Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2章 ファイルの形式> 2.3 定義情報

2.3.7 セッション管理ファイル

■ファイル名

sysmode.ini

■使用用途

[Systemwalker Web コンソール](モバイル版)を利用するため、必須のファイルです。以下の項目について、設定変更を行うことができます。

[ログイン]画面のパスワード表示を切り替える。
アスタリスク表示、または、非アスタリスク表示を選択することができます。
対処・保留の許可
通知されたイベントに対する、対処・保留の処置が実行できるかどうかを指定することができます。
リモートコマンドを許可
リモートコマンドの使用を可能とするかどうかを指定することができます。
リモートコマンドの実行確認ページの有無
リモートコマンドを実行した場合、その実行確認メッセージを表示するかどうかを指定することができます。
自動ログアウト時間の設定
ログインして何分後に自動ログアウトするかを指定できます。これにより、セキュリティを高めることができます。

■格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker\mppcgui\Web\sys_conf

Solaris
Linux

/opt/systemwalker/inet/web/sys_conf

■ファイル形式

以下の各項目について明記します。

HIDDEN_LOGIN_PASSWORD=1|0
  PERMIT_EVTCOPE=1|0
  PERMIT_REMOTE_COMMAND=1|0
  PERMIT_REMOTE_COMM_CHK=1|0
  PERMIT_TIMEOUT=0から1440

■パラメタ

HIDDEN_LOGIN_PASSWORD:
[ログイン]画面のパスワード表示を切り替えます。
1:
パスワードを表示する

ユーザ名がアスタリスク表示される

0:
パスワードを表示せず、アスタリスク表示する
PERMIT_EVTCOPE:
通知されたイベントに対する、対処・保留の処置が実行できるかどうかを指定することができます。
1:
対処・保留を許可する
0:
対処・保留を許可しない
PERMIT_REMOTE_COMMAND:
リモートコマンドの実行ができるかどうかを指定することができます。
1:
リモートコマンドの実行を許可する
0:
リモートコマンドの実行を許可しない
PERMIT_REMOTE_COMM_CHK:
リモートコマンドの実行確認ができるかどうかを指定することができます。
1:
リモートコマンドの実行確認を行う
0:
リモートコマンドの実行確認を行わない
PERMIT_TIMEOUT:
ログインして何分後に自動ログアウトするかを指定することができます。
0:
自動ログアウト機能を無効にする
1〜1440:
自動ログアウトまでの時間を指定する(単位は分)

■注意事項

■使用例

ファイルの例を記載します。

#0:Do not display password
#1:Display password
HIDDEN_LOGIN_PASSWORD=0

#0:Do not permit fixing and deferring
#1:Permit fixing and deferring
PERMIT_EVTCOPE=1

#0:Do not permit remote command execution
#1:Permit remote command execution
PERMIT_REMOTE_COMMAND=0

#0:Do not confirm remote command execution
#1:Confirm remote command execution
PERMIT_REMOTE_COMM_CHK=1

#  Specify the idle timeout value (minute) for Automatic Logout.
#  Please specify 0 when you invalidate the function.
#  The values which can be specified are from 0 to 1440.
PERMIT_TIMEOUT=10

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