをバージョンアップし、バックアップを実施後、Windows Vista環境へリストアしてください。
リストアの手順については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“リストア”を参照してください。
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