Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2章 ファイルの形式> 2.3 定義情報

2.3.39 イベントログ監視設定ファイル

■ファイル名

opaevt

■使用用途

本定義を行うことで、以下が可能となります。

これは、Systemwalkerインストールディレクトリ配下のファイルやフォルダへのアクセスに対して監査を設定している場合、セキュリティイベントログに大量にイベントが出力されるためSystemwalkerの負荷が高くなることを防ぐことができます。

また、イベントログの監視が必要でない場合に、すべてのイベントログの監視を行わないようにすることも可能です。

本ファイルを定義後、Systemwalkerを再起動することで設定を反映することができます。

なお、本定義によりイベントログの監視状態を変更したときは、すべてのイベントログについて次回Systemwalker起動時よりイベントの監視を行います。

■格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpopagt\etc\opaevt

ただし、運用管理サーバでクラスタ運用されている場合は以下になります。

共有ディスク上のSystemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpopagt\etc\opaevt

■ファイル形式

ラベル 値

■パラメタ

MPOP_EVTLOG_SEC:
セキュリティイベントログの監視を行うかどうかを定義します。

以下の値が定義できます。

ON:
セキュリティイベントログを監視対象とします。
OFF:
セキュリティイベントログを監視対象からはずします。
MPOP_ENABLE_EVTLOG:
イベントログの監視を行うかどうかを定義します。

以下の値が定義できます。

ON:
イベントログを監視対象とします。
OFF:
イベントログを監視対象からはずします。

■注意事項

■使用例1

下記の定義を行うとセキュリティイベントログの監視は行いません。

MPOP_EVTLOG_SEC OFF

■使用例2

MPOP_EVTLOG_SECの定義に誤りがある場合、イベントログに下記のメッセージを出力します。この場合、セキュリティイベントログの監視を行います。

MPOP_EVTLOG_SEC

出力メッセージ(アプリケーションイベントログ)

ソース名:
MpOpagt
種別:
情報
ID:
179説明:

イベントログ監視設定ファイル(FFF)のパラメタ(MPOP_EVTLOG_SEC)の設定に誤りがあります。

補足:
FFFにはイベントログ監視設定ファイルのフルパス名が入ります。

■使用例3

下記の定義を行うとすべてのイベントログの監視は行いません。

MPOP_ENABLE_EVTLOG OFF

■使用例4

MPOP_ENABLE_EVTLOGの定義に誤りがある場合、イベントログに下記のメッセージを出力します。この場合、イベントログの監視を行います。

MPOP_ENABLE_EVTLOG

出力メッセージ(アプリケーションイベントログ)

ソース名:
MpOpagt
種別:
情報
ID:
179
説明:
イベントログ監視設定ファイル(FFF)のパラメタ(MPOP_ENABLE_EVTLOG)の設定に誤りがあります。
補足:
FFFにはイベントログ監視設定ファイルのフルパス名が入ります。

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