Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2章 ファイルの形式> 2.3 定義情報

2.3.13 Systemwalkerコンソールの画面設定のカスタマイズファイル

■ファイル名

MpBcmClConfig.ini

■使用用途

Systemwalkerコンソールの画面設定をカスタマイズできる定義ファイルです。

■格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpbcmgui\etc

■ファイル形式

[MEMORY]
HEAPSIZEMAX=Javaのヒープサイズの最大値

[MEMORY]:
本セクションは、Systemwalkerコンソールで使用するJavaのメモリに関する設定を指定します。

本セクション内に以下の設定値を記述してください。

HEAPSIZEMAX:
Systemwalkerコンソールで使用する“Javaのヒープサイズの最大値”を意味します(単位はMB)。指定範囲は、128〜1024です。

キー名自体がない場合、値を省略した場合、および上記の範囲外の場合、128MBで動作します。

HEAPSIZEMAX の推奨値

MpBcmSvrConfig.ini の STARTTRBLISTMAX の値と HEAPSIZEMAX の推奨値との関係は以下のとおりです。

STARTTRBLISTMAX の値

HEAPSIZEMAX の推奨値

1000 〜 2000

128 以上

2000 〜 3000

192 以上

3000 〜 5000

256 以上

■参照

運用管理サーバで、Systemwalkerコンソールの監視イベント一覧に表示するイベント数をカスタマイズしていた場合は、Javaのヒープサイズの最大値を適切な値に設定する必要があります。

詳細は、“Systemwalkerコンソールサービスの定義ファイル”を参照してください。

■注意事項

■使用例

Javaのヒープサイズの最大値を256MB として設定した例を示します。

[MEMORY]
HEAPSIZEMAX =256

Systemwalkerコンソールで使用するJavaのヒープサイズの最大値をを256MBにするためには、HEAPSIZEMAX を256に設定します。

本パラメタは、Systemwalkerコンソールの動作に大きく影響します。MpBcmSvrConfig.ini にて監視イベント一覧に表示できる監視イベントの最大件数がカスタマイズされている場合には、“HEAPSIZEMAX の推奨値”を参照し、適切な値を設定してください。


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