Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2章 ファイルの形式> 2.3 定義情報

2.3.12 Systemwalkerコンソールサービスの定義ファイル

■ファイル名

MpBcmSvrConfig.ini

■使用用途

Systemwalkerコンソールサービスをカスタマイズするための定義ファイルです。

■格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpbcmgui\server\etc\usr(注)

Solaris
Linux

/etc/opt/FJSVfwgui/usr/ MpBcmSvrConfig.ini(注)

注)運用管理サーバだけ

■ファイル形式

[AlarmEventList]
STARTTRBLIST=監視イベント一覧に初期表示するイベント数
STARTTRBLISTMAX=監視イベント一覧に表示するイベント最大件数
SWTEMPLATE=監視イベント一覧の[対処]欄へのSystemwalkerテンプレートの表示設定

[AlarmEventList]:
本セクションはSystemwalkerコンソールの監視イベント一覧に表示するイベント数の設定を指定します。

本セクション内に以下の設定値を記述してください。

STARTTRBLIST:
Systemwalkerコンソール起動時の監視イベント一覧に初期表示するイベント数、および表示ツリーの切り替え後に初期表示する監視イベントの最大件数です。指定可能な値は、100から5000です。

STARTTRBLISTMAXの値以下の値を指定してください。

キー名自体がない場合、値を省略した場合、および上記の範囲外の場合、初期値である100で動作します。

STARTTRBLISTMAX:
Systemwalkerコンソールの監視イベント一覧に表示できる監視イベントの最大件数です。指定可能な値は、1000から5000です。

STARTTRBLISTの値以上の値を指定してください。

キー名自体がない場合、値を省略した場合、および上記の範囲外の場合、初期値である1000で動作します。

[イベント]-[未対処イベントの最大件数読み込み]メニューにより読み込まれるイベント件数は、本項目で設定した値となります。

SWTEMPLATE:
監視イベント一覧の[対処]欄へSystemwalkerテンプレートの情報を表示する指定をします。指定可能な値は、“ON”と“OFF”です。

ON: 監視イベント一覧の[対処]欄へSystemwalkerテンプレートの情報を表示する。

OFF: 監視イベント一覧の[対処]欄へSystemwalkerテンプレートの情報を表示しない。

キー名自体がない、または値を省略した場合、監視イベント一覧の[対処]欄にSystemwalkerテンプレートの情報は表示されません。

■参照

セクション[AlarmEventList]の項目「STARTTRBLIST」、または「STARTTRBLISTMAX」を2000以上の値に設定する場合には、Javaヒープサイズの拡張設定を行う必要があります。

詳細は、“Systemwalkerコンソールの画面設定のカスタマイズファイル”を参照してください。

■注意事項

■使用例

初回表示最大件数を1000、表示最大件数を2000として設定した例を示します。

[AlarmEventList]
STARTTRBLIST=1000
STARTTRBLISTMAX=2000

Systemwalkerコンソールの起動時に監視イベント一覧に初期表示するイベント数を1000件にするためには、STARTTRBLISTに1000を定義します。

本パラメタは監視画面起動、および監視ツリー切り替え時の表示性能に大きく影響します。運用に合わせて設定してください。

監視イベント一覧に表示できる監視イベントの最大件数を2000件にするためにSTARTTRBLISTMAXに2000を定義します。


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