Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2章 ファイルの形式> 2.3 定義情報

2.3.18 資源配付のノード変数設定ファイル

■ファイル名

wsagent.ini

クライアントについては、ノード変数名“InventoryUpdateSchedule”は、schedule.iniファイルです。

■使用用途

資源配付標準のノード変数には、インストール時に自動的に設定されるものと、利用者が設定するものがあります。ノード変数設定ファイルを“表:ノード変数設定ファイル”に示します。

ノード変数の編集方法

ノード変数は、すべてノード変数設定ファイル内に格納されています。インストール後にノード変数の値を変更する場合、またはノード変数を追加する場合は、ノード変数設定ファイルを、テキストエディタで直接編集します。

■格納場所

Windows
(開発システム)

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\etc\wsagent.ini

Windows
(クライアント)

DRMS管理ファイルディレクトリ\pkg\wsagent.ini(注)

(注)
ノード変数名“InventoryUpdateSchedule”は、DRMS管理ファイルディレクトリ\schedule\schedule.ini"です。

■ファイル形式

[表:ノード変数設定ファイル]

ノード変数名

概 要

設定方法

値の変更

%[AgentType]

動作OS種別
WINDOWS AND NOSPLIT ANDウィンドウズのタイプと設定します。
ウィンドウズのタイプには、WIN95、WINNTのどちらかが自動的に設定されます。

インストール時自動

不可

%[BootDir]

適用システムのブートディレクトリ。

インストール時自動

不可

%[Extended
InventoryFiles]

インベントリ情報の一環として収集するファイル名を指定します。ここで収集した情報はテキスト情報として表示されます。
[初期値]
なし

インストール時、"$"を自動設定します。この場合、ファイル情報は収集されません。

ファイル情報を収集するときは、収集対象のファイルをフルパス指定で設定してください。なお、以下のファイルについては、ファイル名だけの設定で収集可能です。
・autoexec.bat
・config.sys
・win.ini
・system.ini

%[Inventory
Update
Allowance]

インベントリ情報を通知する時刻の許容範囲を指定します。指定方法は、分単位で1〜180を指定します。
インベントリ情報は、
%[InventoryUpdateSchedule]で指定した時刻に収集を始め、収集が完了した時刻から
%[InventoryUpdateAllowance]で指定した範囲の間に、部門管理サーバへインベントリ情報を通知します。複数のクライアントで同時刻にインベントリ情報を収集するとき、サーバおよびネットワークの負荷を分散させるために使用します。値に1を指定した場合は、インベントリ情報の収集が完了した時刻に、インベントリ情報を部門管理サーバへ通知します。
この変数は、クライアントだけで有効です。

[省略値]
30

インストール時、省略値を自動設定。

%[Inventory
UpdateDisk]

クライアントから部門管理サーバへのインベントリ情報の通信トラフィックを減らすために、インベントリ情報のハード情報内の“各ドライブの空き容量"の変化率(前回収集時と今回収集時のドライブ空き容量の変化量の、ドライブの総容量に対する割合)を指定する。
インベントリ情報のハード情報の収集時、ここで指定された変化率以上にドライブ空き容量が変化したドライブが存在した場合だけ、部門管理サーバへハード情報を通知します。
指定方法は%単位で0〜100を指定します。0を指定した場合は、空き容量に1バイトも変化があればハード情報を部門管理サーバへ通知します。
[省略値]
1

インストール時、省略。

%[Inventory
UpdateSchedule]

インベントリ情報を収集するスケジュール情報を指定します。指定方法はサーバのスケジュール情報ファイルの設定と同様です。
[初期値]
なし

インストール時、省略。利用者が設定します。
本情報を設定することにより、インベントリ情報収集が可能。

%[NodeDir]

適用システムの代表的ディレクトリ。
[初期値]
適用システムのブートディレクトリと同じ。

インストール時、初期値を自動設定。

%[UserName1]〜
%[UserName10]

インベントリ情報として収集するユーザ情報の名前。1〜10は%[UserValue]の1〜10にそれぞれ対応します。

利用者が設定。

%[UserValue1]〜
%[UserValue10]

インベントリ情報として収集するユーザ情報の値。1〜10は%[UserName]の1〜10にそれぞれ対応します。

利用者が設定。

%[WinDir]

適用システムのWindowsディレクトリ。

インストール時、自動。

不可

%[WinSysDir]

適用システムのWindowsのSYSTEMディレクトリ。

インストール時、自動。

不可

%[WinSysDir32]

適用システムが、Windows(R) 2000の場合はWindowsのSYSTEM32ディレクトリを設定します。

インストール時、自動。

不可

■注意事項

【UNIX版】


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