Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -

2.1.13 [アクション環境設定]出力ファイル

■ファイル名

P_MpAosf_actenv.ini

■使用用途

mppolcollect(ポリシー情報移出コマンド)で出力するファイルです。

本ファイルは、以下のサーバ種別で利用可能です。

サーバ種別	入力	出力
運用管理サーバ	×	○
部門管理サーバ	×	○
業務サーバ	×	○

■格納場所

Windows	任意
UNIX	任意

■ファイル形式

• 定義VLについて

  各項目について定義可能(有効)なバージョンレベルについて記載します。現在、[アクション環境設定]は以下のバージョンレベル(A〜D)に分けられ、設定可能な項目が異なります。

  【Windows版】

  バージョンレベルA：

  V5.0L10 〜 V10.0L10

  バージョンレベルB：

  V10.0L20 〜 V10.0L21

  バージョンレベルC：

  V11.0L10 〜 V13.2.0

  バージョンレベルD：

  V13.3.0 以降

  【UNIX版】

  バージョンレベルA：

  5.0 〜 10.0 (Linux版の場合、V5.0L20 〜 V10.0L10)

  バージョンレベルB：

  10.1 (Linux版の場合、V10.0L20)

  バージョンレベルC：

  11.0 (Linux版の場合、V11.0L10) 〜 V13.2.0

  バージョンレベルD：

  V13.3.0 以降

• クライアント定義について

  メール(MS-MAIL)/ショートメール/COMポート セクションの"Client"キーはクライアントの「アクション実行(音声通知)」だけをインストールした場合に使用されます。

  • メール

    セクション名	キー名	内容	設定値	定義VL
    				A	B	C	D
    EMAIL	SmtpServer	SMTPサーバ名	指定サーバ名	○	○	○	○
    	FromAddress	From アドレス	アドレス名	○	○	○	○
    	MailSizeChk	送信ファイルの最大サイズを指定する	0:しない 1:する	×	×	×	○
    	MailMaxSize	送信ファイルの最大サイズ	1〜10000(KB)	×	×	×	○
    	ExecTimeout	実行コマンドの動作完了までの待ち時間	1〜3600(秒)	×	×	×	○
    	Pop	POP認証の有無	0: 認証なし 1: 認証あり	×	○	○	○
    	PopAuthServer	POP3サーバ名	指定サーバ名	×	○	○	○
    	Account	アカウント名	指定アカウント名	×	○	○	○
    MS-MAIL	MailBox	メールボックス名	指定メールボックス名	○	○	○	○
    	Profile	プロファイル名	指定プロファイル名	○	○	○	○
    	Client	クライアント定義を有効にする	0: 有効にしない 1: 有効にする	○	○	○	○

    備考.

    EMAIL/MS-MAILのパスワードは出力しません。

  • ショートメール

    セクション名	キー名	内容	設定値	定義VL
    				A	B	C	D
    PAGER_VENDERnn (注)	Vender	ショートメールの種類	指定会社名	○	○	○	○
    	DisplayName	ショートメール会社表示名	指定表示名	○	○	○	○
    	DialWait	メッセージ入力までの時間	0 〜 300(秒)	○	○	○	○
    	DropWait	切断までの時間	0 〜 300(秒)	○	○	○	○
    	LastCode	終了記号	指定記号	○	○	○	○
    	Client	クライアント定義を有効にする	0: 有効にしない 1: 有効にする	○	○	○	○

    注)

    末尾のnnは01〜20の可変となります。

  • COMポート

    セクション名	キー名	内容	設定値	定義VL
    				A	B	C	D
    PAGER_COMMON	ExtToOutLine	外線発信番号	0 〜 9,"#","*"	○	○	○	○
    	PortName	COMポート番号	COMポート名称	○	○	○	○
    	Atc	モデム初期化ATコマンド	指定コマンド	○	○	○	○
    	Pt	発信ダイアルタイプ	T:トーン P:パルス	○	○	○	○
    	Client	クライアント定義を有効にする	0: 有効にしない 1: 有効にする	○	○	○	○

  • アクション実行先

    セクション名	キー名	内容	設定値	定義VL
    				A	C	C	D
    EXEHOST	PagerHost	ショートメール実行ホスト名	指定ホスト名	○	○	○	○
    	MailHost	メール実行ホスト名	指定ホスト名	○	○	○	○
    	PopupHost	ポップアップメッセージ実行ホスト名	指定ホスト名	○	○	○	○
    	SoundHost	音声通知実行ホスト名	指定ホスト名	○	○	○	○
    	SameHost	すべてのアクションを同じホストで実行する。	0:しない 1:する	○	○	○	○

    備考.

    SameHostが1の場合、ショートメール実行ホスト名が有効になります。

  • 動作設定

    セクション名	キー名	内容	設定値	定義VL
    				A	B	C	D
    ACTION_HOLD	Hold	アクション抑止の有無	0:しない 1:する	×	○	○	○
    	Time	抑止間隔	1〜1440(分)	×	○	○	○
    ACTION_RETRY	Retry	アクションリトライの有無	0:しない 1:する	×	○	○	○
    	Count	リトライ回数	1〜999（回）	×	○	○	○
    	Time	リトライ間隔	1〜3600（秒）	×	○	○	○
    	Pager	ショートメールのリトライ	0:しない 1:する	×	○	○	○
    	Mail	メールのリトライ	0:しない 1:する	×	○	○	○
    	Popup	ポップアップのリトライ	0:しない 1:する	×	○	○	○
    	Audio	音声通知のリトライ	0:しない 1:する	×	○	○	○
    ACTION_SAVE	Save_Action	サービス終了時のアクション保存	0:しない 1:する	×	○	○	○
    	Exec_Action	サービス再起動時の保存アクション実行	0:しない 1:する	×	○	○	○

  • ログ

    セクション名	キー名	内容	設定値	定義VL
    				A	B	C	D
    EXELOG	Log	アクション実行履歴採取の有無	0:しない 1:する	×	×	○	○
    	Num	アクションの数	100〜10000	×	×	○	○

■参照

mppolcollect(ポリシー情報移出コマンド)

■注意事項

• EMAIL/MS-MAILのパスワードは出力しません。
• 本ファイルで扱うコード系はSJISだけです。